
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ちょうどL2の位置の場合には、月の視直径が3.2度程度、地球の視直径が1.6度程度で隠れてしまうことになります。
(月-地球を38.4万kmで計算)#月-地球間の距離は35万km~40万km程度まで変化します
地球から見る月は0.5度程度ですから、かなり大きな月ですね。
>ラグランジュそのものではなく、その点を中心とする軌道上におくことになります。
本当にL2に基地(住居)を造るとしたら、地球が見えない位置を選ぶはずはないので、上記の仮定で書かれたら良いのではないでしょうか。
#地球が見えない位置の場合は、月を経由しないと通信もできない・・・
ところで、L2って、地球-月のL2だけではなく、太陽-地球のL2も
ありますが、そちらではないですよね。
No.4
- 回答日時:
>Scullさんへ
月の軌道は「楕円」です。近地点36.2万Km、遠地点40.5万Km。
正円なら、当然L2から地球は見えませんが。楕円軌道の場合は考えられていますか?。
L2の天体は、月の周りを回ると同時に地球の周りも回っています。L2から地球を見たら、月の左右に出たり入ったりするように見えるでしょう。
同様の理由で、L3から月が見えないかも疑問です(地球のサイズによりますが、それでも正反対にとどまることはないです)。
L3やL4と違い、L2やL1が、力学的に不安定なことは承知ですが。同時にそこに安定するための操作も少なくて済むことがわかっています。自然天体なら当然安定しませんが、人工天体なら「自分で調節する」だけの話です。
>nadaguaさん
上記のように、安定性という意味なら、L3やL4の方が便利ですし。月からの物資輸送も、エネルギーコストの面で有利です(L2は近いけどポテンシャルが高い)。
地球を忌避するという面(イデオロギーや、電波障害軽減等の理由)では、地球が見えてしまうL2より、月面裏の方が適しているでしょうし。地球にまったく依存しないのなら、太陽-地球のL3/L4なり、他の惑星のほうがよいかと思います。
要は、技術的以外の理由が無い限り、L2は後回しです。
No.3
- 回答日時:
L2の建造物からは、「地球を観る事は出来ません」。
全部で5つ在るLagrange点ですが、そのうちL1、L2、L3の三点は「特に不安定」で、最初の回答のように「Lagrange点を回る軌道」を巡らそうとすれば「そのまま離れていってしまう」事がシミュレーションの結果判っています(フリーソフトなどで、Lagrange点シミュレータなどがあります)。この三点は「復元性(少し軌道からずれてもまた軌道に戻ろうという力が働く)のないLagrange点」なのです。
L2からは地球が、L3からは月が全く見れません。少し角度をずらし、「月を通して地球が覗く建造物」で在れば実際にあり得ます。このときも「建造物と月と地球が一直線に並ぶ」という事を念頭に置いておいて下さい。
No.1
- 回答日時:
L2は、月の向こう側61500Kmにあります。
ただし、月の公転軌道は正円ではありませんので。L2から見ると、月から地球が顔を覗かせることはあると思います。この場合、見える地球の大きさは、月の視直径のちょうど半分かと。ついでに。
実際に宇宙構造物を置く場合、ラグランジュそのものではなく、その点を中心とする軌道上におくことになります。この点からも、実際にL2に建造物が立てられた場合、まったく地球が見えなくなることはないと思います。
この回答への補足
早々にお答えいただきありがとうございます。
所謂L2の軌道上の構造物からは、地球が見えない、もし見えるとしても月に隠れて部分的に見える、
少なくとも「宇宙にぽっかり地球だけ浮かんでみえる」ってことは無いという事ですね?
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