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分光光度計を用いた実験において、吸収スペクトルを作成する際の横軸の項目について質問です。
文献やネットで調べると横軸には、波数または波長を用いると書いてありました。
このそれぞれを用いることによって生じるスペクトル線の現れ方の違いについて教えてください。
またこの場合は波数、この場合は波長を用いた方が良いなどがあれば教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ヒント.波数とは,要するにエネルギーの尺度である.

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「波数=エネルギーの尺度」なんですね。
私は物理の知識がほとんどないため、今まで知りませんでした。
参考になりました。

お礼日時:2007/08/15 07:16

スペクトルの横軸には、波長、波数の他に電子ボルト(eV)、周波数(Hz)が用いられることもあります。


回答者1の方が記されているように波数はエネルギーに比例する尺度ですが、電子ボルト、周波数もエネルギーに比例する尺度です。
どの尺度を使うかは、時と場合と業界によります。すごく単純には、色彩に関連するような話の場合は波長、物理屋さんは電子ボルト、化学屋さんは波数、量子エレクトロニクス屋さんはHz(といっても、GとかTがつきますけれど)を使うことが多いです。
可視領域で、特に、その後の解析がないなら波長でも良いかなという気がします。
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この回答へのお礼

専門とする分野によって尺度を変えるのですね。
疑問が解消されました。
非常にわかりやすい回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/15 07:19

簡単な話です。



吸光度測定をやるための装置を一から自作する人は別にして、フツーの人は市販の分光
光度計を使いますね。分光光度計毎に、横軸は波長(たいていnm)か波数(cm-1)かは
当然ながら決まっていて、両方で出せる分光光度計はフツーの人はお目にかかれない
ほど稀です。紫外可視近赤外はnm、赤外(FT-IR)はcm-1と相場が決まっています。
別に、自分で結果を別の単位系に変換し直しても良いけど、すごく大変。nm分光器は
波長分解能がほぼ一定⇔cm-1分光器は波数分解能がほぼ一定。この分まではどう
やったって変換不可。

なので、フツーは使った分光光度計の横軸で決まる。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに自分で単位を変換するというのは厄介ですね。
納得しました。

お礼日時:2007/08/15 07:20

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