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濡れた布は空気を通しにくくなるのですが、どう説明しますか?
繊維の織り方は荒くもない状態で、水の表面張力で繊維に膜を作るからでしょうか?よくお風呂で湯船の中にタオルを水面に一気に入れると、空気を覆ってタオルが浮きますよね。それをどう説明しますか?浮力でなく、繊維と水ですが...

A 回答 (5件)

 


>濡れた布は空気を通しにくくなるのですが、どう説明しますか?

布というのは、長い繊維の撚り合わせである糸を織って造っています。糸と糸のあいだには、規則的な隙間ができています。

普通は、この隙間があるので、空気が通るのですが、それでも、糸の網が邪魔して、空気をそのまま通しません。別に水に濡らさなくても、乾燥した布でも、風に向けて、風を包むようにすると、抵抗が相当にかかります。

これを水で濡らすと、まず、糸が水に濡れます。糸は繊維を撚り合わせているので、繊維自体の撚り合わせの隙間に水が入りますし、繊維自体も膨張します。更に、糸と糸のあいだにも水が入ります。

布の目が大きいと、水の表面張力では、面を維持できないですが、布ぐらいに目が小さいと、糸と糸のあいだの隙間は、完全に水の膜で被われてしまいます。糸自身が水を吸い、ふやけて、広がり、余計に、膜形成を完全にします。

こうして濡れた布は空気を通さなくなるのです。お風呂でタオルで半球を造って、空気を閉じこめて水に沈めると、空気の浮力が発生し、膜を破る力になるので、布を通して空気が泡状に逃げ出しますが、かなり深く沈めないと、浮力が小さいと、空気がタオルのなかに閉じこめられます。

水に濡れた布は、少々絞ったぐらいでは、水分が完全に消えないのは、繊維のあいだにも水分が入り、糸そのものや繊維そのものが水を含んで、膨らんでいるからです。最後は、熱で、水分を蒸発させて取り除くしかありません。

(または、超高性能遠心脱水機などを使えば、取り除くことができるかもしれませんが、通常の布は、大気の湿気で、普通、少し、湿っています)。
 

この回答への補足

一概に布といっても、繊維のかたちに、撚り方、織り方によっては水の吸収は違いますが、布を水に濡らして水の膜を作ることは、ほぼ間違いなさそうですね。
絞った布に水が残っていることも説明として納得できます。

補足日時:2002/05/29 22:57
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他の方が、答え出してるので、余談を



トレンチコートなどで、ギャバジンと言う織り方をした生地を使用します。

雨に布が濡れると、繊維が膨らみ、繊維同士の隙間が無くなり、
雨水の浸入を防ぐ事ができます。
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水を吸わない化繊でも、ちゃんと水がすきまに広がれば空気をとおしにくいです。


繊維と繊維の隙間が水でふさがれているからでしょう。
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水の表面張力だと思います。

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布を濡らすことにより繊維が膨潤し


隙間が小さくなるので
目詰まりが起こりやすいのでは無いでしょうか。

水をたっぷり含んだタオルの方が
空気をうまく包めますよね。

表面張力が強いから水が膜っぽくなる
というのもあると思います。
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