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チャネル長変調効果係数λとチャネル長Lは
λ∝(1/L)
の関係にあり、Lが大きくなるとλが1/L小さくなりますが、
Lではなくチャネル幅のWが大きくなった場合はλに変化はあるのでしょうか?
宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

>Lを大きくするとλが小さくなり出力抵抗roは大きくなり、


>トランスコンダクタンスgmは小さくなりますが、
>なぜ固定利得gmroは大きくなるのでしょうか??

単純に2乗則で考えると、λ=c/Lとして
Ids = K/L(Vgs-Vt)^2(1+c*Vds/L)
より、
gm = ∂Ids/∂Vgs = \!\(\(2\ K\ \((L + c\ Vds)\)\ \((Vgs - Vt)\)\)\/L\^2\)
ro = ∂Vds/∂Ids = \!\(L\^2\/\(c\ K\ \((Vgs - Vt)\)\^2\)\)
で、
∂(gmro)/∂L = 2/{c(Vgs-Vt)} > 0 (飽和領域)
となるんで、Lが大きくなるとgmroが増えることになりそうです。

実際には、さらに、チャネル長が短くなるとキャリアの移動速度が飽和するので、2乗則自体が成立しなくなって1乗に近づいていきます。
それを考えると、話がややこしくなって大変なんですが、それでも
∂(gmro)/∂L > 0
は成立すると思います。
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この回答へのお礼

なるほど。。。理解できました。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/03 14:24

理想的には関係ないです。



ただ、実際のモノだと、Wが大きくなるとゲートの周りの電界の曲がりこみによる寄生容量(Cgs,Cgd等)のチャネル幅に対する影響度合いが減るので、見た目上、チャネル長が微妙に長くなったように見えるような気もします。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

さらに回答していただけばありがたいのですが、Lを大きくするとλが小さくなり出力抵抗roは大きくなり、トランスコンダクタンスgmは小さくなりますが、なぜ固定利得gmroは大きくなるのでしょうか??

宜しくお願い致します。

補足日時:2007/07/01 18:22
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