英語初心者です。よろしくお願いします。
接続詞の必要なときと、必要でないときがよくわからないのですが、
I'm tired at reading
という文のtiredとreadingの間にはatの接続詞
I'm surprised to see you
という文のsurprisedとseeの間にはtoの接続詞が必要です。
しかし、
He dind't tell Jonh
という文のtellとJonhの間や
My father often takes me
という文のtakesとmeの間にも何か接続詞(toとかforとか)が必要に思えるのですが、なぜ必要でないのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
長文です.要点だけ簡素に書くよりくどくど細かい説明をした方がよいかとおもったのですが,読みづらかったらすみません
まず,
I'm tired at reading
I'm surprised to see you
の中の at と to ですが,どちらも接続詞ではありません.
これについては,最後に解説します.
本題の,tell や take の後に接続詞は何も必要ないの?という質問ですが,まず,これもtoやforは接続詞ではありません.※1
これは,tellもtakeも,ここでは「他動詞」であることをまず理解してください.
動詞には,be動詞と一般動詞があります.
be動詞は am is are などですが,
一般動詞はさらに 「自動詞」と「他動詞」に分けることができます.
自動詞とは,「目的語を必要としない動詞」で,他動詞は「目的語を必要とする動詞」です.目的語とは「動作の対象」のことで,要するに「~を××する」や「~に○○」といったときの「~」に当たります.
例えば,
◆She smiled. (彼女はにっこり笑った.)
という文の smile は「にっこり笑う」という意味で,これだけで主格(she)の動作を表して文を完結させることができているので,このsmileは「自動詞」です.
一方,
◆I have a camera. (私は1つのカメラを持っています.)
という文では,「have」はそれだけでは動作を完結させられないため,目的語である a camera をつけることで文を成り立たせています.これが「他動詞」です.
ここで,キーとなるのが,目的語の働きをするものは「名詞,代名詞および名詞の働きをするもの」であるということです.
He dind't tell Jonh
My father often takes me
の,「John」は名詞,「me」は代名詞ですね.
もし,John や me の前に toやforなどの「前置詞」を入れてしまったら,「副詞」になってしまい,目的語としての働きを失ってしまいます.
まとめると,
1)tellもtakeもここでは「他動詞」である.
2)他動詞は目的語を必要とする.
3)目的語には,「名詞か代名詞か名詞の働きをするもの」しかなれない.
4)「前置詞+名詞」は「副詞句」で,「副詞」の働きをする.
以上の理由で,tellとJonhの間やtakesとmeの間には何も入れてはいけない.
ということが今回の本題の回答となります.
最後に,
I'm tired at reading
I'm surprised to see you
について,こっちのatやtoは何なの?という(たぶん)新たな疑問についてですが,先に言うとatは「前置詞」toは「不定詞」で,「副詞的用法」をとって文全体を修飾しています.
この2つの文はどちらも目的語が主語になる「受動態」ですので,ここでも両方の動詞が「他動詞」の用法をとっています.「I(me)」が目的格です.
[受動態] I'm tired ⇔ tire me [能動態]
(私は疲れさせられる) (私を疲れさせる)
[受動態] I'm surprised ⇔ surprise me [能動態]
(私は驚かされる) (私を驚かせる)
実は,この2つの文は
I'm tired.
I'm surprised.
だけでも文としては成立しているのです.
そこに,文や動詞を飾り付ける「副詞」の用法を使い,疲れたり驚いた理由を付け足しているのです.
それがat reading とto see you です.
atは「前置詞」で,「動名詞」であるreadingとくっつくことで前置詞+名詞の「副詞句」となり,原因や理由を表しています.
toは「to不定詞」の一部で,正しくは「to see」が1つのto不定詞です.to不定詞には,名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法が様々あります.ここでは「副詞的用法」で,原因や理由を表しています.
さらにyouが続くのは,seeが他動詞であるためです.
まとめると,
1)I'm tired や I'm surprised だけでも文は完成している.
2)そこに「副詞句」を付け足して理由や原因を説明している.
区切って見ると,こんな感じです.↓
I'm tired / at reading
I'm surprised / to see you
3)at reading は「前置詞+動名詞」
4)to see you は「to不定詞」の副詞的用法
となります.
※1
forには接続詞の用法もありますが,
◆He must be sick,for he looks pale. (彼は病気に違いない,顔色が悪いから)
といったように,前述の事柄についてその理由を追加する意味で,「節 for 節 」という使い方をするので,おそらく質問者さまがここでお考えになっているのは前置詞の用法だと推測しました.
長文のご回答ありがとうございました。こちらのお礼が遅くなりまして申し訳ありません。
すごく勉強になりました。基本的なことをBaseから教えていただいたので、順序としてすごくわかりやすかったです。副詞の意味も、目的語も動詞もよくわかりました。これで初級は進めていけそうです。またわからない時は過去の質問を見るか、こちらでご質問させていただきます。本当にありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
実際に接続詞と呼ばれているものと,ご質問者がいう接続詞とは異なるものですが,単なる用語の問題ですし,おっしゃりたいことはわかります。
私は生徒に繰り返し言っていますが,英語の難しさの一つは日本語の
「てにをは」と呼ばれる助詞がないことです。
もっとも最近の子は「てにをは」で通じませんが。
「は」「が」「で」「に」「へ」「を」のような語があるため,日本語は語順というものをあまり気にせず,語と語のつながりがわかるのですが,英語ではそうはいきません。
「は」「が」は,
I, you, he のような主格という形があるものもありますが,
I に「私は」という意味があるわけでなく,
主語では I を用いるというだけのことです。
ほとんどの場合,文の初めの方に来て,
名詞であれば主語であり,日本語でいう「~は」のように訳すことになります。
tell John
takes me
の John, me は
動詞の目的語と呼ばれるもので,
基本的に「~を」の意味が出てきます。
そういう意味で,「を」は英語では現れないということもできるのですが,
enter the room「部屋に入る」
marry the girl「その女の子と結婚する」
など「を」になるとは限りません。
とにかく,このような目的語というのは直接,動詞の後に持ってくることができ,「つなぎ語」はいりません。
ただ,英語にも日本語の助詞に近いものがあり,それが前置詞です。
「学校へ行く」は
go to school
「日本に住む」は
live in Tokyo
のように,「へ」「に」の意味を to, in のような前置詞で表すことができます。
I'm tired of reading. が普通かと思いますが,
tired は形容詞であり,通常,目的語は置けませんので,
つなぎ語として of が必要になります。
どんな語がつなぎ語になるかは,意味とか慣用的に決まったり,文法的な決まりによります。
I'm surprised to see you.
も surprised の後に目的語は置けませんし,
see という動詞は述語となるのが基本で,それ以外の場面で用いるために to +原形とか,~ing 形などの形に変形する必要があります。
早速のご回答ありがとうございました。こちらのお礼が遅くなりまして申し訳ありません。書いていただいたことを理解してからお礼しようと思っていたら遅くなりました。
「通常形容詞の後には目的語は置けない」とか「動詞は述語になるのが基本」だとかそういうのも全然わかっていなかったので、勉強になりました。他にも説明しにくいのですが、自分の中での疑問もあり、それも一緒に少しわかった気がします。本当にありがとうございました。頑張ります。
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