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今、山口大学の理学部化学科と工学部応用化学科のどちらに行こうか迷って
います。化学をまなびたいだけだったんですけど、環境に生かせたらと思って
もいます。化学科と応用化学科の詳しい違いを教えてくれませんか?
山口大学の方がいらっしゃったら山口大学について教えてください。
AO入試について知ってるかたも教えてください。たくさんすいません。

A 回答 (2件)

某総合大学の応用化学科OBです。


  一応は、基礎的な化学を勉強するのが理学部の化学科、工業の現場に直結する化学を習うのが工学部の化学科(応用化学)という位置づけはあります。特に一般向けの案内や宣伝では、応用化学科は工業、化学科は基礎、というイメージをしやすい内容になっていると思います。しかし、 例えば、農学部の化学科(農芸化学)や水産学部の化学科(水産化学)との違いほど、中身についてはハッキリとイメージしやすい違いは無いと思ってよいと思います。研究というのは「どういうことに使うことができるか?」という出口イメージを常に考えるのですが、どちらもやはり最先端のテクノロジーということを見越した研究をする教授が多いですし、企業と連携した研究をする場合も多いので、理学部だろうと工学部だろうと、研究室での研究内容についてはそれほど大きなスタンスの違いは無いないと思います。逆に、純粋な基礎研究にしても、工学部でもやっている先生はたくさん居ます。日本化学会という、日本の化学者の集まりがありますが、この機関誌は「化学と工業」というタイトルです。結局理学部の先生だろうと、工業とは切っても切れない縁なのです。
  授業のカリキュラムには若干違いが生じます。例えば、基礎科目として最低限身につける内容は全く一緒です(違ったら困ります!)が、それ以外の、例えば選択科目などには学科の特色があると思います。例えば、応用化学科では「工業化学」とかいう名前で、化成品の工業的な製造法などの基礎を教わったりする場合があります。
  化学にもいろんな分野があります。「有機化学」「物理化学」「無機化学」「高分子化学」「生化学」「分析化学」などはどちらを選択しても(大学によりけりですが)学ぶことは可能だと思います。一方、「化学工学」のように工学部で主に扱われているものもありますし、反対に「地球化学」みたいに理学で主に扱われている分野もあります。要は、化学科と応用化学科、という選択肢ではなく、その学科を構成する研究室や教授の専門をよく調べて、その学科の得意分野や拾得可能な分野を検討し、自分のやりたいことの多い方を選ぶのがよろしいと思います。環境については、今トレンドの分野ですので、どちらを選んでも関われる可能性は高いですが、具体的に環境ということを念頭において研究をしている先生が居る方を選ぶのがよいでしょ   う。
  その他の違いですが、教員免許の取得科目が(たしか)違ったりします。(最近の制度のことはわからないので、必ず自分で確かめてください)あと、受験の偏差値は若干応用化学のほうが低い傾向があったと思います。(これも最近のことはわからないので、よく調べてください)女の子の割合が多いのは、私の時代(10年くらい前)は化学科の方でした。(上に同じく注意)
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>環境に生かせたらと思って


以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「山口大学工学部 応用化学工学科」
この中で「化学生物工学講座」が良いのではないでしょうか・・・?

http://www.sci.yamaguchi-u.ac.jp/chem/index.html
(理学部化学教室)

「環境」関連でもいろいろあるので、理学部でも例えば分析等の技術は活かせるかもしれません。勿論応用化学科でも習得は可能です。

微生物等を利用することで「環境」に絡みたいのであれば応用化学科の方が良いと思います。

それとも別に理論的なこと(量子化学等)が学びたいのであれば化学科の方が良いでしょう。

いずれにしてもある程度応用は可能ですが、個人的には応用化学科でしょうか?

ご参考まで。

参考URL:http://www.chem.yamaguchi-u.ac.jp/index-j.html
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