プロが教えるわが家の防犯対策術!

受験を控えた(来年です!)子供がおります。理科の植物の分野での質問です。私は、単子葉植物=胚乳に栄養をためて発芽、双子葉植物=子葉に栄養をためて発芽、と子供に教えていました。
しかし、分類表を見ると、双子葉植物にも有胚乳種子というものがあるようで、双子葉植物でも子葉ではなく胚乳に栄養をためて発芽する種類があるみたいです。したがって、私の考え方は間違っているようです。では、正しい考え方はどうなのでしょうか。単子葉植物と双子葉植物の分類は、単に子葉が1枚か、複数かだけで、胚乳の有無はまったく関係ないのでしょうか。そうだとすると、植物の分類で子葉の枚数がそんなに大事な理由も合わせて教えてもらえれば嬉しいです。

A 回答 (1件)

種子の進化は,有胚乳種子から無胚乳種子が生まれたと考えられています。

単子葉類はほとんどが有胚乳種子です。ラン科のように子葉も胚乳も発達しない無胚乳種子もありますが受験には必要ないでしょう。双子葉類も有胚乳種子が基本ですが,それらの中にマメ科・ブナ科・アブラナ科・ウリ科等の子葉に栄養を蓄える無胚乳種子が登場しました。キク科も入れておきましょう。ヒマワリの種は子葉を食べています。

単子葉類・双子葉類は分類上の区分ですが,植物の体の作り(ボディプラン)がかなり異なります。中学でしたら下記URL程度でよいのではと思います。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/sho_bunrui2.html
    • good
    • 7
この回答へのお礼

大変わかりやすい説明です。ご紹介頂いたWEBも図や表もがわかりやすく、さっそく印刷して子供の資料にしました。実は、植物の分類は、自分が中学生の時も今ひとつよくわからずにモヤモヤしていましたが、有胚乳種子と無胚乳種子については、すっきりしました。今回の質問以外の部分でもわからないところがあるのですが、この質問に関しては、大変ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/16 00:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!