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温室効果ガスは二酸化炭素だけでなくメタンやその他のガスもあるといいます。そして、水蒸気も温室効果を持つと言うことなのですが、雲になれば、日光を反射して大気温を下げる効果があるようです。また、雨になれば、当然気温を下げる効果もあるでしょう。

温暖化の影響を受け、当然大気中の水蒸気の量は増加するはずです。
総合的に見て、水蒸気の増加が温暖化に与える影響はどの程度あるのでしょうか。つまり、正のフィードバック効果があり、どんどん温暖化が進むようになるのか、どうかと言うことです。

A 回答 (3件)

>多分、温室効果というのは、二酸化炭素などの場合は現実に実験をして、どの程度の効果があるか測定できるのですよね。

同様に、水蒸気も、ある一定条件の元と言う仮定をすれば、きちんとその効果の程度が測定できると思うのですが、それはやられているのでしょうか?

温室効果ガスと言うのは、どれだけ赤外線を吸収するかで分けられていたと思いました。
赤外線を吸収するということは熱を逃がしにくいと言う性質です。
水は赤外線を吸収しやすい性質が有ります。

一方、雲は白いので光を反射する事は確実です。

また、水が気化して雲になるとき、周囲の熱を奪って気温を下げます。
雲が雨になるときに気化するときに奪った熱を放射します。(この熱は宇宙空間に逃げていく)

しかし、水蒸気が与える影響に付いては良く分かってはいないようです。
原因として、雲の濃度によって変わるからだと思います。
たとえば、恐竜が絶滅したと言う説の一つに隕石の衝突と言うのが有ります。
この衝突により水が蒸発して地球全体に厚い雲をつくり、日光を遮断し、気温が下がったためだと言う説です。

一方、雲が無い夜も冷えます。
放射冷却と呼ばれるものです。

雲が有りすぎても無さ過ぎても冷えてしまう。
昼間にあるのと夜間にあるのでは効果が違う。
これでは正のフィードバックがかかるのか、負のフィードバックがかかるのかを簡単に定義する事は出来ません。

水蒸気は均一に散布してあるものではないためにシュミレーションが難しいと言う事だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

水、水蒸気、雲を構成する小さい水の塊 という要素があるわけですね。

水蒸気が雲を構成する小さな水滴になるとき、周囲の大気の温度を上げるのは分かるのですが、雨として降下するほどの大きさになるときも、周囲に熱を放射するのでしょうか。

>水蒸気は均一に散布してあるものではないためにシュミレーションが難しいと言う事だと思います。

分かります。確かに、シュミレーションが難しいのでしょうね。一定の条件を仮定してのシュミレーションはやられていないのでしょうか。

お礼日時:2007/02/16 20:40

正直なところ, 水蒸気量の変動と気候との関係はよくわかっていないみたい.


いみじくもご自身で書かれているように, 「水蒸気の増加による正のフィードバック」と「雲や雨による負のフィードバック」の両方が存在するので....
実際問題として現在の地球において最も温室効果が強いのは水蒸気なんですが, 「正負両方のフィードバック効果があってよくわからん」「はっきりいってこんなものコントロール不可能」という理由で「地球温暖化」という文脈では無視されることが多いです.
ちなみに
>南極の氷と違い北極の氷が全て溶けても、海面は全く上昇しません。何故なら、北極は海に浮いた氷山であるため、氷全てが溶けても水の量に変化はないからです。
に対して
「となっていますが、「南極」は南極大陸の上にのっている氷であり、これが溶ければ、確実に海面は上がります。北極は海に浮かんでいる氷ですが。」
と書かれていますが, 上の「氷全て」は文脈から「北極の氷全て」と読むのが妥当だと思います.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>「となっていますが、「南極」は南極大陸の上にのっている氷であり、これが溶ければ、確実に海面は上がります。北極は海に浮かんでいる氷ですが。」と書かれていますが, 上の「氷全て」は文脈から「北極の氷全て」と読むのが妥当だと思います.

はい、そうでした。自分が余りに斜め読みをしすぎた結果でした。

>実際問題として現在の地球において最も温室効果が強いのは水蒸気なんですが, 「正負両方のフィードバック効果があってよくわからん」「はっきりいってこんなものコントロール不可能」という理由で「地球温暖化」という文脈では無視されることが多いです.

多分、温室効果というのは、二酸化炭素などの場合は現実に実験をして、どの程度の効果があるか測定できるのですよね。同様に、水蒸気も、ある一定条件の元と言う仮定をすれば、きちんとその効果の程度が測定できると思うのですが、それはやられているのでしょうか?

お礼日時:2007/02/13 22:58

参考URLに水蒸気のことが書かれています。


水蒸気の場合、一部の温室効果ガスと違うのは、分解されずに大気中に溜まっていくことがないという点です。温度によって「水蒸気⇔水」という変換が絶えず行われているからです。

しかも水蒸気の量(蒸気圧)は温度で決まるので、際限なく水蒸気が増えていくことはありません。増えすぎると、結露に代表されるように、水に戻ってしまい、水蒸気の量は減ります。逆に乾燥しすぎると、水がどんどん蒸発して水蒸気の量が増えます。つまり全体として、その気温に見合った水蒸気量となるように自動的に調整されます。

もちろんこういうことが起こるのは平衡状態にある場合で、地球規模で見ると湿潤な地域もあるし乾燥地帯もあるわけですが、平均すると、「水蒸気⇔水」という変換によって、地球の平均気温に相当する水蒸気の量(水蒸気圧)に向かって負のフィードバックがかかるはずです。

参考URLにも書かれていますが、温室効果ガスが増えるから気温が上がっているのか、気温が上がったからガスが増えているのかという疑問もありますね。

参考URL:http://psychology.jugem.cc/?eid=57

この回答への補足

ありがとうございます。
でも、全く納得いきません。

宮崎県で発生した鳥インフルエンザと同じで、理由付けが納得がいきません。宮崎の場合は、渡り鳥は、最終目的地にいっぺんに移動するわけではないから、その途中の経路での感染があるべきなのに、今回それがないように見えること。また、防鳥ネットなどがあるで、渡り鳥が直接鶏舎に入ったはずがないので、渡り鳥などの糞を食べたハエが鶏舎に入り、それを食べて感染したという説明がされているが、それなら、なおのこと、渡り鳥の出発地や中継地での鳥インフルエンザの蔓延があるべきなのに、それもない。

どうように、
>「水蒸気⇔水」という変換によって、地球の平均気温に相当する水蒸気の量(水蒸気圧)に向かって負のフィードバックがかかるはずです。

と言う部分も、おかしいのではありませんか。
水蒸気量が増加すれば、温暖化が進むのですよね。それなら、より海面など温度が上がり、蒸発する量は多くなる。だから、正のフィードバックがかかるしかないと思います。
負になる可能性があるのは、雲や雨が大気温を下げる効果があり、その程度が、水蒸気そのものの温室効果の程度よりも高い場合ではないでしょうか。
ご紹介いただいたページざっと読ましていただきましたが、これも納得いかないことばかりでした。

例えば、
>南極の氷と違い北極の氷が全て溶けても、海面は全く上昇しません。何故なら、北極は海に浮いた氷山であるため、氷全てが溶けても水の量に変化はないからです。

となっていますが、「南極」は南極大陸の上にのっている氷であり、これが溶ければ、確実に海面は上がります。北極は海に浮かんでいる氷ですが。

補足日時:2007/02/12 19:03
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