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引き伸ばしレンズには、絞り値がきざまれています。それは何故でしょうか?プリントの濃度は露光時間にによって決めることが多いと思うのですが。絞り値の必要性を教えてください。

A 回答 (3件)

ライトが暗くて、しかもライトから露光面までが長くて、


引き伸ばしレンズの絞りがF16固定だったりしたら
段階露光が30秒・60秒・120秒、みたくなってもいいですか?
いいかげん、かぶってしまいます。

画や国、ライトが明るくて、しかもライトから露光面までが短くて、
引き伸ばしレンズの絞りがF2.8固定だったりしたら
0.5秒・1秒・2秒、みたいな段階露光をしますか?
制御が難しいです。

それじゃあ困るので、引き伸ばしレンズの絞りで調節するわけです。
もっとも、開放と最小絞りは、よほどの必要がなければ避けます。
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プリントのコントラストは、主に印画紙の号数で決まります。

(1号/超軟調~5号/超硬調)
これを、20度Cで約1分30秒現像で適正濃度になるよう露光します。露光量は、絞りと露光時間で調整します。
引き伸ばし倍率が大きい程、またネガの濃度が濃い程、光量が少なくなるので露光量を増やす必要があります。
このように、絞りは光量及び露光時間との関係において露光量を決定する要素となります。
・どの様なレンズでも、開放から2~3段絞る事で、最高の解像度に達します。開放でピントを合し、必要に応じて絞って使います。
・露光中に覆い焼きや部分的な焼き込みが必要な時、ある程度の露光時間を稼ぐ必要がありますので、絞りで露光時間を調整します。
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大きく二通りの意味があります。



一つは露光時間を調整するため。
ネガの濃度がまちまちですから、それに合わせて
露光時間が極端に長くなったり短くなったりしないように絞りで光量を調節します。
露光時間を調節する意味は
長時間過ぎてカブリを出さないためとか、
短時間過ぎて露出時間のコントロールが曖昧になる事を避けるためなどです。

もう一つは画像周辺の像の流れや露出不足を避けるためです。
やはりレンズですから、撮影レンズと同じように
絞りによって結像性能が変化したり周辺光量の過不足が出てきますから
それを避けるために、画像の確認や焦点調節は絞りを開けて行ない
露出時にある程度絞り込むようにします。

特に引き伸ばし時のフィルムの平面性保持は難しいですから
ある程度絞り込んで像の流れをカバーする事は不可欠です。
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