【大喜利】【投稿~11/1】 存在しそうで存在しないモノマネ芸人の名前を教えてください

質問です。
とあるサイトで「筋細胞は10歳頃までしか増殖しないから、
幼少期に運動してない人が筋トレをしても効果は薄い」と載っていたのですが本当でしょうか?

A 回答 (3件)

 howatto さん、おはようございます。

スポーツトレーナーです。

1、細胞分裂。
2、神経細胞と運動神経の発達。
3、筋トレの効果。

これらは別な問題です。

1、細胞分裂
 細胞は分裂を繰り返すだけで、増殖と言う言葉は正しくない様に思えます。
 細胞分裂は今も続いていて死ぬ迄続きます。そうでないと爪も髪も伸びません。

 筋肉は骨と骨を繋いで力を発生しているので、長くないとなりません。それで最小単位の細胞同士が縦(と横)に繋がって「筋繊維」と言うものを作ります。竹の様に一つ一つが短くてたくさんの節で繋がって長くなります。最小単位の細胞の大きさは、力を発揮する関係があり、同じような大きさになります。

 筋肉は、筋繊維の中で細胞分裂を繰り返しています。先ほどの竹を10本束ねたとします。その竹の中の一本の、そのまた一節が割れたとします。そうすると、その割れた分を入れ替えるのが、補修工事である細胞分裂です。

 筋組織の数は変わらないとするとどうして太くなるのでしょう。細い筋繊維100本は、太くなっても100本のままです。この時は筋繊維がそれぞれ太くなるのです。乾いたそうめんの1把をゆでると、太くなるのと同じと考えて下さい。太くなっても100本は100本です。これも筋繊維の中の最小単位の細胞が分裂して太くなっていくのです。


 細胞が分裂する時は、細胞の寿命が尽きた時か、刺激が伴わって壊れた時です。もう一つは癌と呼ばれる病気で細胞分裂の異常が継続することです。

 正常な細胞分裂は、
  細胞の寿命が尽きた時は、同じ数で別な細胞が入居してきます。 
  壊れた時は、入れ替える時に「じゃあ、次に壊れない様に頑丈にしておくか」と2つ、4つ、8つと最小単位の細胞が増えます。細胞を壊すのを意図的に行うのが、「筋トレ」と呼ばれる行為です。竹の節の長さ(最終的には身長)は変わらないので、横に太くなります。


補足: 
 脂肪細胞は長くなって力を出す必要がないので単体で存在します。ひとつひとつの大きさは100倍くらいで変わるようです(とは言っても目では見えない大きさでしょう)。細胞の数の増減も行われます。
 骨が伸びる時に背も伸びますが、骨は末端で細胞分裂が行われ、既にある部分は伸びません。骨の末端の成長が止まると背の成長も止まります。



2、神経細胞の発達と、運動神経
 これらは関与しますが別な物です。
 神経細胞はある程度の年齢迄に発達を終えます。
 運動神経とはその神経細胞を通じて、自分の意図の為に筋肉を自動的に動かすことです。ボールを蹴りたいと思った時に「この筋肉の出力を時間軸でマイクロ秒3%ずつ上げて」などとは人は考えません。ボールを蹴りたいと思ったらその後は自動的に身体が行います。これが運動神経です。転びそうになったら自動的に反応するのと同じです。

 運動神経の発達は、10歳くらい迄が重要と言われますが、あくまで発達です。発達時期は反射に近い物から発達するようです。熱い物を触った時に手を引くのは危ないからで、こういうことが生命維持のため優先されるのでしょう。
 運動神経はシナプスによって徐々に繋がれます。大人の方が子どもより字が上手いのはこの為です。これは熟練行程です。
 しかしながらどうすれば幼年期に運動神経が良く発達するか、どこまでがベースで何処から先が熟練に該当するのか、その辺りの設定は難しい様に思えます。

 また、人間には精神的なリミッターが付くので、速いスピードは怖いとか、楽しいとか、そういうのは運動神経ではなく、その人の感じ方でしょう。
 例えば野球のバットをぶん回す。「これ以上スピードを出して振った事が無い」と言う場合では、神経がその時点でリミッターを掛けますので、それ以上のスピードで振れない訳です。ところが例えが悪いですが、薬物でリミッターを外すと制限値を超える事も有るので、一時は向上する場合も有る訳です。火事場のバカぢからも同じ訳です
 だからトレーニングを継続していれば、限界値を自分でわかるので上限値ぎりぎり迄伸びる訳です。併せて下記の条件で限界値そのものも向上します。



3、筋肉は、「筋力、瞬発力、持久力」などで捉えますが、これら3つの組み合わせは遺伝的要素が強いです。親が短距離に強ければ子も短距離に強い例が多いです。持久力も同様です。

 ところが筋力は遺伝的要素ではなく後天的要素で(要するにトレーニング)で大幅に変わります。
 例えば女の人では、お子さんを産んでだっこを繰り返していると、腕が太くなって強い力が出る様になります。この時「筋力」は向上しているのです。
 ようするにトレーニングをすれば、筋肉が太くなって、出力が増すのです。これは理論的に90歳100歳になっても同じです。高齢になられると、細胞に入っている遺伝子が正しくコピーされなかったり(そうなると次に分裂できない)、細胞を作るのに必要な栄養が補給できなかったりで、徐々に細胞数は減っていく訳です。





 これらのため、「効果は薄い」の「効果」を何処に求めるか、それにより結果も異なるでしょう。
 
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この回答へのお礼

なるほど。
10歳までしか筋細胞は増殖しないというのははっきしいってガセに近い話なのですね。
脂肪細胞は20歳くらいまでしか増えないと聞いたことがあるので、筋細胞も・・・ と不安になってましたが安心しました。

努力して筋力を増やしてかつ、自分にあったスポーツを見つける事ができたのがいわゆるプロの人々なんですね。

お礼日時:2007/04/18 23:51

趣味でボディビルをやってます。



嘘です。念のため、筋トレで身長がストップするというのも迷信です!
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この回答へのお礼

筋トレは幼少期にしておかないとだめというのは嘘みたいですね。
どこでこんな記述を見たか忘れましたが、専門的に研究してるわけではない人が屁理屈を生むと混乱が生じて迷惑ですね。

お礼日時:2007/04/18 23:56

結論から言うと本当です。


ですがそれはあくまでも幼少期に運動をしていた人としていない人を比べるとそのような傾向があるというレベルの話ですが・・・
人間の運動能力は個人差ですが6~12歳くらいにはほぼ決まると言われています。
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