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1.どうか、私と一緒に日本へ渡ってほしい。
2.この通りです。どうか日本へ、私どもと一緒に、どうか。
以上の二つの話の中にある三つの「どうか」について、参考書では、「1.」にある「どうか」は、「どうですか」という意味だと書かれました。
また、「2.」には、二番目の「どうか」も、「どうですか」という意味だと書かれました。
私は、全部で「なにとぞ」という意味だと思いますが、皆さんはどう思いますか。確認していただきたいんですが、よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

「どうか」は、学校文法(中学校で教える口語文法)では、「呼応(陳述)の副詞」というものに分類されます。

御質問の、
>1.どうか、私と一緒に日本へ渡ってほしい。
>2.この通りです。どうか日本へ、私どもと一緒に、どうか。
はいずれも口語文であり、よって1,2の「どうか」は、両方呼応の副詞といっていいでしょう。

「呼応の副詞」とは、
>それらが使われると、下に決まったいいかたがくる語。
(例)【たとえ】……ても(でも)……。【もし】…なら……。【決して】……ない。(光村中2教科書より。【 】は私が呼応の副詞につけた符号です。)
のことです。「どうか」は、
例A)【どうか】(私の家においで)ください。
のように、願望や依頼を表す下のいい方(1の場合は「ほしい」、例Aの場合は「ください」)と呼応します。
そして「なにとぞ」も、同様に願望・依頼を表す言い方と呼応する副詞です。
例B)【なにとぞ】(私の家においで)ください。
よって、質問者の方のお考えのとおりであり、
”参考書”の記述は全くでたらめです(少なくとも学校文法の視点からは。)。
なお、2の方は、「行ってください」という文末が省略された形であると学校文法では考えます。

中高校生向けの国語の学参、文法書などを書いている者です。
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この回答へのお礼

こんにちは。
詳しく教えていただいて、どうもありがとうございました。これから、ご指導くださいますように、よろしくお願い申し上げます。

お礼日時:2007/04/30 12:48

文語でしょうか、口語でしょうか・・・・・・



個人的な印象としては懇願の「どうか~をして下さい」を連想させます。

只、これが19世紀末から20世紀にかけての時期の作品からの抜粋と想像すると「如何であるか?」とも解釈できないとは言い切れません。

尤も私はその時代或いはそれ以前の文学について詳しくはありませんので個人の印象でしかありませんが、1)の「どうか、」2)の「どうか日本へ」「、どうか」と、句読点の位置が懇願と意思確認の違いを見極めることを求めているのではないかと穿った見方をしてしまった訳です。

つまらない私見をごめんなさい。
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この回答へのお礼

こんにちは。
ご確認していただいて、どうもありがとうございました。
この二つの話は、『天平の甍』というシナリオの中の話しです。道抗と栄叡という日本留学僧の話しです。天平という年号は、729-749年なので、二つの話しは、昔の僧侶さんの話ですね。

お礼日時:2007/04/30 12:30

意味はさておいて、そもそも「どうか」は副詞なので、「どうですか」と交換するのは文法的に無理です。



副詞や副詞節となら交換できますね。

なにとぞ
なんとか
ぜひ
このとおりですから



意味としても、「どうですか」とは全然違いますね。

あなたの見解は正しいと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧に教えていただいて、本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/30 02:47

私もそう思います。

何卒とか是非にというニュアンスに近い意味で懇願する場面で使われていると思います。
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この回答へのお礼

すばやく教えていただいて、どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/04/30 02:33

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