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 出土品をはじめとして、「文化財」と名の付くものはたく
さんありますが、それら文化財を保護する意義ってどんなと
ころにあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

初めまして。

博物館や科学館の企画などもしているので、埋蔵文化財の話しか出ていなかったので、補足させて下さい。
まず、文化財ですが、kyaezawaさんのお答えにある埋蔵文化財と言われる遺跡などから発掘される遺物があります。次に、美術品・工芸品・建築などの人が作って、現存しているものがあります。ここまでが有形文化財と言われるものです。
次に、無形文化財というものがあります。これは、伝統芸能、民俗芸能、など、保護するに値する文化的遺産です。次に古くから残る風習、習俗、祭りなど、これを無形民俗文化財といいます。
そして、天然記念物、国宝、伝統的建造物群も含めて広く文化財といいます。

ご質問の「意義」についてですが、
これは、研究・保存・継承という言葉でまとめられると思います。
文化財は、全て歴史や時代の証人であり、それを研究することで、過去の姿が明らかになると共に、現在を考える上での重要な資料となるのです。だから、正しい姿で保存する必要があり、法律も定められています。
また、優れた技術の継承という側面もあります。現代の科学的テクノロジーとは別の人にしかできない技術をきちんとした形で継承することも、わたしたちの使命なのです。
以下のURLにアクセスすると文化財保護法の全文の閲覧、ダウンロードができます。ご参考までに。
お役に立ちましたでしょうか。

http://www.amy.hi-ho.ne.jp/mizuy/pro/hogoho.htm
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この回答へのお礼

補足のご回答ありがとうございました。
わかりやすい説明でした。
文化財保護法にもアクセスしてみます。

お礼日時:2001/01/28 23:52

平成7年12月 埋蔵文化財発掘調査体制等の整備充実に関する調査研究委員会の報告書にこう書かれています。



埋蔵文化財は、我が国の歴史や文化の成立ちを理解する上で欠くことのできない豊かな情報を提供する国民共有の貴重な歴史的遺産であり、将来の文化の向上発展の基礎をなすものである。特に、近年の考古学や幅広い関連分野の研究の進展によって、文化や学術の進展に必要な情報資源としての重要性が一層高まっている。また、生涯学習社会の到来が言われるなか、国民の埋蔵文化財に対する興味、関心が大きな高まりをみせている。
 さらに、埋蔵・文化財は、各地域の自然・社会環境の中で先人たちが営んできた生活の直接的な証であり、その地域国有の歴史と文化を物語る遺産である。それらは、地域にとって誇りと愛着をもたらす精神的拠り所であり、個性豊かな地域の歴史・文化環境を形作る重要な要素である。
 このような観点から考えると、埋成文化財保護の推進に当たっては、「文化財は国民共有の財産である」という認識が必要なことはもちろんであるが、それに加えて、文化財が地域固有の財産であるという認識に立って、「地域の文化財は地域で保存し活用する」という理念をこれまで以上に大切にしていくことが必要である。
 したがって、これからの埋蔵文化財保護行政は、埋蔵文化財の保存と活用について広く国民の理解と支援を得ながら、国、都道府県、市町村が適切に役割分担しつつ相互に連携を強化して進める必要がある。また、関係行政との連携協力の下、埋蔵文化財包蔵地の的確な把握と周知、国土開発等現代社会生活との調整、適切な保存措置、発掘調査の適切な実施、発掘成果の活用等の様々な要請に的確に応えられるよう、総合的、体系的に埋蔵文化財保護行政を展開する必要がある。
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この回答へのお礼

詳しいご回答をいただき、ありがとうございました。
報告書の出所がはっきりしているので、信頼できます。

お礼日時:2001/01/28 23:49

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