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発音の本を見ると、英語はとにかく母音が多いということがかかれてあります。確かにその通りですが、二重母音や r-colored 母音もカウントするのがよくわかりません。たとえば、ai は a と i が合わさったものなので、数える必要はないのではと思います。本には二重母音は一拍だから、と説明してありますが、本当に別個にカウントする必要があるのでしょうか?

A 回答 (12件中11~12件)

「一拍」というと確かに「拍(モーラ)」の概念が出てきますが、もう少し簡単に言うと「一息」とか「一気に」とかなると思います。


日本語は「音節」というより「拍(モーラ)」で数えます。俳句の「五七五」は音節ではなく「拍」です。例えば「愛」は2拍になります。一方英語で俳句を作ることも行われていますが、英語では「音節」で数えます。この場合 I は1音節と数えます。これは英語の詩でも同様です。
実際どう違うのかと言えば日本語の「アイ」は2つの独立した母音で山が2つある感じです。英語やその他の /ai/ は一つのなだらかな山があって、頂上から滑り降りている感じです。初めの「ア」がやや高めでそこから切らずに「イ」へ降りていきます。これは途中で切れず、もし切って「ア・イ」のように発音すると2つの別個の母音になります。
その他の二重母音も同じく下降調となり途中で切れません。他言語では上昇調の二重母音もありこれは斜面を風が吹き上がっていく感じに発音されます。
日本語は原則的に「拍」で数え二重母音は原則ないことになっているので英語などの二重母音という概念が分かりにくいのです。但し日本語でも速く発音すると実質二重母音のような発音になることはあります。

アメリカ英語に見られる r-coloured はこれで一つの母音です。
better などの語尾の er がもし「アール」のように発音されればこれは「母音+子音」であり r-coloured などという必要はありませんが、実際には er は「子音 r と母音が同時に出ている」ように発音されますので、これは一つの音とみなす必要があります。これを英語では「R音の付いた母音」のように言うのです。類似の現象は他言語でもあり「母音として働くR」と表現することもあります。(私のハンドルネームがそうです)
heart などの長母音も r-coloured ですが、この場合「ハールト」のように聞こえますが、先に書いた二重母音と同じで「アー」と「ル」は一続きに滑らかに発音され途中で切れません。これは二重母音ということもできますが、慣習上英語では長母音と見なします。
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それは詩というものをやってモラの概念がつかめなければ、理解


できません。その本の説明はそれで正しいです。
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