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素朴な疑問なのですが、年を取るとだんだん頑固になったり、意固地になったりしますが、これは脳の老化による医学的な部分の影響ですか?

それとも、長年生きてきた経験に裏打ちされた自信や信念などによる、精神的な性格の問題なのでしょうか?

A 回答 (3件)

年を重ねることによって、行動や思考が変化していく心理社会的なことだとされているようですよ。



心理学において中年期を境に
1.美術や冒険に対する感動、興味が落ちる
2.計画性を大事にするようになる、自制を重んじるようになる
3.外向性 - 若年期と同じ
4.情け深くなる
5.神経質さが下降する
ものだととなえられています。
どういうときに頑固さを示すのかにもよりますが、2.の特徴が多くの頑固と意固地さの素となっていましょう。(Costa & McCraeのBig Five Personality Traits OCEAN)

ここからは私の見解です:
人生のうちの最も生産性のある時期を越えて、人生の終末への道の方が近くなってくると じれ みたいなものがストレスとして出ます。これがもとで頑固や意固地が更に悪化するのも事実です。うつも併発していたりすることもおかしくありません。若くても病床につくとじれることがあるので、
生産能力の減退→自尊心の欠損→不安→怒り・拒否・柔軟性の喪失
という心理社会的というよりはむしろ、生物学的な流れが存在すると思うのですが。

脳みその老化によるものではないです。
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僕の雑感を。


幼児期、青年期、・・・と何十年を生きてきた人たちだし、仕事の人づきあいなどもあった、そして高齢になってからの死を想う気持ちだとか、背景となるいろいろテーマがありそうで、頑固さの原因は一概には言えなさそうです。たぶん、宗教学とか哲学とか心理学とか、高齢者のことをまともに考える時にはさまざまな学問を横断的に考えなければいけないような気がして気が遠くなります。老人を知ることは人間を知ることかもしれません。
脳の病気で性格に問題が出てくる例などは参考URLの「心の相談室」に出ています。高齢者でなくても脳腫瘍などで、いつものその人ではなくなることがあるようです。
あと、自信や信念、頑固さといっても他人にとって好ましいものとそうでないものがあると思います。好ましいのは、「若い人たちを見守ってくれるような、叱咤激励してくれるような人生の先輩」、「人生を悟った伝統工芸の匠」というようなイメージでしょうか。好ましくないのは「孤独な、あるいは不本意な人生をずっと送ってきて拗ねてしまう、愚痴をずっといって相手をけなしてばかり、他人の不幸を見てほくそ笑む」といったイメージが僕なりには思い浮かびます。
老人って考えれば考えるほどわからなくなる感じが僕はします。さまざまな本も出ていますので参考にしてください。
「老いの人類学(青柳まちこ)」という本を数か月前に読みましたが、若者に尊敬されるようなかっこいい老人のあり方が出ていました。
沖縄の老人、ひとりで氷原に狩りに出る老人など。
こんな本から老いを考えるのはどうでしょうか。
どうも、自分の人生と合わせて老人を理解していくしかなさそうです。(大哲学者でもない限りは)

参考URL:http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa.html
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こんにちは。


その両方ではないでしょうか。

経験に裏打ちされた信念などは、そう簡単に異論をさしはさめるような物じゃなくなります。
そして老化と共に思考の柔軟さは失われます。
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