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コランダム型結晶化合物の単結晶をX線回折分析しました。単結晶そのものは(110)面配向であるということでしたが、実際の結果では(220)面のピークが現れました。(この同定は多結晶の粉末X線回折分析からのデータによりますが(110)と(220)のピークは別の位置に現れるとなっています)。一方で結晶学的には(110)面と(220)面のように倍数になっている面は同一である、ということを聞きました。(本当かどうかは確認していませんが・・・)
(110)面配向の単結晶をX線回折分析したら(220)面のピークのみ或いは(110)面と(220)面の2本のピークが出る、ということはありえるのでしょうか?それとも単結晶サンプルが間違っているのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示いただければ幸甚です。

A 回答 (1件)

たとえば,KCl の粉末X線回折を取ると,(100) の回折線は出ません.(200) は出ます.よく問題に出される例ですが.


NaCl で同じことをやると,(100) は出ますが,(200) に比べて強度が弱くなります.これもよく例題に取り上げられます.
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2008/04/17 08:43

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