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どうも、SINといいます。

ポイント点火方式のバイクに乗っています。
そこで、質問なんですが、僕のバイクは時速140kmを超えるあたりから
ポイントの点火が間に合わず失火します。
今まで、ポイント式のバイクはそうゆうものとして乗ってきたんですが、
ある友人から聞いたところ、「それは調整の仕方が悪いからだ。」
と指摘を受けました。
また、その時にその子から聞いたことなんですが、
昔の国産車もポイント式だったがそのようなことは
無かったという話でした。実際はどうなんでしょうか?

バイクの種類等にもよるのかもしれませんが、
色々なご意見をお聞かせください。

A 回答 (5件)

自動進角装置とは、エンジン回転数にあわせて適切な点火時期を得られるようにする装置です。

エンジンの回転が速くなるとピストン上死点よりかなり早めに点火してやらないと、実際に燃焼が進み圧力が高くなった時点でピストンを上死点に持ってくることができません。しかし、高回転時にちょうど良いように調整してしまうと、低回転時にはピストンが上がりきる前に圧力が最大になり、エンジンを逆回転させる方向に力が働き、ひどいノッキングが起きてしまいます。この両方の条件を満たすようにするために考え出されたのが自動進角装置(ガバナー)です。機構的にはポイントを動作させるカムのあるシャフト上に、フライウエイト(遠心力で動作する錘)を設け、スプリングで復元力を持たせておきます。フライウエイトとポイントを動作させるカムをリンクやカムなどの機構でつなぎ、エンジンの回転が高くなるほど、フライウエイトにかかる遠心力が増し、スプリング逆らって外側に広がります。するとこれにリンクなどを介してつながっているポイント動作用のカムが、点火時期を早める方に動く様になっています。

この他にもバキュームアドバンサー(負圧進角装置)と呼ばれるものもあり。これはスロットル動作とエンジンの負荷によって動作します。これはエンジン回転がある程度高くなっていて、ガバナーによる進角が行われている状態で、上り坂やフルスロットルなどで負荷の増大が生じたときに、ガバナーの進角のみに任せておくとノッキングや異常燃焼を引き起こす場合があります。これを防ぐためにこのような状態になった時に点火時期を遅らせる動作をします。この二つを併用することでガバナーのみでは不可能な広い範囲での点火時期制御(軽負荷時にはかなり大きく進角したほうが良いのだが、その状態で負荷が増大してしまうとノッキング起きてしまうのでガバナーのみの機構ではあまり大きな進角を取れない。そこでエンジンの負荷状態がマニホールドバキュームに反映されることを利用して、大きな負荷がかかったときに進角を抑える)ができるということです。バイクでの採用例は少ないようですが、昔の四輪ではごくあたりまえに使用されていたシステムで、エンジン制御が電子化されるまではスタンダードな点火機構でした。

ちなみに私はかつて川崎のW1Sというバイクに乗っていました(650CCツインで昭和45年製)がシングルポイントで(クランクが位相差なしのため、左右シリンダーとも同時に点火火花が出る構造、ただし吸気・排気のタイミングは360度ずれているので点火されるのは片方だけ)したが、アイドル回転数(700RPM)程度から8000RPM程度まで安定した火花が得られていました。ちなみ進角機構は先に紹介した機械式のガバナーのみです。ポイント式でも10000RPM以上の高回転についていくことは可能(昔の原付などポイント式で平気で10000回転以上回っていました)ですし、それで低速時に不具合が発生するというのは妙な話です。ハーレーについては詳しくなので機構上のハーレー特有の問題があるのかもしれませんが、少なくともポイントを使用しているからという理由で、ハーレーのエンジンのリミット回転数(多分6000~7000回転では?)でついていけなくなることはありません。

ちなみに点火時期の変更でアイドリング回転数が変わるのはガソリンエンジンならすべてのエンジンで起こる現象です。適正な点火時期に調整した後に、キャブレターのセッティングを行い規定のアイドリング回転数に調整するべきで、規定のアイドリング回転数になるように点火時期を調整するべきではありません。ただ、SUキャブのセッティングはかなり厄介で、それなりの経験がないと難しいものです。機嫌を損ねると大変なので経験者のアドバイスを受けるか専門家に任せたほうが良いでしょう。

点火システム自体に問題がある場合は、点火システム自体の交換以外に方法はないかもしれませんが・・・
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この回答へのお礼

二度目の回答ほんとにありがとうございます。
しかも、詳しく色々と説明していただけるとは。

sailorさんのおっしゃるとり今は専門家の方に任せてみます。
あと、色々と自分で調べて、やり方等もみながら覚えていきたいと思います。
(今は、自分で調整が出来なくともいつかは自分で・・・と思っています。)
色々と貴重なご意見ありがとうござしました。

お礼日時:2002/07/19 09:30

こんにちは。


私もFXWGを乗っていてずいぶんと悩みました。
点火タイミングの調整の仕方はプライマリーの逆側にある丸いヘキサゴンで止めてあるカバーを外すと(2重になっている)プレートが出てきます。
エンジンをかけて、あればタイミングライトを繋ぎ左右のねじを緩めてから調整をします。
試せば判りますが右に回すとアイドリングが早くなり左に回すと遅くなります。
基本的にアイドルを安定させる(低回転)ようなセッティングだと高回転時に失火し、逆だと失火はしにくくなりますがアイドリングの回転は上がります。
もともとトランジスター点火に比べポイント点火は安定しないので完全には解決しません。
傾向としては低いアイドリング出すために点火を遅くしがちになるようです。
ハーレーは前後別々のタイミングで点火しているため、どうしても気になるなら”Fire ball"等のシングルで点火時期を調整できるようにしたらどうでしょうか?ちなみに自分はそうしてました。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

僕のもSUキャブ&Shovelなので目的が低回転を重視してます。
やはりぞくにいう3拍子がすきなもので・・・。
ただ、そのようなセッティングだと高回転では失火するのはやはり
しょうがないことなんですね。
安心しました。僕のが調子が悪いのかと思っていました。
そこまで気になるほどではないので「Fire ball」等は気になってから
導入を考えます。

貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/18 15:41

こんにちは。


>昔の国産車もポイント式
とありますのでどちらか車種を記載していただければありがたいのですが。

ショップではどの様に調整していましたか?
さて、2番の方と違ってしまうのですが、ギャップの調整はエンジン停止時に行います。
ピ~という音が出るやつを使ってましたか?簡単なテスターで、通電のみ知らせます。
通常のテスターでもOKですが、点火電源の取り方によって測定が違います。(バッテリーなら電圧。コイルならオーム)
ポイントの離れる瞬間をチェックする訳ですが、この時のタイミングでフライホイールの刻印とケース刻印が一致すればOKです。
小排気量ならケースカバーを外しますが、「140K以上」とありますのでBIGなのでしょう。クランクケースカバーに調整点検用の「蓋」らしきものは無いですか。
進角後のタイミングもここで見ます。イグニッションコードをつまんでピカピカとストロボのように光る工具を使っていませんでしたか。
進角後のタイミングは、先ほどから少し離れたところにあります。(この分進角です)
大体2本あります。エンジンをフカしたとき、ピカピカ光線がこの線内にケース刻印が合えばOKです。

>時速140kmを超えるあたりから失火します
とありますが、どのようにしてそれを知り得たのか不思議です。
回転数には影響しますが。
自動進角装置は正常ですか?

この回答への補足

どうも、SINです。
説明不足のところが多々あり、申し訳ないです。

>>昔の国産車もポイント式
>とありますのでどちらか車種を記載していただければありがたいのですが。
えぇ~っと、書き方がまぎらわしっかたようです。
僕が乗っているのはハーレーなんですが、ポイントのせいで失火するといったところ、
友達が、「昔の国産車もポイント式・・・」という話を例に出してくれたのです。

乗っているバイクは先にも書きましたがハーレーのFXEで、1975年製のShovelです。
エンジンは1200ccだったものを1340ccにしています。
キャブはSUキャブです。
ポイントの構造は純正のままです。


>ショップではどの様に調整していましたか?
調整はまかせっきりなので調整する所を見ていないので
わからないです。


>>時速140kmを超えるあたりから失火します
>とありますが、どのようにしてそれを知り得たのか不思議です。

これは、高速道路になっている時に4速で140km出した時のことです。
低速では回していないので、なんとも言えないですが、
もしかしたら、低速でもまわせば同じことになるのでは?と
話を聞いていて思いました。

>回転数には影響しますが。
>自動進角装置は正常ですか?

自分で乗っていて恥ずかしいんですが、
自動進角装置というものがあるのかがわからないので調べてみます。

補足日時:2002/07/18 11:01
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ポイント自体が新品であればリターンスプリングのヘタリは無いでしょうから、多分ギャップ調整の不良が原因でしょう。

ポイントのギャップが広すぎるとドエルアングルが不足し、イグニッションコイルに通電している時間が短くなります。イグニッションコイルはポイントが閉じている間に電流を磁気のエネルギーとしてコイル内の鉄心に蓄え、ポイントが開いた瞬間に電磁誘導にとよって高圧電流を発生する仕組みですから、この磁気エネルギーを蓄える時間が短くなりすぎると、十分な火花が飛ばせなくなります。低回転域ではポイントの間隙が大きくても閉じている時間は十分あるので問題になりませんが、回転数が上がるとポイントが閉じている時間が回転数の上昇に伴って短くなり、ついには十分なエネルギーを蓄える時間がなくなってしまうというわけです。

ポイントギャップは車種ごとに決められた規定値がありますので、それにしたがって調整してください。もしマニュアル等がないのであれば、0.5mm程度に調整すればおおよそ間違いないでしょう。点火時期自体はポイントの取り付けてあるベース自体を移動させて行いますが、必ずアイドリング回転で規定の点火時期に調整します。回転をあげて調整すると自動進角装置が働いてしまい正しい点火時期に調整できません。バイクではほとんど採用例はありませんが、バキュームアドバンサー(マニホールドバキュームにより点火時期の制御を行う機構)がついている場合は、この部分につながるバキュームホースをはずし、栓をして行わなければなりません。

正しい時期によい火花が飛ばなくてはエンジンの性能は発揮できません。しっかりと調整しましょう。なお調整には通常の工具以外にタイミングライトとシックネスゲージが必須です。
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この回答へのお礼

色々と詳しく書いてくださってありがとうございます。
自分にはわからないことが多いので書かれていることを参考に調べてみます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/07/18 10:09

ポイント点火のバイクとはなつかしいですね。


ポイントは新しいポイントをつけていますか。
ポイントは古くなるとバネも緩くなるし、接点が不良になってきます。
接点を磨いて再使用できますが、高回転ではどうしてもついてこなくなります。
新品に交換し、ポイント隙間を正規に調整すれば高回転でも失火しなくなります。
何気筒のバイクかはわかりませんが、プラグコードとプラグも新品に交換した方がいいのではないでしょうか。
コードの劣化は失火の原因になりやすいと思います。
以上点検してみてください。
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この回答へのお礼

どうも、SINです。早速のお返事ありがとうございます。

>ポイントは新しいポイントをつけていますか。

はい、新品に交換しています。

>ポイント隙間を正規に調整すれば高回転でも
>失火しなくなります。

やはり、そうなんですか~。
お店の人にやっていただいてるんですが、
やはりセッティングが難しいのかな?
それとも、すぐ狂ってしまううのかな?
どっちにしても、調整しだいということなんですね。

>何気筒のバイクかはわかりませんが、
>プラグコードとプラグも新品に交換した方が
>いいのではないでしょうか

Vツイン(二気筒)に乗ってます。
プラグは新品ですが、プラグコードは古いままかも・・・。
(買った時のをつけてます)
一度、新しいのに交換してみます。

ご意見ありがとうございます。

ポイントの調整というのは素人には難しいんでしょうか?
なんか特別な工具とかあるんでしょうか?(点火時期などを調べるような?)

もしよろしかったらどなたか教えてください。

お礼日時:2002/07/17 18:13

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