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カタカナの「ヲ」は、何のためにあるのですか?

A 回答 (8件)

Radioの戦前表記は,ラヂオが一般的でしょう。

(他の表記もないわけではありませんが)
Building→ビルヂングもそうですが,「ジ」ではなく「ヂ」を使うことで,原音が[zi]ではなく[di]だということを表そうとしたのでしょう。
ただ,わ行のヲを使った「ラジヲ」「ラヂヲ」などの例はちょっと記憶にありません。
「ヲ」「を」は,わ行の文字ですので,「わゐうゑを」(ワヰウヱヲ)をローマ字で書くとwa wi wu we woとなります。
外来語にわ行の文字をあてるのは,w音が出てくる場合に限るのが普通だと思いますが,いかがでしょうか。(例:whiskey→ウヰスキー)
ラジオはradioであって,radiwoではありませんので,「ラジヲ」「ラヂヲ」は若干不自然に感じられます。
「和田ラヂヲ」という名前の人がいましたが,これはわざとでしょう。

ところで,微妙に違った答え方の回答が出てきていますが,質問者さんが聞きたかったのは次のうちどれでしょうか?
(1) 「ヲ」というカタカナの読み方自体を知らなかったので,五十音の表を見ていてこのカタカナは何という字かなと思った。
(2) 「ヲ」と書いて「お」と読むことは知っていたが,「ヲ」という文字が「を」に対応する文字だということを知らなかったので,同じ読み方なのになんで「オ」「ヲ」と二つあるのだろうと思った。
(3) 「ヲ」が「を」に対応することは知っている(つまりNo.1,3,4で回答したぐらいのことは最初から知っている)。ひらがなの「を」も含めて,なぜ「を」「ヲ」という文字が今も生き残っているのだろう,「お」「オ」があればすむんじゃないか,という疑問。

そのあたりがはっきりしないので,No.6のような回答も出てくるわけです。
もっとも,No.6の回答も完結していませんので,少し補足しておきます。
今日私たちが使っているかなづかいは,「現代仮名遣い」といい,昭和21年に定められました(その後さらに改正)。
ここでは,「音と文字とが対応する書き方」を原則にしたので,「ゐ」「ゑ」はそれぞれ,発音の同じ「い」「え」で代用することになりました。
同様に,「を」も原則として「お」になりました(をとこ→おとこ,をんな→おんな,をみなへし→おみなえし)。
ただ,例外として,助詞の「を」だけはそのままになりました。
理由をハッキリ書いた文書があるのかどうかよく分かりませんが,おそらく読みやすさを考えた措置だろうと推測しています。
助詞の「を」は,文節の終わりに来るので,「を」の次あたりで一区切りになる,という印になるわけです。
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この回答へのお礼

>質問者さんが聞きたかったのは次のうちどれでしょうか?

だいたい(3)です。

「ヲ」の今日における有用性の幅についてお聞きしたかったものです。
おおよそ#6の方の回答で満足しています。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/23 19:35

「ヲ」は、「オ」とは別の発音で別の意味を表す文字に使われていました。


それが現代になって、オとヲの区別がなくなりどちらにもオを使うようになりました。

例えば古文では、「おこがましい」は「をこがまし」という表記がされています。
和尚も「をしゃう」とうい表記に成っています。というように、別の意味で用いられていた文字が、言葉の変化とともに簡単な発音の文字に統一されてしまったとい雨
う事でしょうね。
しかし、外国からきた言葉には「オ」より「ヲ」をつかったほうが、発音的にしっくりくるものも有りますね。例えば、STAR WARS は「スターウォーズ」でもいいけど、「スターヲーズ」の方が言語の発音に近いですよね。
私の田舎は鹿児島なんですが、未だに「ヲ」の音をつかう表現があります。
相手に同意を求めるときに「ヲ~!」言いのですが、とても「オ」では表記できない発音ですし「オ」では意味が弱くなってしまいます。
こういう言葉も徐々に発音されなくなって来ています。

ですから「ヲ」は、何のためにあるかというより、日本人が使わなくなったために、あまり出番が無くなってしまった文字といえるでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど。ご回答ありがとうございました。
音としては、「wo」は健在だと思うんでけど、
「ヲ」の活躍する機会は日常ではあまりみかけないですね。

お礼日時:2002/07/23 19:31

ヲはもともとオと区別して用いられていたのを、何十年か前に、仮名遣いを決めるお役人が、使い分けが面倒だからオだけにしてしまえと、ヲというかなを追い出してしまったのです。


追い出したけれども、消すことができなかったので、まだあるのでしょう。何のためにと問われるのは、家を追い出されて淋しく生きている人に、あなたは何のためにいるのですかと聞くようなものです。 そっとしておいて上げましょう。

ヲが追い出される前は、Radio をラジヲかラヂヲと書いていました。 いまでは、ジかヂかはっきり思い出せなくなりましたが、そんな昔のことなのです。
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この回答へのお礼

「ヲ」にそんな複雑な事情があったとは露知らず、
ああ、私は「ヲ」を傷つけてしまったのでしょうか。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/23 19:26

ヾ( ̄o ̄;) ヲイヲイ・・・・



これを表すためです!(笑) <(* ̄ー ̄)>ウソ!

でも滅多に使うころがないから、せめて顔文字にでも登場させないと・・・ 
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この回答へのお礼

(@o@)! な~るほど。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/23 19:23

ひらがなの 「お」「を」に対応しています。



「お」の時は 「オ」 「を」の時は「ヲ」を使います。
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この回答へのお礼

なるほど。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/23 19:11

文章をカタカナだけや,カタカナ・漢字混じり文で綴るときに,「を」を表記するのに用います。


たとえば,「私ハ イマ ゴハンヲ 食ベテイマス」。

どんな場合があるかというと,
○保育関係の文章などで,小さい子ども(まあ就学前でしょうか)の言葉を表記するとき。
○言語学関係の文章などで,話し手の音声をなるべくそのまま表記するとき(もっともその場合は「オ」を使うこともあります)
○マンガなどで,外国人のセリフに外国人らしい雰囲気(たどたどしさ等?)を出すとき(最近ではカタカナにしないことも多いですね)。
○一昔前,コンピュータが出力する文章(漢字が扱えなかった)。
○一昔前の電報の文章。
○戦前に書かれた,法律などフォーマルな文章。(例:民法第3条「満二十年ヲ以テ成年トス」)
○人名・会社名などの固有名詞(例:田口トモロヲ)。
といったところでしょうか。
また,歴史的仮名遣い(いわゆる旧かな)で書けば,さらに使う機会は増えます(例:ヲンナ=女)。
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この回答へのお礼

なるほど。ご回答ありがとうございました。
こうしてみると、今日でもカタカナで文章を記述する機会というのはけっこうあるんですねぇ。

お礼日時:2002/07/23 19:11

ヲホホホ!

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この回答へのお礼

ゐひひひ!ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/23 19:07

「を」をカタカナで表記するためです。

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この回答へのお礼

なるほど。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/23 19:05

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