政治家はなぜ自分の子供を政治家にしたがるのでしょうか?
あるいは、
政治家の子供はなぜ政治家になりたがるのでしょうか?
まず歳費は、S村T蔵にいわせたら高給かもしれませんが、超がつくほど高給とは思えません。
さらに、選挙には莫大な資金が必要といいます。大半の議員は当選したらすぐに次の選挙のことを考え、どうやってお金を集めるかということばかりを考えている、という話もよく聞きます。
こんなにお金がかかっても政治家にさせたがる(なりたがる)というのは、かかった以上の見返りがあるあるからなのでしょうか。
名誉・権力だけでは納得できません。
裏のからくりを教えてください。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
戦前などは、資産家の家訓として「道楽はしてもよいが、政治には手を出すな。
」というのがあり、政治は「自腹を切って、金を出すもの」という考えが主流でした。こういう考え方を持った政治家の最後の一人、藤山愛一郎氏は、親から相続した「藤山財閥」といわれるほどの財産のほとんど全てを使い果たした。
政治はこれほどお金がかかるものであるにもかかわらず、後に、金権政治の代名詞となる田中元首相は目白御殿といわれる都心の豪邸に住んでいました。
政治家として総理大臣にまでなりましたが、親の財産を多額に相続したわけではなく、ほぼ無一文から始めて、誰が見ても「議員の収入でこれだけの資産を作るのは不可能」な資産蓄財が歴然としていたにもかかわらず、国税庁から検察に告発されることもありませんでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD% …
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/kakuei/history …
このように、裏の金脈を握ることができるのが、与党の有力議員であったのです。
国の借金が巨額である現在では、このような蓄財は許されませんが(当然、以前も法律上は許されていませんでしたが・・・)、地方出身の2世・3世議員の後援会には、頭の切り替えの出来ない、このようなことが未だに暗黙の当然と思い込んでいる古参幹部が居座っています。
与党の賛成多数で6月に改正された政治資金規正法でも、議員の資金管理団体以外の政治団体の支出には、領収書の添付がいらないなど、裏金を作る気であればいくらでも出来るようになっています。
(野党案は、全ての政治団体について、1万円以上は領収書添付を義務付けるというものでした。)
お礼が遅くなりました。
ご回答ありがとうございます。
藤山愛一郎さんのことは聞いたことがあるような気がします。
田中角栄が金のかかる政治とそれを回収する仕組みを作り上げたと言ってもいいのでしょうか。
当時”インサイダー”という言葉があったのかどうか知りませんが、インサイダーの頂点の立場で「ここに新幹線を通す、高速道路を造る」からその周辺の土地を買占め国家に転売して巨額の利益を手にして、それを元に派閥を広げていったという構造を確立したと言うことですね。
でも釈然としません。
No.7
- 回答日時:
まずは、親が政治家であるだけで政治に対するリアリティが格段に違い、そういう土壌で育てば見ているニュース番組も意味が違ってきます。
また政治を含めた教育にも熱心な家庭は当然多く、周辺関係者が家庭教師をやっていたりします。日本企業の8割が世襲企業であるのと同様の意味合いでしょう。
人と人との繋がりで形成されており、地盤が出来上がっているところにトンと乗っかって、こまごまとした部分の役割分担は完全に出来上がっており、地域、地元もそれによって多くの関係も成り立っていたりする訳です。単に金の問題という事ではないでしょうね。
回答ありがとうございます。
単に金ではなく、やっぱり金が大きな要因と思います。
世襲企業が多いのもなんとなく認識していました。
最近はそうでもなくなったようですが、政治家のほかに、医者も自分の子供を医者にさせたがるような気がします。
私大の通わせると、高い寄付金を払わねばなりません。庶民の我が家では授業料さえも無理です。
政治家にもおいしい何かがあるような気がしてなりません。
No.6
- 回答日時:
政治家とヤクザ組織とは大差ありません。
シノギ(パーティー券の販売や党員会費など)を集めて党に収める。
地元の企業から裏献金をもらっても報告せず資産が無いように振舞う。
(ヤクザでは生活保護を受けているのにベンツなんか乗り回していたりする)
大して変わらないんじゃないでしょうか。
でもヤクザにいるしね
回答ありがとうございます。
実際資産公開を見ても、こんなに少なくないだろうと思ってしまいます。
政治団体や親族企業に迂回させているのでしょう。
パー券の売り込みや、出陣式の動員要請はヤクザなみと思うことがあります。
No.5
- 回答日時:
俗に、日本で選挙に勝つには三バン(地盤・看板・鞄)が必要だと言われています。
参考:ウィキペディア『三バン』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E3%83%90% …
ゼロからこれを作るには、大変な努力と費用がかかりますが、いったん作り上げてしまえば、これを維持する費用は作るときに比べれば比較的安くすみます。
実際、大きな金権問題を起こす政治家はほとんどが一世であり、維持費にそれ程困らない二世・三世議員は、特に本人が著名であれば問題が起きにくいという傾向はあると思います。
どうせ同じ仕事をするなら、一つの会社ですら切り盛りできるかどうかわからないサラリーマンより、国や自治体を動かすことも可能な政治家の方がやりがいがあると思う人も多いでしょう。
最も、政治家には苦労が多いので、あえてその道を選ばない二世・三世も当然います。
安倍首相には兄がいますが、兄は父親と同じ道を選ばずサラリーマンのままでした。
No.4
- 回答日時:
せっかく親が築いた利権構造を破壊するのは惜しいから。
利権の引継ぎですね。
美味しいかどうかはわかりません。
生まれながらに持っているので己の力で手に入れた権力ではなく、
受け継いだだけの子供にそれほどの自由な発言権があるかは疑問です。
真の政治家としての自我が生まれても動けるかどうか。
でもこんな重圧の中を赤ん坊から育つとロクな人間は育ちませんからね。
何しろ人間に対して圧倒的な精神破壊を引き起こす「権力」と言う毒に犯されて育つのです。
生まれたときの赤ん坊からね。
普通はこんな毒に犯されてるのでキモいと思うものですが。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
- ・漫画をレンタルでお得に読める!
- ・人生のプチ美学を教えてください!!
- ・10秒目をつむったら…
- ・あなたの習慣について教えてください!!
- ・牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?
- ・【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード
- ・街中で見かけて「グッときた人」の思い出
- ・「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!
- ・幼稚園時代「何組」でしたか?
- ・激凹みから立ち直る方法
- ・1つだけ過去を変えられるとしたら?
- ・【あるあるbot連動企画】あるあるbotに投稿したけど採用されなかったあるある募集
- ・【あるあるbot連動企画】フォロワー20万人のアカウントであなたのあるあるを披露してみませんか?
- ・映画のエンドロール観る派?観ない派?
- ・海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?
- ・誕生日にもらった意外なもの
- ・天使と悪魔選手権
- ・ちょっと先の未来クイズ第2問
- ・【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?
- ・推しミネラルウォーターはありますか?
- ・都道府県穴埋めゲーム
- ・この人頭いいなと思ったエピソード
- ・準・究極の選択
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
自民党の党員と党友
-
国会議員の定年はなぜないのか?
-
岩盤保守層というのは、どうい...
-
長野県知事の辞職と失職
-
会社の先輩から公明党の後援会...
-
蓮舫さんの敗因は何でしょうか?
-
生活者ネットワークとは何か!?
-
生協と政党の関係について
-
政党の「党員」になるとは?
-
生徒会で書記に立候補したとこ...
-
共産党と生協
-
投票用紙の『持ち帰り』とは?
-
総裁選はなぜ国民が投票できな...
-
【兵庫県】兵庫県の斎藤知事を...
-
なぜ総裁選は国民投票じゃないの?
-
立民の支持率が半減した。どう...
-
市会議員や県会議員が企業の口...
-
高市早苗って・・・
-
幸福実現党について
-
いまこそ、政権交代のときだと思...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
日本共産党は、なぜ、外交・国...
-
岩盤保守層というのは、どうい...
-
自民党総裁選挙、まともなの石...
-
国会議員の定年はなぜないのか?
-
蓮舫さんの敗因は何でしょうか?
-
日本が第二次大戦に負けたのは...
-
進次郎君と高市女史の当選の可能性
-
自民党の党員と党友
-
現在の共産党は、どのような政...
-
古い話ですが「プチエンジェル...
-
結局、自民党総裁候補者の中に...
-
選挙は民主主義国家の「最大の...
-
石丸伸二の発言はどうなんでし...
-
石破茂、5回目の総裁選出馬。な...
-
不審、珍しい、という概念を根...
-
戸別訪問を解禁しないと、選挙...
-
自民党の議員は、出世のために...
-
立憲の代表選 蓮舫氏復党して立...
-
帰化して、国会議員になった人...
-
共産党と生協
おすすめ情報