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じゃがいもの箱にリンゴを入れておくと芽が出ないと聞いたことがあります。
青い果物とリンゴを一緒に置いておくと、果物が早く熟すというのも聞いたことがあります。

前者は、成長を抑えるというイメージで、後者は成長を促進するというイメージで、真逆のように思えるのですが、なぜなのでしょうか?

A 回答 (2件)

植物には6種の植物ホルモンがありますが,これらが微妙に相互作用することで様々な調節がされています。

ご質問のリンゴが作りますエチレンは,成長ホルモンとは逆の成長抑制作用ですから老化ホルモンとも呼ばれまして,一般には成熟・老化・休眠を進めます。しかし,たかが6種のホルモンの相互作用で全ての調節をしているわけですので,それぞれのホルモンは濃度によっては全く逆の調節をする場合が多いものです。

ジャガイモ発芽の抑制効果も濃度によって正反対の効果を示します。詳しくは参考URLをご覧下さい。植物の場合の成長とは栄養生長(生殖に関与しない成長)を指します。ご質問の両者ともそういった意味で成長抑制です。
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ジャガイモの芽は休眠しており,発芽の機会を待っています。


青い果実は成熟し,その後種子は休眠して発芽の機会を待ちます。

質問の場合,エチレンはともに成長を抑制し休眠に関与しています。
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