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 一体どのカテゴリーで質問するか迷いましたが 一応伝承について質問なので
こちらにさせて頂きました。
 
ヴァンパイアの弱点って色々在りますよね
太陽とか紫外線とか十字架、杭、銀、海や川は渡れない...etc
 
そのなかでメジャーな物の一つににんにくってありますが
他のは宗教とかの関係なのかなぁ・・と思うのですが 
 
にんにくだけが なんでか良く解りません 
 
こうなると 口が臭くなるから? とか 変な事を考えてしまいます。 
 
其処で質問です 
 ヴァンパイアがにんにくを嫌うのは何故? 
  にんにくに宗教的な意味合いがあったからそう言われて来たとか・・・ 
 
 あと、他の弱点にも嫌う訳があれば教えていただければ幸いです
 
 
変な質問かもしれませんがよろしくおねがいします。

A 回答 (8件)

 テレビで観たんだったか本で読んだんだか忘れましたが・・・。


ヴァンパイヤの弱点、太陽の光に弱いこととニンニクを嫌うことは
狂犬病の症状に似ているということです。
コウモリも狂犬病を持っていますからヴァンパイヤと切っても切れない仲なのだと
思います。

この回答への補足

みなさん ただ今テスト中なものでロクに時間が取れません
お返事はもう少しお待ち下さいm(_ _)m  
 
弱点と言われるからには 其れなりの下地があったんですねぇ・・やはり

補足日時:2002/07/20 21:48
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「イメージ・シンボル事典(大修館書店)」という本で調べると、ニンニクは、タマネギやカイソウと同様、強烈な臭いを発するので、魔除けに使われた、とあります。

民間伝承では、別に吸血鬼に限らず、台所の入り口にかけて、妖精が悪戯するのを防ぐのに用いたり、揺りかごにかけて、妖精が「取り換えっ子」をするのを防ぐのだそうです。

悪霊・吸血鬼を追い払い、邪眼・疫病のお守りになる、とあります。プリニウスは催淫剤になると云い、蛇・蠍よけにもなるそうです。

「吸血鬼」の項目(何故か666頁にあります)で見ると、魔除けとの関連では、魔女除けの護符が、吸血鬼にも使え、例えば、鐘と灯火、鉄とにんにくなどが効果があるそうです。

ブラム・ストーカーの「ドラキュラ」が有名なので、吸血鬼のイメージがあの作品で作られたということと、いまは亡き、ピーター・カッシングが映画でドラキュラ役をやり、ダンディーなドラキュラというイメージがヒットした結果か、元々の西欧の民間伝承の吸血鬼のイメージや概念がだいぶ歪んでいるようです。

吸血鬼は、魔女や狼憑きや、妖精、淫夢魔などと同様に、悪しき霊として大体くくられていたので、魔除けの護符や、退治の方法も、ある程度共通性があったのでしょう。

ニンニクは、強烈な臭いがあり、あの臭いは化学物質によるものですが、ニンニクを切るとか、物理的影響を与えるとできあがる物質です。ニンニクに催淫効果があるかどうかは知りませんが、身体を興奮させる効果はあります。

また殺菌効果も実際にあり、細菌など知らなかった時代でも、ニンニクを使っていると、疫病がある程度抑えられるということには気づいていたのでしょう。疫病の細菌の媒介動物は、ねずみや狼がやしらみなどがいましたが、これらに対しても効果があったのでしょう。

そこで、民間伝承で、一般に「魔除け」にニンニクは効果があるということより、当然、吸血鬼にも効果があるということで、ストーカー他の吸血鬼作家が、「吸血鬼にはニンニク」というような、関連付けをしたのでしょう。
 
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 どーも


『ドラキュリア」って言う映画でやってたことなんですけど
なんでも,大蒜は迷信で本とは利かないってことです。

実はドラキュラの元はユダで
1ユダは銀貨5枚でキリストを売ったそのため銀が嫌い
2キリストは十字架で処刑されただから十字架が嫌い
だそうです。
 ちなみに,ユダはキリストを売ったあと罪悪感から首をつって死んだようです。しかし,神が罰を下し夜しか生きられない,しかも死ねないという身体になったそうです。
 映画の最後ではボスは(ユダ)首をつって倒しました。

 まあ,以上は映画の中の話でしたが,結構良い出来だと思いませんか?
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ニンニクは、薬としても用いられていたようです。


参考URLによると、紀元前1500年以前に書かれた書物の中で、既にニンニクを使った治療薬の処方が載っていたとか。
あの匂いは、アリシンという成分によるものだそうですが、これに強力な抗菌作用があるらしいです。ほかにも色々な効能がある為、おまじないなどにも使われたということでしょう。「古事記」や「日本書紀」にも、ニンニクを魔除けのように使っている記述があるとか。

試しに「ニンニク アリシン スコルジニン」といったキーワードでGoogle(http://www.google.co.jp/)なんかで検索してみてください。
なんか吸血鬼にも効きそうです^^ゞ
他、「ニンニク 魔除け」というキーワードでも、それらしい説明がいくつもあがってきました。

銀も魔除けの意味がありますよね。
例えば、楽天のお店(http://www.rakuten.ne.jp/gold/jurer/)で、↓のように書かれているように。http://www.rakuten.ne.jp/gold/jurer/silver5.html
銀の杯を使っていれば、毒(硫黄が含まれるもの)の混入を見破れるとか、その色合いから、「純粋、無垢」のイメージがあったりとかで、魔除けに使われる素地が十分にあったのでしょう。


…と、ネットで今、あちこち見ていたのですが、その間にも、回答がどんどん集まっていますね。重複しているところがありますが、御容赦下さい。

参考URL:http://www.wakunaga.co.jp/garlic/index.html
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完全にワタシの想像ですが、ニンニクや銀は殺菌作用があります。


ここから、邪悪なものを寄せ付けない、浄化するといった思想がでてきたんじゃないでしょうか。

杭は対ヴァンパイアの場合「白木の杭」でなきゃならないようで。
これで心臓を貫くときのみ効果があり、ただの杭では効き目はないようです。
「十字架」はキリスト教からでしょう。
「流れ水をわたれない」と言うのはわかんないです。
ヴァンパイアと戦う事態になったら、気をつけてくださいね。
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 こんばんは、twelveさん。


 最近読んだ、まったく違うジャンルの本のなかにご質問に答えるような内容がありました。
 吸血鬼の弱点とは、信仰のよりどころとなるものと、もう一つ、細菌が弱いものです。信仰のよりどころになるもの、とは十字架と、心臓(に杭を打ち込むこと)です。
 火葬の習慣のないところでは、多かれ少なかれ、形は違っても「甦り」の伝説があるそうですね。そういった伝説本来の吸血鬼は、現代人が映画で馴染んだ長身のやせこけた姿ではなく、赤ら顔の丸々とした体型をしていたようです。つまり、腐敗が進んで爛熟した赤い皮膚と、ガスによって膨れた体です。
 他の国でもそうですが、ヨーロッパは特に衛生と医学については立ち遅れた地域です。12世紀、足に膿腫のできた患者を、アラビアの医者は細かい道具で切り開いて膿を出していた頃、ヨーロッパでは足を切り落としていました。
 日常的に窓の下に糞尿を捨てるような国も多かった一方、土着の信仰を貶めることで追い払い、自らの権威の確立へつなげたキリスト教が普及していました。「吸血鬼になる」行為の一部は、キリスト教が禁じるような行為です。自殺や、洗礼前に死ぬこと、罪深い生活、魔法術など。
 人々は「悪いことをしたから(神が罰を下した、悪魔がとりついた等)」あるいは「悪い空気に触れたから」病気になると信じていました。
 病気をもたらすものは、今でこそ細菌やウィルスだと知られていますが、19世紀の半ばまで、そんなものは存在しないものです。
 では、災厄はどこから湧いてくるか。死と暗闇への恐れを持ち、キリスト教が躍起になって死後の世界の恐ろしさを宣伝するほど、こっそり土着風俗にしがみつく人々。超自然的なものへの恐怖は、今よりずっと人の根底を大きく占めていたのではないでしょうか。
 大抵の細菌は加熱によって「死」にますし、流れる水(=川や海)の向こうには渡りにくかったはずです。温かいと繁殖しますが、紫外線や銀、にんにくには強力な殺菌作用があります。
 銀が魔よけと信じられたわけは、化学反応を起こしやすい金属だったこと、高価な金属でありながら同時に金よりは安価であること、などもあったのでしょうね。
 そういった弱点が、「先人の知恵」として恐れを追い払うものと結びついたのではないかと私は思います。だって、人間にはどうしようもないほど強力な抗うことのできない超自然的なものが化け物の姿で目の前に現れた時、何も弱点がないとやられっぱなしです。希望をもてません。だから、夢の中で化け物に追われたとき、都合よくロケットランチャーが目の前に落ちているように、人には何か「対抗できる」と信じるに足るよりどころが欲しかったんだと思います。
 ついでに言えば、吸血鬼が下僕にするとか変身するとかいう(どちらなのか私は存じませんが)狼やネズミ、コウモリですが。これらは狂犬病の伝播者として最大の3種です。過去、ヨーロッパで人を襲った狼の殆どは狂犬病にかかっていたらしいといわれるぐらいですので、暗い森からこだまする不気味な害動物の存在は人は強く意識していたでしょうし、(森が切り開かれた16,7世紀になっても)ネズミやコウモリは大変たくさんいます。実は東京でもこの2種は人間とペット・家畜を除けばもっともたくさんいる哺乳類です。余談ながら。
 また、ヨーロッパの人口の3分の1を奪ったペストも、主な伝播者はネズミです。これはペストについての本をご覧下さい。現代新書に大変面白い本がありました・・けど、これは吸血鬼とは関係ないですね。
 なんだか取り留めのない回答になりましたが、何かありましたら補足ください。
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読んだのは小説(たしかシモンズかなんかの吸血鬼モノ)だったと思うので、本当かどうか分かりませんが、東欧では死者の蘇り(というか悪霊

の憑依)を防ぐために死体の口に大蒜を詰め込むという古い風習(かつての日本の屈葬みたいなものでしょうか)があり、それをストーカーが魔除けのアイテムとして『ドラキュラ』に採用した、というようなことだそうです
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中世東ヨーロッパでは死者がよみがえることがあると信じられていて蘇った死者が吸血鬼になると信じられていたのです。


そこで吸血鬼にならないように死者の口にニンニクを詰めて埋葬したり、悪い霊などに襲われないように各部屋にニンニクを吊るしたり、あるいは入り口になる窓やカギ穴などにニンニクをすりつけていた事実があります。いわゆるおまじないですね。

そこでこの吸血鬼の話を元に「ドラキュラ」を書いたブラム・ストーカーもそれを参考にしたといわれています。
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