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1.実験器具に「CLASS 1.0」とか「CLASS2.5」というのが書いてあります。これはその器具の誤差許容範囲を示していると思うのですが、これはどういう意味なのですか。

2.ある実験で器具Aと器具Bを使うとします。誤差許容範囲が器具Aは±2%、器具Bは±1%だとすると全体の許容範囲は足して±3%でいいんですか?

A 回答 (5件)

1.最大目盛りに対して前者が1%.後者が2.5%の検定公差があるという意味で.使用時の誤差「使用公差」はその2倍.2.0%.5.0%になります。


100Vの電圧計の場合.前者は2V.後者は5V程度目盛りが狂っているという意味です。これは.検定のときはかなり条件が厳しいので比較的再現性があるのですが.使用時は温度などの条件から若干狂いが大きくなります。もし.記載されているような精度が必要であるならば.測定条件を検定条件に合わせてください。きでんけん関係をしらべれは検討つくはずです。

2.これは.単純ではないのです。複数の機械を使うということは.おそらく同じ場所を測定していないはずです。すると.誤差の伝達が発生します。
また.両者が同数の場合には.比較的計算が簡単ですが.測定数が異なる場合には.別の演算をしなければなりません。

入門として.測量協会で発酵している測量士受験のための教科書が良いでしょう。これは.数学的証明が少なく.実際に使う場合の数処理について記載されていますから。
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まだ締め切られて無かったので補足説明します。


クラス1.0の場合 % of FS という表現でフルスケールに対する誤差を表しています。
例えば30Aフルスケールの電流計で、電流計の読みが11Aであった場合、実際は10.7A~11.3Aの範囲内の”ある値”ということになります。従って これだけでも2.7%くらいの誤差となってしまいます。

どんなに正しいと思い込んで使っている測定器でも以外に誤差が大きいと認識しておくべきです。現実とはこういうものです。

余談ですが
通常、実験では真の値を読み取ることは不可能と考えるべきです。

ただ、○月○日、室温○○度 湿度○○%において 製造番号○○○○の測定器を用いて○○(名前)が○○の実験を行ったところ、○○という結果が現れたという事実を書類に清書すれば、れっきとした試験成績書です。

真の値は 例え 国家標準からのトレーサビリティーが明確な測定器を用いても知ることは不可能です。
世の中の全ての現象は、代表値とか公称値で表しています。
測定値には 最初から誤差を含んでいる という前提で物事を考えるのが重要です。
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実験器具に示してある「CLASS 1.0」、「CLASS2.5」と言うのは、アナログ式の場合、針を最大まで振らせたとき(フルスケール時)の


誤差の範囲で有ると言うことは、etosetoraさんと同じです。

従って、測定レンジを大きく取りすぎ、針をあまり振らせずに測定した場合、測定値の誤算の範囲は、器具の誤差許容範囲を超えます。

ですから、フルスケール以外での測定値は、単純に±3%にはなりません。

アナログ計器では、この考え方が重要になってきます。
測定の際には、針が十分に振れるレンジを選んで測定を行って下さい。
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2.について


系統的な誤差は統計誤差と違ってきちんとした理論がないとおもうのですが、一般的には統計誤差と同じように(相対誤差ならば)自乗和の平方根をとると思いますよ。

従ってこの場合√(2^2+1^2)≒2.2%と評価するのが妥当なところです。
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勘違いしやすいところですが、アナログ式の計器の場合はFS(フルスケール)に対する誤差です。


従って単純に3%ではありません。
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