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佐藤春夫の「秋刀魚の歌」の中で、理解できない部分が
いくつかありますので、お教えいただきたいのです。

1 ---------------------------------------
さんまを食ふはその男がふる里の ならひなり。
そのならひを あやしみ なつかしみて女は

あやしみ、なつかしむというのは、「不思議に感じ、それでも
ちょっと面白く(良く)おもって」というような意味でしょうか?

2 ---------------------------------------
父ならぬ男に さんまの 腸をくれむと 言ふにあらずや。

これは女の子が「秋刀魚のワタをあげる」と言っているのでしょうか?
たぶん、苦いからいらない、というようなことではないかと
思うのですが…

3 ---------------------------------------
秋風よ 汝こそは 見つらめ

秋風よ、お前だけは見ていただろう、という意味でしょうか?

4 ---------------------------------------
げにそは 問はまほしくをかし。

ここはまるでわかりません。


以上です。この詩の現代語訳が読めるサイトのご紹介でも
かまいません。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

1 ---------------------------------------


さんまを食ふはその男がふる里の ならひなり。
そのならひを あやしみ なつかしみて女は

あやしみ、なつかしむというのは、「不思議に感じ、それでも
ちょっと面白く(良く)おもって」というような意味でしうkょうか?

まあそんなとこ。なつかしはなつくによって理解すべし。寄り添うとか抱き止めるとか、という動詞を形容詞化したもんと考えてもよいかも。

2 ---------------------------------------
父ならぬ男に さんまの 腸をくれむと 言ふにあらずや。

これは女の子が「秋刀魚のワタをあげる」と言っているのでしょうか?
たぶん、苦いからいらない、というようなことではないかと
思うのですが…

そうです、まったくその通り。

3 ---------------------------------------
秋風よ 汝こそは 見つらめ

秋風よ、お前だけは見ていただろう、という意味でしょうか?

そうです。お前だけは見たはずだ。のほうがいいかな。

4 ---------------------------------------
げにそは 問はまほしくをかし。

問ふ。まほし。をかし。と三語を古語辞典で牽けば済みます。ん、げにそはもわかんないのかな。げに、はげにげに、って聞いたことないかしら。まったく、ってなとこ。そは、はそれは。二人に問いただしてみたい、その答を聞くことは興あることであろう、ってなこと。もっと細かく言うなら、そんな質問を、二度と合い合うことがあるかどうか知れぬ相手に投げかけようと思うこと自体をおかしく思うというのがほんとのところ。
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