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勝手口(アルミドア)に補助錠を取り付けたいんですが
アルミのドアに面付け補助錠など取り付ける時
錠とドアはネジで止めるわけですよね。
アルミのドアをネジが貫通して固定することなんてできますか?

それと埋め込み式のケースロック補助錠を取り付けることも可能ですか?

A 回答 (6件)

 本格的に防犯を考えた最近の「面付け本締り補助錠」の場合、外側に取り付ける補強板(シリンダーの周りを囲むような板)の裏側から内側に向けて出ている取付け柱(4本など)を、ドアに開けた穴を貫通させて、内側の取付け板で一旦ビス止めしてドアを挟んだ姿で固定させ、その上に補助錠のケースをかぶせてさらにビスで取付け板に固定するといった方式を採っています。



 つまり「アルミのドアをネジが貫通して固定する」のではなくて、ドアの内外をつなぐ直径8mmほどの取付け柱と、それにねじ込むビスで、互いの板を呼び込み、ドアを挟み込みながら固定するという取付け方法です。このような補助錠の場合、ドアの表面には、シリンダーが通る穴1つとその周辺に取付け柱が通る穴4つの加工が必要になります。

 つぎに「埋め込み式のケースロック補助錠を取り付けることも可能ですか?.......」についてですが、ドアの型材の内部に組み込む補助錠としては一般的に「彫込み型のシリンダー本締り錠」を使います。本締り錠とはシリンダーやサムターンで操作すると、本締り、つまり四角なデッドボルトだけが出入りして施錠をするタイプの錠のことです。

 このような彫込み型の錠を採用するの場合に大切なこととして、2つの条件を満たすかどうかの下調べが必要になります。

 まず最初は、錠ケースをドアの中に組み込めるスペースがあるかどうか......ということ。錠ケースには、ケースの先端部分からシリンダーの中心までの寸法であるバックセット寸法というのがあって、小さいものでは31mmぐらいから64mmぐらいまでといろいろあります。このバックセット寸法はドアの側面のどのあたりにシリンダーが来るか....を決める大切な寸法ですが、同時にドアの中に錠ケースが納まるのかどうかを見極める材料にもなります。錠ケースはシリンダーの中心からさらに20mmぐらいはお尻がありますから、それでもドアの内部に納まるなら「彫込み型のシリンダー本締り錠」を取り付けられる可能性はあります。

 それともうひとつ、「彫込み型のシリンダー本締り錠」の場合にはドアの厚みも大切な条件になります。市販のこの種の錠前はおよそ33mmぐらいからの扉厚寸法(ドアの厚みの寸法)に対応して作られていますが、アルミのドアは一般的にこれより薄いものも少なくありません。そういう場合には、多少ならスペーサーなどをシリンダーに挟んで対処することも出来ますが、アルミドアの場合は往々にして肝心な部分に段差があったりしますから、まずは正しい扉厚寸法を知ることが大切になります。

 さて、まだこれだけではありません。案外見落としがちなのがドア枠側、つまりストライクプレート側です。ストライクプレートとは「受け座」のことですが、面付け、彫込み、両タイプの場合とも、「はたしてストライクプレートを取り付けられるかどうか....」、この見極めをしなくてはなりません。

 ことにアルミ型材で組まれたドアの場合はこれが案外難しいものです。ストライクプレートを取り付けることが出来る形状のアルミ型材か、アルミ型材にビスのタップが立つだけの厚みがあるか、デッドボルトが入っていく四角な穴を加工できるか、デッドボルトのストローク(出寸法)に対して(あるいは「トロ除け」と呼ばれるカバー部品に対して)奥行き寸法に余裕はあるか......などと結構事前の調査が必要なものです。

 なお、アルミドアですが、これまで勝手口に建て付けられてきたアルミドアの多くは、失礼ながら、あまり防犯的に強いものではありません。まして、もし一部にガラスが入っていたり、アルミ板一枚の腰パネルが入っているようなドアでしたら、簡単に破られて中から錠を操作されてしまいますから、折角の補助錠増設もあまり役に立ちません。まずはドアの補強から考えなくてはこうした心配は払拭できないと考えます。

参考URL:http://www.miwa-lock.co.jp/product/cp_3.htm
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ケースはどうだろ


DIYだと簡単なタイプなら出来るでしょう。
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 #4です。

あとでちょっと気になったので一部補足します。

 ドアを貫通した取付け柱に、内側の取付け板で一旦ビス止めしてドアを挟んだ姿で固定させる.....のではなくて、「取付け柱に補助錠の錠ケースを直接ビスで取り付ける」組み付け方にした製品もあります。
 いずれにしても、ご質問は「アルミのドアをネジが貫通して固定すること」がご希望であって、「ドアに直接ネジで止めることを避けたい.....」といったご趣旨のものであろうと考えてのご回答です。
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現場を知ってる、本物の専門家です。



まず、面付けであっても、掘り込みであっても、何かしら付けられると思われます。

で、問題は固定をどうするか。
設置するだけなら、タッピングでも小ねじでも両面テープでもOKですが、補助錠の役目として、最悪バールでこじ開けられても耐久できなければ意味がありません。実際に、そのせいでぶっ飛んだ面付け補助錠は何度も目撃しています。

ターンナットと言ったアンカーを入れる場合もありますが、あくまでも一番いいのは、スチールの裏板を裏から入れるということです。アルミの框、通風ドアはこれが可能ですが、まあ、やる業者は少ないですね。面倒半分、知らないのが半分。表に張ってもムダですよ。裏板の1/5も耐久性は出ないでしょう。

埋め込み(掘り込み)と面付けは、構造的には面付けのほうが強度が出るはずです。ただし、工業会推奨の方法で、鎌デッド錠を付けた場合ですが。肝は受け金具(ストライク)の設置法です。セットに入ったものを使ったって、木に短いビス2、3本では、こじ開け強度が出ませんので。
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アルミ製のフラッシュ扉として回答します。



面付け補助錠を取り付ける場合、No.1の方が回答しているようにタッピングビスで止められますが、取付部に補強プレート(アルミの薄い板)を貼ってから取り付けた方が良いと思います。又、タッピングを使用する前に金属用のビスよりも細い径のキリで下穴を開けた方が楽です。

埋め込み式のケースロックを取り付けることもフラッシュの場合可能です。(ドアの厚みによっては不可)但し、埋め込み部分よりも大きくドア面に穴を開け、落下防止処置等を施し、補強プレートで補修するやりかたになりますので、やや手がかかります。枠側にも当然、受け金物を取り付ける処置が必要になります。

面付け補助錠でもシリンダー付のものであれば、外部側にも正確に丸穴を開ける必要があり、素人さんでは大変です。

鍵やさんに任せたほうが良いのではないでしょうか。
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「タッピングビス」という、自分でねじ穴を切りながら入っていく堅いビスで留めることになるかと思います。


「タッピングビス」はホームセンターで買えます。
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