プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 人間の場合は、通常女性よりも男性の方が体が大きく、力も強いですよね?

 でも、ノミやカマキリなどの場合はオスよりもメスの方が体が大きく、力も強いです。

 どうしてですか??それぞれメリットがあるのでしょうか??

 また、人間の場合も、男性よりも女性の方が体が大きく、力も強かった場合、今の生活に何か変化はありますか??

A 回答 (2件)

性選択(性淘汰)の面から説明されること多いようです。



妊娠、哺乳、育児期間が長い哺乳類のメスと子どもは集団(群れ)やボスによる長期間の保護を必要とします。したがって、保護者には力が強いものが求められます。また、襲ってくる捕食者を威嚇したりする能力として、低くて大きな発声ももとめられます。
当然、そのような環境下におけるメスは、力強い声や体つき、及び高い運動能力の者を好むことになります。このメスの性選択によって、強くて大きな体のオスの遺伝子がより多く残った、というわけです。

また、そもそも哺乳類のオスの存在意義はメスの獲得競争にあります。メスの獲得のためにオス同士が戦いを繰り返すことになり、その結果としてより大きな角や牙をはじめとした要するに大きくて強い体の持ち主の遺伝子が多く残ることになります。
なお、余談ですが一般的に好戦的な民族ほど男女の体格差が大きいといわれています。

ただし、これは一夫一婦制ではなく群婚性(もしくは一夫多妻)における現象といえます。一夫一婦制であればメス獲得に敗れたオスはまた別のメスを探せばいいだけだからです。これは強いオスが複数のメス、もしくは群れのメス全体を押さえることからおきているわけです。
もし人類で、このまま一夫一婦制が長く続き、くわえてメスが肉体的に強いオスを選ぶ必要のない時代が長く続けば、男女における体格の差は縮まってくると思われます。

一方、昆虫など卵を大量に産み、数の多さで遺伝子を残すタイプは性選択の必要がありません。捕食行動はオスメス共通ですし、捕食者から逃れる行動は擬態など、力に関係ないことがずっと高い効果を発揮します。
つまり、昆虫などのメスにとっては、強いオスにはあまり価値もなく、それより卵の保護等のために自分自信に栄養をタップリと身につけておくほうが重要だというわけです。
ただし、昆虫でも(昆虫にかぎりませんが)オスによるメス獲得競争が激しい種はオスの体格が大きくなる傾向にあります。

>人間の場合も、男性よりも女性の方が体が大きく、力も強かった場合、今の生活に何か変化はありますか?

激変でしょう、「家畜人ヤプー」の世界になると思います(もちろん文学的な表現としては、という意味です)。
これは大げさだとしても、女性が妊娠、育児から解放さればありえなくもないかもしれませんね。強い男よりも、カワイイとか美しいとか頭がいいとかいう男が多く遺伝子を残せそうな気がします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/09 18:04

えーと、昆虫は卵を生みますよね。


しかも1個や2個ではないです。
当然お腹が大きいです。
栄養もたくさん必要です。
俊敏に動くためには体重に比例した筋力が必要です。
当然体がオスより大きくなります。
こう考えると全然不思議ではないですよね。

人間の場合、出産するのは1人ですよね。(多くの場合)
体は赤ちゃんが1人分入るだけ大きくなれば十分です。
栄養はお腹や太ももに蓄えられています。(思春期太り)
野生動物に襲われる心配もないので、筋力や体格が小さくても大丈夫です。
逆に男は餌を取ったり、敵と戦うために強い筋力が必要です。
体格も大きい方が有利です。
小さく弱い男は生存競争で脱落していきます。
(人間も動物の一種と考えた場合)
これも全然不思議ではないですよね。

>男性よりも女性の方が体が大きく、力も強かった場合、今の生活に何か変化はありますか

さー、その場合は男が家事・育児、女が戦いと食糧の調達を行っているかもしれませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/09 18:04

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!