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志賀直哉が論文「国語問題」(日本語は乱れている、フランス語に直した方がいいという内容)をどうして書いたのか、志賀直哉の作品(特に『和解』)での敬語表現の使い方を見ながら考えていますが、日本語のどういうところを乱れていると感じたのか、ピンときません。

志賀直哉は、上下関係も抑えた完璧な敬語を登場人物に話させています。敬語に気を使っていたからこそ、その不安定さと、フランス語の安定を感じたと思うのですが・・・。

意見を聞かせていただけると、とても助かります。

A 回答 (3件)

初めまして。



直截の回答ではないので恐縮ですが、
志賀直哉のフランス語の国語化は、
日本語が乱れているからと言うより
フランス語の方が日本語より論理的
且つ美しい言語だと考えていたから
ではないでしょうか。

敗戦により国家が崩壊した時、その
社会や文化まで一緒に瓦解すると錯覚
したのではないでしょうか。

そういう時期にあって、もしもっと早く
日本語を廃止して西欧語化しておけば、
この戦争も起きず、文化的な生活が
壊されることも無かった、と考えた
のかも知れません。

以上、想像ですが書いてみました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とても助かります。

フランス語がどう日本語より論理的だと思ったのかというのは、フランス語を知らない私でも探れるでしょうか?
自分がちゃんと解答を作れるか不安です;

お礼日時:2007/07/26 00:27

大変革の時代にはさまざまな変革理論が出るものだと思います。


戦後の国語問題に限っても漢字をやめてカタカナにしろとかその他いろいろあったのではないでしょうか? そういうなかでいちおうの妥協として現代仮名遣いが出てきたのだと思います。
フランス語国語論は提唱者が著名人だったから注目されただけのことだと思います。
ではその著名人がなぜこのような提言をしたのか?ということになりますが、それは彼の脳の力の範囲が限られていたからではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
考えをいただけて嬉しいです。

色々な日本語変化論(といういいかたでいいのか)の一つなんですね。
戦前からの日本語ではいけないのでしょうか?

お礼日時:2007/07/26 00:31

NO1の者です。



解答とのことですが、何かの課題だったのでしょうか。

 日本語廃止論に関しては、

ローマ字化運動、漢字廃止(制限)論、エスペラント語
などに就いて書かれた本を読めば参考になるかも
知れません。国語がどうあるべきか、という点で色々な
着眼点が得られるでしょう。

 言語の論理性に関しては、

日本語は非論理的であると言う論議は結構あります。
その手の本も図書館を探せば見つかります。
フランス語に限らず西欧語との比較で論じているものも
多いです。ただし、今の時代に日本語は非論理的である
等と真面目に書いてある本はあまりないと思います。

国語問題や言語について簡単な目安を得るには
各出版社が出している新書を読むと良いです。
(岩波、講談社、平凡社、文芸春秋社など)
タイトルで大体中身が判ると思います。大き目の図書館
ならばずらりと揃っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございますo(^▽^)o
色々教えてくださって、参考になりました!
大学の課題でした。
おかげさまで、何とか仕上げることが出来ました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/12 20:33

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