「お昼の放送」の思い出

バイオエタノールのブラジルとアメリカと日本の取り組みについて教えてください。ついでといったらなんですが、、良かったらそのことが詳しく載っているサイトのアドレスを教えていただけると助かります。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

もう一方が仰る様に議論する場ではないのと、日本語解釈上の違いを再論する気はありませんので事実を記しますと。


ブラジル及び米国の一部の州では30年前からエタノール使用実績がありますが、それ「以外」の州・国では最近エタノールけの切り替えが実施されてる。またカリフォルニア・ミネソタ州では、ETBEからエタノール使用へ切り替えが行われている。従って、現実にエタノール切り替えが行われ、致命的な欠陥は発見されていない。
米国でのエタノール新規導入については、参考に添付したものの資料4に記されている内容から明らか。
ETBE利用の本質的な問題としては、製造施設・材料のイソブテン側に拡大の余地が無い事があり、目標の半分以下の数字を上乗せする事が出来ない方向性を、政治的思惑で固執している石油業界側の内部問題があります。自動車業界側のコメントは、戦線離脱した一方の、「どちらかと言えば」というリップサービスにしか過ぎません。

参考URL:http://www.meti.go.jp/committee/materials/g40415 …
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この回答へのお礼

前の質問と続けて返答していただき本当に感謝しています。ぜひ、活用させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。
また、新しい質問もしたのでぜひ答えていただけたら幸いです。

お礼日時:2007/06/20 13:13

回答者どおしで議論することはご法度ではありますが、質問者に誤解をあたえるといけませんので、一応反論しておきます。



>米国の殆どの州はMTBE使用禁止になった直後に切り替えていますので、30年前から対応という事ではありませんし・・・
根拠はこれ。
http://www.eia.doe.gov/cneaf/solar.renewables/pa …
確かにここ2~3年、MTBEが減ってエタノールが増えていますが、使用禁止になってから使い始めたわけではありません。30年前から使っていました。

>ブラジル以外のその他の国でも同様です
ブラジルはもともとMTBEを使っていません。欧州では、今でも大量のMTBEを使っていて問題ないという見解です。(要するに米国のMTBEの取り扱いがずさんだったという認識)

>エタノール5%迄の混入に関して自動車に問題が発生しないと言うのは良く知られた事実であり・・・
これの資料4-1の56ページを見てください。
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0001743/ …
自動車工業会が政府に提出した資料で、実験したところ5%で問題が発生したので、3%以下にしてくださいという内容です。

>自動車業界はエタノール混入派に鞍替えしています
これを見てください。
http://response.jp/issue/2007/0419/article93863_ …

ブラジルでフレキシブル車を導入したのは、ブラジルでの新車販売の80%がフレキシブル車になっており、これを発売しないと販売量が落ちてしまうからです。日本の自動車会社は従来からブラジル向けにはE25対応、アメリカ向けにはE10対応車をだしていました。その国にあった仕様の車を出すのは当然のことで、これでエタノール派に鞍替えしたとはいえません。
私個人としては別にETBEを支持しているわけではなく、どちらにするかは些細な問題だと思います。将来、日本でもエタノール直接混合になる可能性も十分あります。しかし。現時点において、エタノールに対応していない車が何千万台も走っている状態では、ETBEの方が利用者の安全を考えた場合、問題が少なかろうと自動車業界が判断しているということです。私の意見もそのとおりです。

>50万klは原油換算ですので、エタノール36万klは21万klという数字となります
見落としていました。ご指摘ありがとうございます。

「2005年エネルギー政策法」と「再生可能燃料基準」について教えてくださいということですが、以下の資料は見ましたか?
http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/1000/100 …
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この回答へのお礼

前の質問と続けて返答していただき本当に感謝しています。ぜひ、活用させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。
また、新しい質問もしたのでぜひ答えていただけたら幸いです。

お礼日時:2007/06/20 13:13

沢山の補足を頂いているので、すでにめ一杯の情報量と思いますので、(見解の)相違点だけ付記します。



バイオ化目標とされている50万klは原油換算ですので、エタノール36万klは21万klという数字となります。これは業界の広報でも明記されています。
エタノール化の対応に関しては、米国の殆どの州はMTBE使用禁止になった直後に切り替えていますので、30年前から対応という事ではありませんし、ブラジル以外のその他の国でも同様です。
エタノール5%迄の混入に関して自動車に問題が発生しないと言うのは良く知られた事実であり、自動車業界が二の足を踏んでいたのは10%の混入に対応する自動車を日本で販売すると言う事でした。去年になって世界の潮流を見て、100%迄の混入に対処できるフレックス車を開発する事が決まり、自動車業界はエタノール混入派に鞍替えしています。

この回答への補足

返信おくれました。すいません。本当に参考になります。調べていて疑問に思ったことがあったので、質問してもよろしいでしょうか?
アメリカのことを調べていて、「2005年エネルギー政策法」と「再生可能燃料基準」という単語がでてきたのですがいまいちわかりませんでした。教えていただけませんか?返信よろしくおねがいします。

補足日時:2007/06/19 12:48
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この回答へのお礼

前の質問と続けて返答していただき本当に感謝しています。ぜひ、活用させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/06/20 13:09

米国とブラジルについては、以前の質問でお答えしましたので、日本の状況についてお答えします。


aburakuniさんご指摘のように、日本の石油業界(と自動車業界)はエタノールの導入にあまり積極的ではありません。理由は簡単で、これらの業界にとって何のメリットもないからです。しかし、来年にせまった京都議定書の約束期間を前に国際公約を実現したい政府の要請によってようやく動き始めたというところです。
実は経済産業省と石油業界、自動車業界それに消費者代表などは、だいぶ前から議論を行っており、この議論の中でエタノールは3%まで(ETBEなら8%)とか、エタノール直接混合ではなくてETBEでいくとかが決められていったようです。この議論の内容は全てウェブ上で公開されています
http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g4070 …
この議論を受けて、今年4月から石油業界がETBE入りガソリンの試験販売を始めました。バイオガソリンは2010年には全国展開される予定で、エタノール換算で36万キロリットルが使われる予定です。政府目標は50万キロリットルなので、もっと増やせという要請が政府から出てくるのではないでしょうか。
http://www.paj.gr.jp/eco/biogasoline/
石油業界ではETBEを輸入して混ぜる方式を採用していますが、これはエタノールを直接混合した場合、水が混入すると変質するということと、光化学スモッグが発生しやすくなるというエタノール特有の理由があるからです。ブラジルや米国のように30年も前からエタノールを導入している国ではその対策が既に行われていますが、欧州や日本でその対策を始めると莫大な費用がかかると共に、今からそんなことをやっていたのでは、京都議定書の約束期間に間に合わないという現実的な理由もあると思います。
一方、ETBEは毒性があるといわれていますが、ガソリンスタンドで漏れないようにきちんと管理することで対応するようです。(従来のガソリンにも毒性はありますので、いまさらという気もしますが)
また、エタノールは自動車部品への悪影響が心配されますが、自動車業界にとってもETBEなら安心できるという事情もあるようです。
環境省はこれとは別に、エタノール直接混合で試験販売を開始する予定で、農林水産省も米などを使ってエタノールを作る計画があります。そのほか沖縄のサトウキビを使った実験もあります。いずれも国産原料を使うという点で期待したいところですが、まだ数量的に限られており(多くても1000キロリットル単位)、政府目標の50万キロリットルには遠く及ばない状態です。
なお、環境省や農林水産省の試みは石油業界とは無関係に行われています。石油業界の軍門に下るのがいやなのか、石油業界が拒否反応を示しているのかわかりませんが、欧米やブラジルでは農家がエタノールを作り、それを石油業界が買い上げるという協力関係にあります。エタノール直接混合かETBEかという違いは些細なことだと思います。
日本全体の国益を考えて互いに意地を張らずに協力してやっていけばいいと思います。
追記
最近、ブラジルではエタノールをつくためにアマゾンのジャングルが伐採されているかのような報道が目立ちます。アマゾンの開発はブラジルの法律で禁止されていますし、アマゾンでサトウキビを作っても経済的にも成り立ちません。第一サトウキビはアマゾンのような熱帯雨林気候では育ちません。実際にアマゾンがサトウキビ栽培のために伐採されている事実はありません。現地を取材した記者は知っているはずですが、彼らに事実を報道するという良心はないのでしょうか。

この回答への補足

返信おくれました。すいません。本当に参考になります。調べていて疑問に思ったことがあったので、質問してもよろしいでしょうか?
アメリカのことを調べていて、「2005年エネルギー政策法」と「再生可能燃料基準」という単語がでてきたのですがいまいちわかりませんでした。教えていただけませんか?返信よろしくおねがいします。

補足日時:2007/06/19 12:42
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ブラジル:当初は外貨節約を目的とした石油代替として使用。

最近は油田を開発し石油輸出国になった事や、京都議定書の目標が無い事などから、エタノール依存を減らしている。一方、エタノール増産には積極的に取り組み、現在では唯一の大量輸出可能国。
アメリカ:MTBEと言うガソリン添加剤におけるトラブルで、急遽エタノールの大量使用に踏み切った。エタノール使用は農業団体の圧力もあり、今でも増大しつつあり、世界一の生産国だが輸出迄は回らないのが現状。州ごとに対応は違うが、ETBE利用州についてもエタノールに切り替わりつつあり、世界一の使用国である事は間違いない。
日本:設備投資の問題等で、業界は導入に及び腰。2010年度の数量予定は全自動車燃料の0.4%となっており、同じ京都議定書批准国のEU全体の5.75%に対して十分の一以下。

参考URL:http://www.meti.go.jp/committee/summary/0001741/ … http://www.biomass-hq.jp/foreign/pdf/ethanol.pdf

この回答への補足

返信おくれました。すいません。本当に参考になります。調べていて疑問に思ったことがあったので、質問してもよろしいでしょうか?
アメリカのことを調べていて、「2005年エネルギー政策法」と「再生可能燃料基準」という単語がでてきたのですがいまいちわかりませんでした。教えていただけませんか?返信よろしくおねがいします。

補足日時:2007/06/19 12:51
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