
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
1.「話されられる」を丁寧な尊敬語として使っているのなら、明らかな誤用です。この動詞を分解すると
話さ:サ行五段活用動詞の未然形
れ:尊敬の助動詞「れる」の未然形
られる:尊敬の助動詞「られる」の終止形
と、尊敬の助動詞を二度連続して使っていますので、この用法は正しくありません。
2.一方「話される」は
話さ:サ行五段活用動詞の未然形
れる:尊敬の助動詞「れる」の終止形
と、尊敬の助動詞を一度しか使っていませんので、これは正しい用法です。
3.助動詞「れる」「られる」には、「自発」「可能」「尊敬」「受身」の意味がありますから、単独使用で、どの意味にも適用できる便利な代物です。
4.ちなみに、「話す」の可能は「話せる」となり、これは
話さ:サ行五段活用動詞の仮定形(已然形)
る:可能の助動詞「る」の終止形
と分解できます。
以上ご参考までに。
No.5
- 回答日時:
#3です。
前回の回答に誤りがあったので、お詫びして訂正します。「お話しできる」は謙譲語であり、尊敬語ではありません。よって、相手側の動作に使うのは誤りです。申し訳ありません。
なお、「話せる」は、国文法(学校文法)では、五段活用動詞「話す」から転じた一語の可能動詞(下一段活用)と考えます。「話せ」と「る」には分けません。
No.3
- 回答日時:
「話されられる」は、動詞「話す」に助動詞「れる」と「られる」を付けたもので、正しい日本語ではありません。
可能、尊敬、受け身、自発、いずれの意味の場合も「話される」を使えばいいのです。なお、
尊敬と可能を同時に表したいときには、
「お話になれる」「お話しできる」「おっしゃれる」
などとすればいいでしょう。
尊敬と受け身を同時に表すことはできません。尊敬する相手と受け身の主体が異なる場合も、一つの敬語で表すのは無理です。
「○○さんがお話になったことを、××さんはお聞きになりましたか。」
というように、表現を工夫するしかありません。
なお、「お話しされる」は謙譲語と尊敬語の混用で、誤りとされる場合が多いので、使わない方が無難です。
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