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スピーカーのスペックを示すものの一つとして「音圧」というものがあります。ネット等でも検索してみましたが、定義については分かるもののそれが具体的にどういう事なのかが、いまいちピンと来ません。サイトによってはスピーカーの能率を示す値とも書いてあります。

それらから自分の解釈としては、「一定の強さの信号をスピーカーに入力した時に、スペックとしての音圧の数値が高いスピーカーの方がより大きな音が出る」ということかなと考えているのですが、この解釈はあっているでしょうか。

A 回答 (3件)

> スピーカーのスペックを示すものの一つとして「音圧」というものがあります。

ネット等でも検索してみましたが、定義については分かるもののそれが具体的にどういう事なのかが、いまいちピンと来ません。

ひょっとしてそれは「音圧」ではないのでは?用語の定義は厳密に行う必要がありますよ。

音圧(Sound Pressure、単位Pa)と音圧レベル(Sound Pressure Level、単位dB)は違うものです。オーディオのスペックとしては「音圧」など扱われることはほとんどありません。普通は「音圧レベル」の方を扱います。

http://www.nmij.jp/acs-vbr/keyword_acoustics.html
http://en.wikipedia.org/wiki/Sound_pressure_level

一方、スピーカーの能率を表す指標として「出力音圧レベル」というものがあります。
http://www.goodtheater.jp/jiten_shutsuryokuonats …

上記には「/1W」とありますが、近年「2.83V」を基準にするのが現代的です。手前味噌ながら、ちょっとだけ難しい話:
http://okwave.jp/qa2263394.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>オーディオのスペックとしては「音圧」など扱われることはほとんどありません。普通は「音圧レベル」の方を扱います。
そうですね。調べ直してみたところ、確かに仕様表には「音圧レベル」と表記されていました。ご指摘ありがとうございました。1Wで1Mうんぬんといった説明はウェブ上でも見かけるのですが、スピーカーという商品を比較する上でそれがどのような意味を持つのかはどこにもないんですよね。商品ラインナップと仕様をみれば最大許容入力の大きい物の方が高級であることは一目で分かるのですが、音圧レベルはメーカーによってバラバラなんですよね。例えば同じ価格帯の物なら最大入力はどのメーカーでもほぼ同じなのに音圧レベルは2から4デシベルも差があったりします。そうすると比較するこちらはなんだか分からなくなってくる次第でして(もちろん音の好みは別として)。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/03/01 08:27

自称オーディオマニアです。



ご存じの通り、スピーカーは音声を出す物ですから音質は当然ですが、部屋との調和も考慮しながらスピーカー自体の性能にも注目しなければなりません。

スピーカーのカタログには、
[ インピーダンス ] Ω=4、6、8Ωが一般的ですが、8Ωが基本
[ 能率(出力音圧)] dB=そのスピーカーの持っている能力で、数字の大きい方が高能率
[ 最大許容入力 ] W=そのスピーカーのアンプの出力からの限界を示しています
[ 許容入力(連続許容入力)] W=連続してかろうじて音を出し続けられる限界

ここで注目するところは、質問者がお知りになりたい[ 能率 ] です。
能率によって許容入力値とアンプの適正の判断の1つができます。
1995年以降のスピーカーは一般に能率の低いものが発売されました。
原因はバブルがはじけて高価(高能率は高価格になります)な物を避けて、安価で見てくれの良いものとかブックシェルフ型のスピーカーを造り、そのスピーカーに十分な働きをさせる為に高出力のアンプを販売する・・・
高出力アンプが沢山市場に出てくれば、より安くできる低能率スピーカーを造る・・・
その「悪のスパイラル」の結果が、現在の低能率スピーカーに高出力を誇るアンプの氾濫です。
蛇足ですが、高出力を発揮するには高電圧・温熱・発生雑音対策が出力W数の自乗倍必要になり、無駄な回路が増えて「更に・更に」のこれも悪循環です。
繊細なアコースティックの音やオーケストラの中の小さな音は低能率スピーカーでは出ませんから「あの音は無かった事にして!」てな事が100万円を越す最新低能率スピーカーに結構あります。

[ 能率 ]が3dB違うと音量が2倍違います。能率90dBのスピーカーは93dBのスピーカーに比べて、同じワット数を入れても半分の音しか出ません。
と云う事は、同じワット数を入れると93dBのスピーカーは90dBのスピーカーの2倍の音量が出ます。
即ち、能率が仮に6dB違うと4倍(2×2)違い、9dB違うと8倍(2×2×2)の音量差となります。能率105dBの『アルティックA5』と90dBの最新のB&Wの800Dとを比べたら、
差は15dBですから、32倍(2×2×2×2×2)となります。
B&Wでは100W必要な音量もA5ですとわずか3Wもあれば数字上では十分鳴ってくれる事になります。

ですからスピーカー選びは、『 音質の好き嫌い 』、『 デザイン 』、『 能率 』 に注目して選んで下さい。
但し、一部のメーカーでは「見栄を張って?」、カタログで2~7dB高く表示している飛んでもないメーカーもありますから、お気をつけて!
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この回答へのお礼

丁寧にお答え頂きありがとうございます。

>[ 能率 ]が3dB違うと音量が2倍違います。能率90dBのスピーカーは93dBのスピーカーに比べて、同じワット数を入れても半分の音しか出ません。と云う事は、同じワット数を入れると93dBのスピーカーは90dBのスピーカーの2倍の音量が出ます。

そうです。このようなことが知りたかったんです。こういう説明って本当にどこを探してもないんですよね。「1Wで1M」の定義の説明ばかりなんです。実をいいますと、今回の疑問のきっかけはカーオーディオのことであり、スピーカー自体も既に装着済みなんです(トレードインタイプ)。通常、車の場合は前後にスピーカーがありますが、多くの方は前部のスピーカーを重要視するみたいなのです。そこで私も前のスピーカーは少しお金をかけ、後ろは安いタイプにしようと思ったのですが、ご回答のようにもし音圧レベルによって前後で音量に差があるとしたら調整しなければならないのでは?と考えたのです。

やはり考えていたとおりのようなのでフェーダーで前後のバランス調整をしようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/01 08:49

 質問者の解釈はあってます。


 またそれをdb(デシベル)という数値で表現します。
 カタログの中の出力音圧レベルと云う所に記載されています。
 普通はスピーカから1m離れた位置で1Wの信号をスピーカに入れた時、どれぐらいの音圧が出ているかという表示が記載されています。
 当然大きな数値の方がでかい音が出る。
 トランペットスピーカで110db。
 能率の悪いのになると80dbとか。(この音圧差は1000倍?)

 通常、大きなスピーカかホーン状の形式の方が大きな音が出ます。
 でかいホール用のスピーカの方が家庭用の小さなスピーカより、同じ大きさの信号を入れても大きな音が出ます。
 学校の運動場等に付けられているトランペットスピーカに昔のカセット式のウオークマンをそのまま繋ぐと、やかましいぐらいなります。
 ただ、音質は別ですが。
 今のICメモリーのウオークマンではやってませんが、案外でかいステレオ用のスピーカがそのまま鳴ったりして。
 ちょっと興味あるので、やってみようかな?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。皆さんの回答のおかげですっきりしました。
トランペットスピーカーは110デシベルですか。すごいんですね。屋外にある、街の防災放送とかに使ったりしているタイプの物をいうのでしょうか。

皆さんに回答していきますと書くことが無くなってきまして・・・
短文で申し訳ありません。ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/01 09:07

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