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地方自治体では、金額の大きい物品の調達は、リース契約としたがる傾向があるように思います。リース料率の分だけ支払額が大きくなりますが、それでもリース契約を選択するのは何故でしょうか?

一回の支払い額を抑えること、そして支出を平準化することができるというメリットは理解できます。それ以外に、地方自治体にとってのリース契約のメリットはあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

一応コンピュータの契約関係を担当したものです。



リース契約を好む理由として、指摘されているとおり、費用の平準化というのは大きな理由ですが、もう一つ、更新しやすさというのもあります。

パソコンを購入した場合、更新を財政当局に認めさせるのにはかなり努力が必要です。

更新の必要性等をデータ等で示し、コンピュータに疎い上層部に納得させなければなりません。私はこれで非常に苦労しました。

一方リースならば、リース期間満了ということで、比較的楽に更新ができると思われます。

こういった理由からリースが好まれる傾向があると思われます。
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この回答へのお礼

ご回答くださり、ありがとうございます。

 実は、地方自治体に物品の調達を提案した際に、調達価格は予算内に納まるはずなのに、一括購入ではなくリース貸借にしようとしていることを不思議に思っていたのでした。

 ご説明で合点がいきました。

 しかしなるほど、物品を購入して所有したとなると、その物品を更新しようとする際に手間がかかる(手続きや説明を要する)ということなのですね。確かに納税者の立場からすれば、税金で購入した物品は大事に使って欲しい、という感情はありますよね。簡単・気軽に更新してくれるなよ、と。しかし一方で、そのために、リース料率分の過大な支出がなされる、というのは・・・まぁ、これは別の議論ですね。

 また、所有した場合と貸借した場合とで管理の手間が異なる(所有した場合の管理の手間の方が大きい)という理由もあると、別の方より伺いました。

 もっともこれらの点については、地方自治体だけではなく、民間企業にもあてはまるでしょうが。

 どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/09/27 11:46

前の回答にちと補足です。



>メインテナンス料とリース料は別・・・その通りのことが多いですが、全部が全部そう、というわけでもありません。

基本的には業者の言ってる事を全て鵜呑みにするって感じです。
つまり癒着みたいなものでしょうか。

なので、業者が両方一緒の契約を「こんなのいかが?」と持ってきた場合は両方込みの契約になります。

でも一度入り込んだ業者が解約されて別な業者・・・って事はめったにないみたいですね。
やっぱり癒着なのでしょう。

あと、数社である程度の期間でくるくる回してるってのもあります。
その場合はどの社もほぼ同じような契約に揃えてあります。

役所にとって問題なのは、料金体系が一緒か別か、合計でいくらかかるのか、ではなくて、メインテナンスや修理も即応してもらえるのか、という部分が一番大きいようで、これが手抜きになる業者だと、本当にお払い箱になる事もあります。
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この回答へのお礼

補足くださり、ありがとうございます。

要は、業者への「お任せ感」が強いということのようですね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/09/27 11:33

こんにちは。


お役所の場合、いくつか意味があるようです。
まず、パソコンなどは判りやすいのですが、ウィンドウズのようにしょっちゅうOS更新や新機種へのアップがあるような場合、購入だと無駄が非常に多くなってしまいます。

働く者にしてみれば、あまり最新の物を追っかけまわしてしょっちゅう変えられるのは大変迷惑なんですけどね。

次に、与えられた予算を使い切らないと次の年度の予算が減らされるので、わざと無駄な使い方をする、という事が現実に行われています。
これは公務員の資質、というより、日本の官公庁のあり方の問題だと思います。

もう一つおまけに、リースだとメインテナンス要員もリース元持ちに出来るので、自前で技術職を置かなくていいという事があります。
逆にトラブル時に応急処置も出来ないで、その間、そのシステムを止めてしまうという事になりますが。
お役所は大変厳格なので、トラぶった時は平気で何時間でも止めますから。
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この回答へのお礼

myeyesonly さん、ご回答くださりありがとうございます。

>> リースだとメインテナンス要員もリース元持ちに出来るので・・・

ということも度々耳にしますが、実際には、メンテナンス費用はリース料とは別に支払っているのではないかと思います。ただ、メンテナンス費用とリース料を合算して月々の支払いとしているため、あたかもメンテナンス費用がリース料に含まれているように思われているのではないかと思います。
業者は、損をするような契約を絶対にしないので、業者の負担となる行為については、それだけの請求があるはずですので。

>> 日本の官公庁のあり方の問題だと思います。

という点も考えると、リース契約としたがるのは「前例主義」のためかもしれませんね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/09/25 01:15

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