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よくサッカーの日本代表の試合で、解説や実況の人が開始前に「勝ちたい気持ちが強い方が勝つ。」とか、日本代表が負けたときなんかにも「勝ちたいという気持ちが伝わって来なかった。」とか言いますよね。

他のスポーツでは「気持ち」っていうものをサッカーほど前面に押し出していないような気がします。もちろんどんなスポーツでも気持ちは大事だと思いますが、外から見てるだけの人や、ちょっとサッカーをかじったような人が「勝とうという気持ちが伝わって来ない」なんてわかったような事をいうのはどうかと思います。何より一番勝ちたいと思ってるのは選手達だと思うし、相手の国より技術的に劣っていれば勝ちたい気持ちが強かろうと勝ち目は少ないと思います。、

サッカーの試合でここまで「気持ち」にこだわる理由って何なんでしょうか?

A 回答 (8件)

素人意見ですが、体と体が接触するスポーツは気持ちが大事だと思います。


正直、今日の日韓戦も日本代表から気持ちは伝わってきませんでした。
チャンスは日本の方が圧倒的に多く、試合を支配していましたが、最後の最後は韓国DF・GKが気持ちで止めていた気がします。

韓国サッカーが強い印象は受けませんでした。
でも日本が決めきれなかったのは、気持ちで負けていたからではないでしょうか?
精神論を言っているようで申し訳ないです。

この回答への補足

う~ん・・・でも体と体が接触するスポーツっていうならバスケとかあるし、それに体が接触するから気持ちが大事っていう理屈もなんか納得できません。
韓国サッカーが強いという印象を受けなかったのに負けたのは気持ちで負けていたから、ですか・・・。ただ単に日本のシュートが外れたからではないんですか?気持ちが強ければ蹴ったボールはゴールに向かって軌道修正するんですか?日本の代表というトップクラスの選手達が負けた相手に、素人がなぜそんなに偉そうに「韓国サッカーは強くない。」なんて言えるんでしょうか?素人さんよりも実際戦ってる選手の方が勝ちたいと思ってるに決まってるじゃないですか。
もし今回のような試合内容で勝っていれば「シュートはたくさん外したけど最後は気持ちで勝った!」とかいうんでしょうね。結局結果論のような気がするんですが・・・。

補足日時:2007/07/29 08:35
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 どんなスポーツでも、実力が拮抗していればお互いどんどん体力的に辛くなっていきます。

昔フランスに0-5で負けた試合がありましたが、あの試合は確かに気持ち云々で勝つ事はできません。それで気持ちで失点を1つ減らす事はできたでしょうし、日韓戦なら勝敗につながります。

 昨日の試合で言うと、どちらも高温多湿の中連戦の末に延長戦まで戦ったのですから、疲労は相当のものです。現に韓国には足をつる選手も出てきました。足がつるのは生理的な事ですから精神論ではどうにもなりません。だからと言って言い訳を残しておいたら勝つ事はできませんし、そういう極限の状況で身体を動かすのはやっぱり気持ちという事になります。例えば足がつった選手に50mダッシュして攻撃に参加しろ、と言っても無理な話です。しかし、自陣のゴール前で相手のシュートをブロックしようと足を投げ出す事ならできます。そういった身体を張ったプレーを支えるのは気持ちなのです。「辛い、痛い、疲れた」という気持ちを封じ込め、「最後まで闘ってやる」という気持ちを奮い立たせる事が重要なのです。

 実況はともかく解説者はサッカー経験者ですし、プロでなくても、例えば県大会の決勝等で死闘を繰り広げた事がある人なら気持ちの重要性は誰でも認識しています。サッカーを長く観てきた人なら、プロアマを問わず、大舞台で普段の力以上のプレーを見せる選手は大勢観ているはずです。
 また、日韓戦を何度か観た事があるなら昨日の韓国が強くなかったのは分かるでしょう。疲労等で実力が発揮できなかったのか弱い世代なのかは分かりませんが、日韓戦にしては拍子抜けでした。

 最後に、サッカーでは気持ちばかりが強調されているわけではありませんし、他のスポーツでも、例えば野球なら一球入魂という具合に精神論は必ずあります。サッカー中継だけからこの質問に至ったのなら、おそらく思い違いをされているだけです。

この回答への補足

>サッカーでは気持ちばかりが強調されているわけではありません
そうでしょうか?サッカーは他のスポーツと比べてもかなり精神論に偏ったコメントは多いと思いますよ。確かに一球入魂という言葉はありますね。しかし野球など他のスポーツではサッカーほど気持ちばかりに偏ったコメントはあまり見受けられないような気がします。負けた試合にしても、あの場面のどのシーンでこういうミスがあった、そこから崩れていった、というような技術的なミスから(←ここ大事)精神的な崩れ方へのアプローチをするコメントなんかを聞いていると「なるほど、さすが専門家だ。」と感心します。
そして、僕が思ったのは、サッカーには負けた試合に対して「気持ち」を重視したコメントをするような熱い人が多くいらっしゃる事です。ジョン・カビラさんや川平慈英さん、松木さんにセルジオさんはまさにスポ根って感じです。その人達は素晴らしいと思いますが、それを見ている素人さん(多少サッカーをかじってた自称玄人も含む)達も迎合して気持ち気持ち言っている事に違和感を感じてしまうんです。

補足日時:2007/07/31 22:07
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あなたがテレビで観る選手のプレーは、


選手が持ってる「技術」の上に、その瞬間の「気持ち」が組み合わさって、その結果でそういうふうになる、ということです。
限界近くまで疲れきっている中で、ていねいに上手くシュートを狙い通り打つことっていうのは、ものすごい集中力が必要なものです。
疲れるとなんでも雑になってきてしまうもの、
その中で集中力を維持し続けられるかは、選手の勝利への「気持ち」が大きくかかわることです。


サッカーに関して言えば、
チャンスも活かさないでパス回しばかりで、なかなか攻めにいかない日本代表のあのさまなら、「勝つ気が無い」という言われ方もうなずけます。
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NO2の方がおっしゃられたように、真面目にサッカーやってた人はいかにサッカーがメンタルなスポーツかってわかると思います。



サッカーて1点がすごく大きな意味を持つスポーツです。バスケや野球みたいに満塁ホームランや3Pシュートがあるわけではないですし。
1点を争ってる緊張感は半端じゃありません。よく解説の方が「最初の10分集中だ」なんていいますが、やっぱり最初は試合の雰囲気がつかみにくいはずです(他のスポーツでも)。そういったときに、点を取られるとズルズル行きがちなのがサッカーです。気持ちって言うか「集中力」の方が大事かな…

例えば、タッチラインギリギリのボールを選手が全力で追いかけます。しかし、届きませんでした。逆にそのボールをもうダメだって最初からあきらめた選手がいます。どちらの方が、いい印象を受けますか?
間違いなく前者だと思います。ピッチ上の他の選手もそんなプレーに勇気をもらってると思いますよ。走力とか、スタミナとかも関係ありますが一生懸命な選手は観ていて頼もしいし、自分の気持ちを奮い立たせてくれます。これは日常生活だって同じことですが…
また、サッカー観戦をしているならわかると思いますが、サッカーは得点しそうな臭いがする時間帯があります。その時間をいかに集中できているかが、勝負の分かれ目です。その時間に集中が切れたプレーをすることで(攻撃の軽率なパスミス守備のマーキングのズレなど)、流れが大きく変わるのです。そこで大量得点、大量失点など起きます。

もう一つ、退場した選手がいるチームはなぜかいいサッカーします。一人いなくなったことで一致団結するって言うか、より「オレがやってやる」って気持ちが一人一人強くなっているんだと思います。そういうのは弱い、強いチーム関係ないと思います。気持ちです。

>相手の国より技術的に劣っていれば勝ちたい気持ちが強かろうと勝ち目は少ないと思います
そりゃ少ないですが、気持ちが入ってないときこそ足元をすくわれるんです。

日本はそうでもないけど、海外なんかはホーム&アウェーを重視します。それは精神的に有利にたてるからです。じゃなきゃ、サポーターの応援する意味がなくなります。
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>ちょっとサッカーをかじったような人が・・・


ご質問を拝見させて頂きましたが、正直なところ、逆にjohn0511さんはサッカーを含めたスポーツをかじるどころか、大してやってもいないのにナメているという印象を受けました。もちろんスポーツ経験には個人差があって当然ですが、john0511さんは今まで真剣にスポーツをやる機会がなかったんでしょうね。スポーツにおける気持ち・メンタルの重要性について、ずいぶん分かっていないようです。
 
「心・技・体」という言葉がありますが、昔の人はよく言ったもので、サッカーに限らずどのようなスポーツでも「気持ち」が抜けたプレーというのは外から観ていても、一つ一つのプレーの節々で伝わります。例えば日韓戦では、野球のWBCやサッカーなどでの韓国人選手・監督のモチベーションが、日本人選手・監督のそれを上回っているのが良く分かります。良し悪しは抜きにして、歴史的・政治的禍根が選手・スタッフ・サポーターの胸に刻まれており、常に高い集中力と精神力をキープさせているのでしょう。今回のアジア杯日韓戦で、監督・コーチが退場処分を受けたのに、審判の制止を振り切ってなりふり構わずハーフタイムで選手に声をかけ、円陣を組む姿には、テレビで観ている自分すらちょっと圧倒されました。そういう高いモチベーションをチーム全体で持っていることが、体力ギリギリの場面・勝負の分かれ目での、最後の一歩が出るかでないかの分かれ目になるのです。
 
>何より一番勝ちたいと思ってるのは選手達だと思うし、相手の国より技術的に劣っていれば勝ちたい気持ちが強かろうと勝ち目は少ないと思います。
 選手そしてチームの「勝ちたいという気持ち」には、対戦相手やゲーム前コンディション、ゲームの進行状況によって必ずムラが出ます。ドイツW杯オーストラリア戦の日本の試合などは、その典型です。後半終盤まで1点リードしていたことに、油断したのでしょう。そのような状況で一度プッツリ切れた集中力は簡単に戻るものではなく、一気に逆転されてしまいましたよね。あの後半の8分間立て続けの3点は、オーストラリアの技術が優れているだけでは決して取ることはできません。勝ちたいという気持ちがスッポリ抜けたスキを突かれたのです。
 さらに以前の例ですが、アトランタ・オリンピックのサッカー競技において、単なる技術だけで勝負が決まるなら、日本がブラジルに勝てるわけがなかったでしょう。あれはブラジルが格下相手の日本に油断していたことと、日本が高いモチベーションで試合に臨んだ上で、運が傾いた結果にほかなりません。それ以外に納得できる理由があるのならば、逆に教えて欲しいです。

 例を挙げればキリがないですが、サッカーの試合で「気持ち」にこだわる理由は、その気持ち・集中力・精神状態がゲームの流れ・結果を大きく左右するからです。そしてそれはサッカーに限らず、全てのスポーツに言えることです。箱根駅伝で大学選抜チームが常に下位の理由は、チームとしての精神的な強いつながりがないので、体力の限界を超える走りが出来ないためです。
 本質的にスポーツとは「1+1=2」「5>4」のように、単純な技術力の足し算・引き算の理屈では割り切れないものなのです。というか、スポーツだけじゃなく、会社組織でもそうですし、格闘ゲーム・レーシングゲームでもプレッシャーがかかれば気持ち・精神状態は影響しますよ。年齢もまだまだお若そうなので、人生においてもっと色んなことを経験されてください。

この回答への補足

>ご質問を拝見させて頂きましたが、正直なところ、逆にjohn0511さんはサッカーを含めたスポーツをかじるどころか、大してやってもいないのにナメているという印象を受けました。もちろんスポーツ経験には個人差があって当然ですが、john0511さんは今まで真剣にスポーツをやる機会がなかったんでしょうね。スポーツにおける気持ち・メンタルの重要性について、ずいぶん分かっていないようです。

厳しいご意見ありがとうございます^^;
質問に答えてくれた方々の意見を見ていると、僕の質問の書き方が悪く、言いたい事が伝わらなかったのかもしれませんが、僕はメンタルを軽んじているわけではありませんよ。自分も下手クソなりに中学高校でバスケと、大学時代はボクシングでプロテストに合格した事があるので「気持ち」の重要性はよく認識しているつもりです。むしろこんな下手クソな僕が合格できたのは気持ちが6割、運が2割、技術が2割ってとこだと思っています。だから気持ちは大事です。それはわかってます。

ただ、僕が言いたいのはNO2の方にも書きましたが、テレビ解説者の「気持ち」を重視したコメントに対して素人があまりにも迎合する傾向が強すぎると思うんです。
専門家が口にする分にはいいんです。ただ、よくいる「にわかサッカーファン」(まだいるのかな?)とかちょっとかじった人が技術的な事をすっ飛ばして「全然勝つ気が伝わってこなかった!」なんて言っているのを聞いていると「あなたに何がわかるんですか?」と思ってしまうんですよ。僕もバスケやボクシングをテレビで見たりしますが、自分よりも何百倍も努力してきた人達の負けた姿をみて「勝つ気が伝わらない」なんて思えないし、口が裂けても言えません。(まあタイ人のかませ犬で、ボディ一発くらっただけで寝込んじゃうようなボクサーは別ですが。)その人達は人生をかけてその競技をやっているんだから。
厳しいファンが選手を強くするともいいますが、欧州や南米のファンと比べて質の低いファンに厳しくされても選手達は腐るばっかりであまり意味ないと思うので、そういう人達は選手達を「よく頑張った!」と称え、厳しい意見は専門家やコアなファンの方々に任せた方が絶対良いと思うんですが・・・。

補足日時:2007/07/31 22:45
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補足コメント、ありがとうございます。

お陰でjohn0511さんのおっしゃっていた意味が分かりました。回答するにあたって誤解があったようで、不快に感じられていらっしゃったらお詫びします。

>ただ、よくいる「にわかサッカーファン」(まだいるのかな?)とかちょっとかじった人が技術的な事をすっ飛ばして「全然勝つ気が伝わってこなかった!」なんて言っているのを聞いていると「あなたに何がわかるんですか?」と思ってしまうんですよ。
>その人達は素晴らしいと思いますが、それを見ている素人さん(多少サッカーをかじってた自称玄人も含む)達も迎合して気持ち気持ち言っている事に違和感を感じてしまうんです。

にわかサッカーファンの意図するところについては、私も体育会系(ラグビー)出身者なので良く分かります。

以前に友人に誘われてフットサルチームに入っていましたが、確かに大学生・社会人になってからほとんど趣味の範囲でミニサッカーを始めた方々(いわゆるにわかファンですよね?)が、プロ選手の試合についてスポーツ新聞を読みながら「あいつ使えねーよ」とか放言しているのには、john0511さん同様に違和感・腹立たしさを感じます。実際、中高で体育会サッカーを経験していたメンバーはそんなこと言いませんが、何故か社会人になってから始めた人に限ってそういう暴言を吐露しがちです。それまで真剣にスポーツをやったことがある人にしてみれば、そういうにわかファンについては、正直「この人達、サークル程度のサッカーしかやっていないのに、そこまで言うか?何様?」と思えてしまうのは同感です。(そういう意味ですよね?)

ただ、そういうメンバーに違和感を感じながらも一緒にいて気付いたことなのですが、そのようなにわかファンの増加がサッカーというかつてのマイナースポーツを、ここまでの人気スポーツに押し上げたという事実は否定できません。彼らが分かっていないなりにもサッカーを観て、新聞を買って、高価なユニフォームや用具を買うことで、サッカーというスポーツにお金が流れてくるのです。
 私もラグビーというマイナーな競技をやっていましたが、そのようなにわかファンがガッチリついてこないスポーツは、ずっとマイナースポーツの座に甘んじるしかないのだと痛感させられました。特に「玄人好み」とか言われていい気になっているラグビー関係者の慢心は、ファンの裾野を広げられず、お金も集まらない理由であることも良く分かりました。

そう考えてみると、サッカーの試合でアナウンサーが「気持ち」という分かりやすい言葉を繰り返すのは、ある意味、そのようなにわかファンでもいいので、とにかくファンを集めるためになりふり構わないの努力を続けてきたことの表れである、という見方も出来ると思います。回答を一言で言うならば、「マイナースポーツから国民的スポーツまで上り詰めた名残り」と言えるかもしれません。
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この回答へのお礼

>そういうにわかファンについては、正直「この人達、サークル程度のサッカーしかやっていないのに、そこまで言うか?何様?」と思えてしまうのは同感です。(そういう意味ですよね?)

そうなんです!やっぱりそういう人って多いですよね!その競技の事を深く知りもしないくせに、「気持ちだよね」なんて言ってる人に凄く不快感を感じるんです。中には「応援する気にもならねえよ!」なんて悪態をつく人まで出てくる始末。何様でしょう?海外のフーリガンに比べたら可愛いもんですが、やはり日本のファンの質は決して高くないように思います。

>サッカーの試合でアナウンサーが「気持ち」という分かりやすい言葉を繰り返すのは、ある意味、そのようなにわかファンでもいいので、とにかくファンを集めるためになりふり構わないの努力を続けてきたことの表れである、という見方も出来ると思います。回答を一言で言うならば、「マイナースポーツから国民的スポーツまで上り詰めた名残り」と言えるかもしれません。

確かにこの意見には納得です。やはりファンが多くなればおかしなファンも増えていくのは必然でしょうね。日本ではメジャーとはいえないラグビーやバスケやボクシングも、もし急激に人気を得てしまえば、にわかファンの数も増える事でしょう。それは市場の拡大と人気向上には必ずついてくるものだし、そう考えると質の低いファンの存在が必ずしも悪いと言えないのかもしれませんね。

にわかファンがもっともっとその競技の事、そして選手自身の心情をわかっていって、本物のファンとして選手達にエールを送れるようになればもっと競技レベルは上がると思うんですよね。
ともかくtoforex02さん、納得のご回答ありがとうございました!^^

お礼日時:2007/08/01 20:34

>そうなんです!やっぱりそういう人って多いですよね!その競技の事を深く知りもしないくせに、「気持ちだよね」なんて言ってる人に凄く不快感を感じるんです。

中には「応援する気にもならねえよ!」なんて悪態をつく人まで出てくる始末。何様でしょう?海外のフーリガンに比べたら可愛いもんですが、やはり日本のファンの質は決して高くないように思います。

正直、そういう少し困ったタイプのファンが特に多いのがサッカーだと思います。なんだか、サッカーを仕事でたまったストレスのはけ口にしている印象もあります(そういう意味では、本場イギリスと同じですが)。実際、サークル程度の試合・大会でどんなにがんばっても、プロレベルはもちろん体育会のスポーツで経験するプレッシャー・苦悩・絶望そして喜びは経験することは出来ません。そしてサークルの試合・大会では、本当に真剣な試合前・試合中において、チーム全体、そして自分自身の精神状態をコントロールする難しさを経験することも、まず不可能です。根本的に、本気度の質が異なるんですよね。また、不思議とそういうにわかファンが言う「サッカーは野球やバスケなど他のスポーツと比べて1点の重みが違うから、余計にプレッシャーがかかる」とかいう話も、表面的でアスリートとしてのセンスを疑います。スポーツによって得点を入れ勝敗を決めるまでのプロセスは違うこと、その一方で真剣勝負におけるプレッシャーは同じ重さだということを、あまり理解されていない印象を受けます。必要以上に野球に対抗心を燃やしている姿も、なんだか少し滑稽に見えます。
 ただ良い見方をすれば、にわかサッカーファンの方々も、その辺りのレベル差をなんとなく感じることがあるからこそ、逆にそれがコンプレックスになってしまい、分相応以上に虚勢を張り、アスリートとしてはナンセンスな発言をしてしまうのかもしれません。実際、このようなにわかサッカーファンの方々の問題点については、社会に対して迷惑をかけているわけではないので、巷で議論されることはあまりありません。でも、本当にサッカーというスポーツが好きなら、多少は慎んで欲しいと思う人が周りに大勢いることは気付いてもらいたいなぁ、と個人的に思います。実際、大恥をかいているのは、ご本人たちですし。
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No.1です。



勝利への気持ちというものは細部・ディテールに宿るものです。
球際のせめぎあいであったり、勝負どころでのパススピードの強弱であったり、決定機の成否であったり、そこで投げ出した体や手足、足の先や指先での“奇跡”に宿ります。
私はそんなシーンをこれまでにも数々見てきました。
そして最終的にはやはりこの部分で日本は、韓国人に対等のものを見せ付けなければならない。
それは内に秘めるのものではない。
一歩も引かぬ意地であり、闘志であり、勝利への執念というものは文字通り“見せ付け”なくてはならないものだと思っています。

試合前の日本代表のやつれた顔を見て、この大会のここまでの過酷さが手に取るように伝わってきました。
しかし、これがサッカーの、国際大会の現実です。
精神的にも肉体的にも限界を超える負荷をかけられ、彼らは自らの選手生命をすり減らしながら戦っていたのです。

前半の韓国のハードなプレスは想定内であり、その中で日本が満足なアタックを出来ずに攻めあぐね後ろでボールを回す展開も同じく想定内のことです。
この膠着した状態において、日本がサウジ戦での教訓を活かしてセーフティーなゾーンでの敵アタッカーへの“潰し”にやや改善の兆しを見せてくれた事は、この試合における一つの成果であったと考えています。
一試合を通してみれば、まだ阿部勇樹などのディフェンスに“甘さ”は見受けられるが、中澤佑二や鈴木啓太のそれは硬軟取り混ぜた確かな判断力に基づいた安定感のある守備でした。
全ての選手があの守備における判断力を学ばなければならないと思います。

後半も運動量の差は埋まらず、また不安定なレフェリングにも苛まれて拮抗した展開が続いたが、前半11分のカン・ミンスの退場でまたしても日本はある構図の中に否応なく落とし込まれてしまう。
ゴール前を固めた敵から得点しなければならない…という構図です。
これはサッカーの現実の中でとても巨大な壁です。
そして日本のサッカーファンが、韓国を相手にそのハードルを難なく乗り越えられるものだと信じているとしたらそれは現状に対する大きな誤解です。

日本が韓国に引き分けて責めを負うようになったのはいつからなのでしょうか?
いつから日本はそれほどの強国と認知され、尊敬を与えられてきたのでしょうか?
トルシエジャパンはその時代の韓国代表より強かったでしょうか?
ジーコジャパンはどこかの本選でガチンコの韓国を質実ともに凌駕したことがあったでしょうか?
私は日本がガチンコの試合で質実共に韓国を上回ったゲームはこれまで2つしか見た事が無い。
一つは1997年のWC最終予選、韓国がすでに出場権を手にした後の彼らにとっての消化試合を2-0と勝利したゲームと、この試合です。

結局120分得点できず勝つことは叶わなかったが、退場者が出る前の時間帯においてさえ決定機を数えれば日本のほうが韓国のそれを上回っていたし、11:10になってからの詳細を見れば、ゴールできなかった事こそが奇跡に思えるぐらいの内容であったと思う。

僕は改めて今の強固な日本代表のポゼッションサッカーのベースを確認できたし、また敵にゴール前を固められるとどうしても攻めあぐねてしまうこのチーム(いやあらゆるチームがそうである筈だ)の弱点を再確認できた。
その意味で、これほど価値のあるゲームはないとも思っています。

今日本はやっとこのアジアの盟主韓国と目線を同じくして、勝敗を決する実力にまで辿り着いたのだと思う。
そしてここでの試合の内容に、よりショックを受けているのは韓国の識者達の方なのではないだろうか?
日本は1年で、これだけ成長し、また強くなった。
もしそれが理解できなければ、これはオシムも会見で言っていたようだが、ジーコジャパンのAC、ヨルダン戦、バーレーン戦等の試合をもう一度ひっぱり出して観戦するか、或いはもうしばらくの間代表のサッカーなど見ないことをお勧めします。
この現実の中の日本が受け入れられないのであれば、それは国籍を変えるか、バルサやミランのファンになって我慢していてもらうしかない。
弱者が強者に立ち向かってゆくその過程で、彼らの努力や頑張り成長の跡には目もくれず、ただ時々の結果に囚われて不平や不満を書き連ねることに一体どんな意味があるのでしょうか?
この大会での彼らの頑張りと成長の証に僕は改めて最大級の敬意を表する。
そしてこの悔しさを絶対に忘れないで欲しい。
この雪辱はしかるべき舞台で、必ず晴らしてもらわなければならないと思っています。
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