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DTAの原理についてなのですが、
http://homepage3.nifty.com/agnesokutei/pag24000. …
上のページには 「昇温過程で試料に融解、相転移、蒸発、熱分解などが起きると、DTA曲線上の吸熱側にピークを生じ、これに対して酸化、熱重合、非晶質の結晶化、結晶歪みの回復などが起きると、発熱側にピークが生じます。」
とありますが、なぜそうなるかがわかりません。
またそれをどのように分析すれば熱的性質、発熱、吸熱反応を
特定できるか分かりません。またDTAとDSCの違いは、
反応熱量の定量的評価が出来るか、出来ないかという違いだけでしょうか?専門の本を呼んでもとても難しく書いてあります。
どなたか教えてください。
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
DSCのメリットは熱量測定が正確にできるということでしょうか。
DTAでも熱量測定は可能なのですが、工夫が必要です。詳しく言うと、DSCではΔH=KA ΔHはエンタルピー変化 Aはピーク面積 Kは装置固有の定数となります。しかし、DTAではKが装置に固有ではないため、ピーク面積から反応のエンタルピー変化を普通は求められません。しかし、工夫をすれば求めることは出来ます。
長くなりましたが、DSCのメリットは反応のエンタルピー変化を容易に求められるといったところでしょうか。
No.2
- 回答日時:
大体、100℃付近にでるのが脱水による吸熱ピークですね。
あとのピークはどのような試料を測定しているかによります。またガラス転移点はピークというよりは基線が吸熱側にずれることによって確認できます。No.1
- 回答日時:
吸熱側のピーク・・・吸熱反応が起きたときのピーク。
融解反応は固体が熱を吸収して液体となる、つまり吸熱する反応。蒸発は液体が熱を吸収して気体となる反応。相転移は熱を吸収し、その温度でより安定な結晶相へ変化する反応。熱分解は熱を吸収して分解する反応。このように熱を吸収すると吸熱ピークが生じます。この逆で熱を発生する反応が起こると発熱ピークが生じます。DTAは試料と標準物質を加熱してゆき、両者の温度差を読み取るのに対し、DSCは試料と標準物質が等温となるように熱を与えて、両者に加えた熱量の差を測定する手法です。また反応熱量はDTA,DSCともに測定可能です。
分かりやすい回答ありがとうございます。
まだ質問があるんですが、どのようにそのグラフから
それがどの様な反応なのか(熱分解・酸化・脱水・蒸発・昇華・融解
ガラス転移)特にガラス転移)を見極めるか分かりません。
回答いただけますでしょうか?
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