激凹みから立ち直る方法

ある溶液中の銀イオンの添加によって沈殿しその最終体積は50mlである。銀イオン0.010mgが沈殿しないで溶液中に残っているとき塩化物イオンの濃度はいくらになるかを詳しく教えてください。

A 回答 (3件)

溶解度積


Ks=[Ag+][Cl-]
の値が必要です.
それを使えば, 題意より溶液はAgClについて飽和している(上式が成立している)ので, 原子量Ag=108とすると108g/molより,
[Ag+]=1.0*10^(-5)[g]/{108[g/mol]*5.0*10^(-2)[l]}=??[mol/l]
から計算できます.
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この回答へのお礼

こんな夜遅くご回答いただきありがとうございます。助かりました。

お礼日時:2002/06/21 03:44

計算方法は既に出ているので.



溶解度積が成立する条件として.希釈溶液であることが必要です。ところがたとえば.食塩の飽和溶液なんて高濃度の溶液の場合.生成した沈殿が皮膜となり内部に高濃度の塩化物イオンを残してしまう場合があります。すると.溶解度積の方程式が成り立ちません。
次に.たとえば砂糖入りアミノ酸入り塩化物イオン溶液の場合.砂糖とかアミノ酸が結晶の成長を阻害して.溶解度積がちょっとずれます。
最後に.イオン強度の関係で.イオン強度が1程度以上になると.多くの溶解度積や錯生成定数が.無間希釈として外装され求められ発表されている数値と大幅にずれます。その結果.溶解度積が多少ずれます。「多少」の範囲ですが.系によって多少異なりますが.私の見た範囲では1-5桁程度です。

したがって.ちょっとサンプリングして原子きゅうこうをかけてみるのがもっとも正確です。
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この回答へのお礼

とても詳しく教えていただきありがとうございます。

お礼日時:2002/06/21 04:09

溶解度積


Ks=[Ag+][Cl-]
が必要です.
下記によれば, AgClのKs=8.2*10^(-11)[mol^2/l^2]
のようで, これを信じる(仮定する)と,
Agの原子量108より108g/molなので
[Ag+]=1.0*10^(-5)[g]/{108[g/mol]*5.0*10^(-2)[l]}
から計算できます.

参考URL:http://www.ed.kanazawa-u.ac.jp/~kashida/ChemII/c …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2002/06/21 03:54

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