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死刑反対を主張する人の反対理由の中に

1.冤罪の可能性があった場合、取り返しがつかない。

というのがよくあるおですが、
では、明らかにその人が殺したと断定できる状況下であるならば、死刑を実施しても問題ないのでしょうか。

A 回答 (18件中11~18件)

わたしは、これから一生犯罪を犯さないと言い切れる自信家ではないので死刑制度いやです。

日本で社会秩序が維持されていることや今まで個人として犯罪を犯さないのは微妙なバランスや運の上で成り立っていると自覚しているので

人間のやることに100%ないから明らかに殺したと断定することは困難です。(神様ではないので)

身代わりとか自殺願望とかの人は見分けがつかないのでは?
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現在、法治国家と呼ばれる国では、肉体に与える刑罰はほとんど存在しません。


肉体に与える刑罰とは、要するに体罰で、死刑をはじめとして、窃盗なら手を切り落とす。駐車違反なら鞭打ち50回などの刑罰のことを言います。

なぜこれらの刑罰がなくなったのでしょうか。
それは、人を人が裁くことの難しさを考えたときに、体罰というのは過酷すぎ、また政府や独裁者などの権力者の権力の乱用を助長しかねない側面があると、人間が歴史から学んだからです。

私は、基本的に死刑に反対です(ただし、光市事件の公判戦術は支持しませんが)

今の日本の法律では、体罰を伴う刑罰は死刑以外にまったく存在しません。もし、死刑を存続させたいなら、その過程として先ほどのような量刑の軽い体罰もおこなわなければ、法律という趣旨に合わないという考え方もあるのです。
つまり
青切符程度の違反なら、罰金かしっぺ
窃盗などの犯罪なら、禁固刑か体の一部を切り落としてすぐ釈放
強盗・誘拐などの凶悪犯罪なら、死刑か終身刑か、そこまで重くなけらば、目を潰して、耳をふさいで、手と足を切る(ただしすぐに釈放)

どうですか。なんか野蛮な感じがしますよね。
死刑は本来、死刑廃止か存続かという二者択一で議論するのではなく、刑罰全体の質と量を推し量って考えなければならないのです。その意味で、死刑以外の体罰を禁じている法律が、死刑を容認しているのは自己矛盾といえるのです。
ですから、死刑そのものが刑法の中で矛盾を起しているという考え方もあり、どのような場合でも量刑として死刑が打倒であるかという点に、論争があるのです。
このように、明確に位置づけられていない刑罰が、犯罪が明確だからといって適用してもいいということにはならないのです。

また、日本は犯罪が多くなったといっても世界的に見れば犯罪の少ない国です。特に再犯率が低いのが、特徴とされています。
これは、初犯では執行猶予をつけて収監せず、その代わり保護司などがサポートして自立と更生を促す日本独特の仕組みのおかげだといわれています。(江戸時代の人足寄せ場からの伝統でしょうか)犯罪に対して刑罰だけでは、社会の安定と秩序は保てません。それを踏まえたうえでの、「適正な刑罰」を考えなけらばならないということです。

この回答への補足

もし、死刑がなかったら、光市事件の犯人はどのような処罰にすればよいのでしょうか?

補足日時:2007/06/29 22:46
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殺人犯が人を殺すのは良くて、法的機関が殺人者を殺してはいけないのは理屈に合いませんよ。



勿論、免罪や生きて償わせるのは重要ですが光市母子殺人事件の犯人とかになってくるとこれ以上の過ちって無差別大量殺人位しか思い浮かびません。

まぁ死刑制度の撤廃と犯罪者の身柄を基本的人権の撤廃の上で被害者やその家族に引き渡す。当然それにより犯罪者がどうなっても被害者サイドは責任を問われないシステムとの抱き合わせなら私は賛成します。
まぁ司法制度の崩壊とも言えますけどね。
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1.冤罪の可能性があった場合、取り返しがつかない


 ・再審制度をより整備すればより改善できる、制度の問題です(100%冤罪が無くなるとは言いませんが)

死刑反対の主張の基本的な考え方として
「人は人を裁いてはいけない、ましてや死刑など(死刑以外の刑罰はやむおえないので認める)」(いかなる理由があろうと死刑は認めない)
では、ないかなと思いますが
基本的に賛成論者と話はかみ合わないでしょう

私は、死刑賛成
再審制度のより良い改正、終身刑の導入
少年の強姦、殺人は少年法を適用しない、刑法適用
強姦罪の刑罰をより重くする(殺人未遂に準じる位)、親告罪でなくする
道路交通法の、ひき逃げ、飲酒運転、飲酒運転のひき逃げは、刑法を準用(殺人に準じる)に改正
以上を希望しますが
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自分はあまり死刑に対して良い気は持ちませんね;;



無実の罪だった場合取り返しがつかないのはそうですが

日本は民主主義の国 というのが、死刑を反対する理由に含まれると思いますよ。

けど、難しい問題ですよね。
人間の思考じゃなかなか答えがつかない問題だと思うので

ただ「人殺しは殺していい」という理屈で通しても、これから先、あまり意味がないように感じます・・・。
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反対理由のひとつであって、全部でないから


質問自体が成り立たないというでしょうね。
たとえば、人間が人間を殺すこと自体が
おかしいとかの理由です。
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死刑反対論者は、こう言うでしょう。



「断定するのは誰なのか?その断定に嘘はないのか?」と。
「目撃者が10人?その10人全員がグルじゃないって証拠は?」と。
「そもそも死刑が妥当って誰が判断するの?その判断に間違いはないの?」と。

因みに、当方は賛成でも反対でもありません。
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この回答へのお礼

たしかに「言いそうです」ね。ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/29 15:37

私は死刑には賛成ですが、



 冤罪の可能性があった場合取り返しがつかない、とは、要するに、何の落ち度もない被害者の立場を考えろ、死刑を実施しないなんて許されないんだという主張に対しての反論の一つだと思います。
 なぜなら、冤罪によって死刑になっても、何の落ち度もない人が(容疑がかかったことは落ち度があると言えるほどのことではない)被害者となってしまうわけです。
 質問者様のおっしゃるとおり、明らかにその人が殺したと断定できる状況下(法律上の判断と一般的な判断は異なりますが)で死刑を実施するならば、上記の反論については問題ないと思います。
 それでも、免罪が出てくる可能性はわずかながらあるかもしれませんが、私としては、社会上、冤罪のリスクもある程度は受け入れた上で死刑を執行していくべきだと思います。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすい説明でした。ありがというございました。

お礼日時:2007/06/29 15:27

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