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手形について教えてください。よろしくお願いいたします。

手形や小切手は自分(受取人)の取引銀行に取り立てを依頼することができると本で読みました。 そこで3点質問させてください。


【質問1】
取立銀行になることで銀行は得をするのでしょうか?


手形の割引があるかもしれないとはいえ、不渡りを起こすかもしれない小切手をどんどん持ち込まれたら困ると思ったのですが…



【質問2】
振出人が手形帳や小切手帳を購入した銀行と取立銀行が違っても良いのはなぜですか?



手形帳や小切手帳を発行した銀行は振出人の審査を行っていますが、取立を依頼された受取人の銀行は振出人について何の審査もしていないはずなので、取立を依頼されても回収出来るか分からないと思うのですが…



【質問3】取立銀行の取立てのための経費はどこから出てくるのでしょうか?


手形帳や小切手帳を発行した銀行は発行した時点で手数料をとる事が出来ると思うのですが、取立銀行は手数料を徴収する機会がないと思ったのですが…

A 回答 (2件)

【質問1】


取り立てて現金をすぐ払ってしまうわけではありませんから、自行の預金残高が増えます。
銀行にとって、「預金残高」は経営規模を図る最大のバロメータです。

【質問2】
一定の地域ごとに、銀行や信金が参加して「手形交換所」を作っていますから、問題ではありません。
不渡りになれば、取り立てた銀行はその手形等を持ち込んだ人に返却するだけです。
この場合でも手数料収入はありますから、取り立て銀行が損をすることはあり得ません。

【質問3】
「代金取立手数料」として、手形等を持ち込んだ人から徴収します。
http://www.mizuhobank.co.jp/fee/sonota.html#daikin
振り出した支店に持ち込めば、取立料をサービスしてくれる銀行もあります。
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この回答へのお礼

ご返信ありがとうございます。

なるほどです。手形交換所なんていうのがあるんですね。
銀行がとくにかく損をしないように上手く出来ているものなんですね!

とても勉強になりました。
疑問に思っていたことがすっきりしました。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/19 09:59

下の方と回答がダブりますが


〔質問1〕
基本的に取引をしている企業さんから取り立てを依頼されるわけです。取り立てたお金は普通預金や当座預金に入れられます。将来の自分ところの貯金になるわけです。また手形の代金取立て手数料を一枚につき何円か(手形交換所の場所によって違う場合が多いです)とられます。
自分の取引企業の取引先を知る機会にもなるわけです。
怪しげな手形がくれば「ここは危ないな・・・」とかを察することもできます。

〔質問2〕
ひとつ大前提があります。取引企業が取引銀行に手形の代金取立てをしてもらう際に、必ず裏書をさせられます。つまり手形を交換所にもっていって振り出し先が不渡りを出しても、取引企業さん本人が最終的には支払いをすることになるので銀行はなんにも困ることはないのです。
回収しに行ったけど向こうの支払いはなかったよ、というだけなのです。

〔質問3〕
代金取立手形帳というのがあります。取引銀行さんが発行してくれる通帳なのですが、これに預けた手形の振出人やら手形番号やら種類、振出銀行などが書かれていて、いつ預かりましたよ、と判子が押してあります。預けに行ったときに手形の交換所の場所に応じて手数料を取られます。ただだったらしいんですけどね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お礼が遅れてしまってごめんなさい。

特に質問1についてですが、銀行にとって現金を預金してもらうという事はとても重要なものなんですね…

手形の仕組みもよく分かりました! ありがとうございました!

お礼日時:2007/02/19 09:57

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