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2007/8/3のロイターニュースにてベアー・スターンズ<US:BSC>のモリナロ最高財務責任者(CFO)は、リスク回避に伴う債券市場の混乱は、1980年代の株式市場の下落やITバブル崩壊以上の出来事かもしれない、との見方を示した。
 同氏はアナリストとの電話会見で「過去8週間の債券市場環境は、かなり極端」と述べ、今回の出来事が1990年代後半の債務危機などの事態に比類する、との見方を示した(引用終わり)。

先週、サブプライム問題でNYダウが下がったことまでは知っているのですが、いまの米国の債券市場はそんなに混乱中なのでしょうか、投資家たちは債券買いをしているのでしょうか?

A 回答 (1件)

債券市場とは、広い世界ですが、国が発行体の国債と、企業が発行する社債があります。



企業は国よりも信用力に劣り、また、発行する社債の量も国ほど多くありません。それで、信用力が高くて発行量が多い国債を好んで投資対象にすることがあります。

株価が下がると、株を売って換金し、現金のままおいておくか、他のものに投資します。経験上、株価と金価格は逆に動きますし、株価と国債価格も逆に動きます。

それを投資家たちは知っているので、我先にと、国債を買うわけです。そして他人が後から国債を買うと、自分がすでに買っていた国債の値段があがります、つまり含み益を抱えます。

だから、皆国債を買います。

ところで、企業が発行する社債は、それほど人気がありません。
企業の信用リスクに対して投資家は敏感になっており、企業の社債の値段はあまりあがりません。

質問者さんの問いへの答えは:
そうです、そんなに混乱中です。
そうです、投資家は債券を買いました。

以上。
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