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生理食塩水が医療で使われる用途について質問なんですが、

血液が溶血を起こさないために、血液保存として生理食塩水を用いる。

の他になにかありませんでしょうか?

分かるからよろしくお願いします。。。。

A 回答 (1件)

内科医です.血液と等張液である生理食塩水と5%ブドウ糖液は輸液の基本です.脱水や出血の方に輸液するときこのふたつを中心に使用します.たとえば事故で大出血している人には循環血漿量をあげるためにはまず生理食塩水です.高度の下痢で脱水症状のある人にもです.実際臨床では生理食塩水を基本に他の電解質が多少は含まれた液(リンゲル液など)を使うことが多いのですが基本であることは変わりません.ただ、生理食塩水は500mlで4.5gのNaClを含みますので心不全の方に大量に生理食塩水を輸液すると心不全を悪化させてしまいます.そういう方の脱水はブドウ糖主体です.


あと、抗生剤などを点滴するときに溶解する液などに生理食塩水は普通に使われます.
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この回答へのお礼

大変ありがとうございました。
かなり助かりました。

そんなに使われているとは思いませんでした。。。
臨床検査技師をめざしているので、
これからも精進したいと思います。

お礼日時:2007/06/03 22:05

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