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護良親王が二階堂ヶ谷の土牢に閉じ込められたときに、
南御方という女性が世話役で連れ添ったと太平記に書かれていました。

なぜ南御方がその役目を務めることになったのでしょうか?
二人はもともと夫婦のような関係だったのでしょうか?

護良親王が亡くなったあと、南御方が子供を生んだ、
みたいな話をWEBで見たことがあるので、
単なる世話役とも思えないのですが・・。

また、護良親王のことがもっと知りたいのですが、
太平記以外に、護良親王のエピソードが出てくる話が
あれば教えてください。
現代小説でも古典文献でもよいので。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ANo.1 です。


鎌倉の妙法寺というお寺には、南御方と子の日叡上人の墓所と称するものがあるようですね‥
真偽のほどは??ですが‥

http://www.geocities.jp/ktmchi/2006/0111_05.html

護良親王は若くして比叡山に入室し、のち還俗して倒幕運動で南近畿を転戦。倒幕後も上洛せず、
一家を構えたと思われるのは、鎌倉に送られる直前の僅か1年ほどの京都在住期間だけだと
思われます。この時、急きょ設立された護良親王家の要員は、後醍醐天皇をとりまく宮廷官人
の中から人選されたに違いありません。
一方、南御方がもとは後醍醐天皇のお妾さん?で、後に護良親王の奥方?お妾さん?となった
とすると、南御方が後醍醐天皇の古女房であったとは年齢的に考え難く、恐らく若くして入内し
後醍醐天皇の典侍となったものの、すぐに元弘の乱が起こり寵愛を受ける暇もなく天皇と生き別れ、
新政後の護良親王家の設立に際しても女官長とかの箔を付けて下げ渡されるという悲運に見舞われた
ものの、幸いにも護良親王の寵愛を受け、鎌倉にも付いていって親王の最後を看取ったのではないか‥
というのが私の80%推測です。
ちなみに、残りの20%は、元弘の乱によって京都から脱出した後醍醐天皇の女房たちの一部が
南近畿の反幕勢力を疎開先とし、護良親王がその中にいた南御方に手を付けた‥という憶測です。
いづれにしても「於護良親王家南御方」とある以上、護良親王が京都に一家を構えていた時点で
既に妻のような立場にあった訳で、土牢で初対面というのにはかなり無理があると思いますよ。
ただ、護良親王の来歴を考えると、南御方とのなれそめは確かに興味深いですね。超忙しい割には
やることちゃんとやってるじゃん!見習わなくては‥
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この回答へのお礼

度々ありがとうございます。
リアリティのある推察で、興味深く読ませていただきました。

建武の新政の一年ぐらいの間には出会っていた可能性が高いんですね。
(土牢で初対面は無理がありました・・)
悲運に弄ばれつつ二人が出会って、死に別れてしまう顛末は、
非常にドラマチックだなあと思います。
しかも後々生まれた子供がまた偉いお坊さんになったりとか。
南御方は、奥さんとしても母親としても、肝が据わってるというか、
しっかりした女性だったんだろうなーと想像してしまいます。

典侍だったということは、カワイイだけじゃなくて、
仕事もテキパキこなせるタイプの人だったと思いますし、
護良親王みたいに血気盛んで突っ走るタイプの男性と
連れ添う度量もあったりとかして・・などと妄想が膨らみます。

>超忙しい割には
>やることちゃんとやってるじゃん!見習わなくては‥

同意・・。

お礼日時:2007/08/13 20:04

尊卑分脉によりますと、持明院保藤という中級公家の娘に「後醍醐院新按察典侍於護良親王家南御方」


という女子がおります。
「後醍醐院新按察典侍」とあることから、この女性はもともと後醍醐天皇に仕えた高級女官?と言うか
お妾さん?で、のちに護良親王に譲り渡され、護良親王家では南御方と呼ばれたということのようなので、
護良親王のれっきとした奥方?お妾さん?なんでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
護良親王と南御方はやはり夫婦的な関係だったんですね。
もし正式な奥さんじゃなくてお妾さんだったとしても、
一緒に土牢の中で暮らすぐらいだから、愛情があったんだろうなと思いました。

しかし護良親王は幼い頃に比叡山に上ってしまったし、
還俗してからは戦いと流浪の日々だったし、
南御方と初めて会ったのは、もしかして土牢で初対面だったのかな
などと思ってしまうのですが、どうなんでしょうか。

土牢で初対面して、一緒に暮らす内に愛情が芽生えたとか・・。

お礼日時:2007/08/12 13:35

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