人生最悪の忘れ物

(1)白の碁石が9個ある。これを、組を区別せずに、どの組も4個以下となるように3組に分ける方法は何通りあるか?また、A、B、Cの3人に、1人当たり4個以下になるように分ける方法は何通りあるか?
(2)9個の白の碁石をA、B、Cの3人に分ける。全員少なくとも1個はもらえるような分け方は何通りで、1つももらえない人がいてもよいとすると何通りになるか?
(3)赤球4個、青球4個、黄球1個と黒の碁石2個の合計11個を1列に並べる。球が続けて5個以上現れない並べ方は○○×□□□通りある。

区別せず、や、区別して。少なくとも~
と聞かれると、何が何だかわからなくなってしまいます。
参考書を読んで、同じような問題の解法を見たのですが、いまいち解き方のコツがわかりません。
また、(3)のような問題は初めて見るので、ヒントがほしいのですが…

(1)~(3)の問題の解き方を教えて下さい。
私は組み合わせの問題が苦手なので、もしこの問題だったらこのパターン!
などのコツがあったら教えて下さい。
お願いします。

A 回答 (4件)

(1)の前半


実際の組み合わせを数えるのが早いでしょう。#1さんがおっしゃるように、
> 4以下なので多いほうから数えるとよいでしょう。
> このとき、(a,b,c)は、a≧b≧c として数えましょう。
というのが、重複しないように組み合わせを数える場合の鉄則になります。すると、
(4,4,1)
(4,3,2)
(3,3,3)
の3通りしかありません。この問題の場合には、0個を含んだ分け方を考える必要はありませんが、例えば8個の白石を4個以下づつ3個の器に分けるというような場合には、(4,4,0)というような0個という分け方も数えるべきですから注意が必要。

(1)の後半
上で求めた3通りの分け方は、分けた組を区別しない場合ですから、この組をA,B,Cの3人にどのように割り振るかを考えれば良い。
(4,4,1)の時 3人のうち誰を1個にするかで、3C1 = 3通り
(4,3,2)の時 4,3,2をA,B,Cの順に並べれば良いので3!=6通り
(3,3,3)の時 3人とも同じ数だけ配るのは1通り
この合計で10通りとなります。

(2) 1つももらえない人がいてもよい場合
説明の都合上、後半の「1つももらえない人がいてもよい場合」を先に求めます。
合計9個をA,B,Cに0個以上づつ分けるのですから、
「A,B,C≧0でA+B+C=9 となる整数解の組の数を求めよ」ということです。
やはり、#1さんの方法がこのような重複組み合わせの考え方の定番であり、どうしてもマスターしておく必要があります。
#1さんにちょっとだけ補足すると、○を9個ならべ、棒(|)を2本立てて○を仕切り、その棒の立て方と、A,B,Cの値とを次のように対応させて考えます。
○○|○○○|○○○○ ⇒ A=2、B=3、C=4
○|○○○○○○○|○ ⇒ A=1、B=7、C=1
|○○○○○|○○○○ ⇒ A=0、B=5、C=4
|○○○○○○○○○| ⇒ A=0、B=9、C=0
○○○○||○○○○○ ⇒ A=4、B=0、C=5
このように|で仕切られた○の数をA,B,Cの数に対応さえて考えることができ、○9個と|2個の並べ方の数が、「A,B,C≧0でA+B+C=9 となる整数解の組の数」となることがわかります。
9個の○と2個の|を並べる場合の数は、区別できない物の順列を計算して、11!/(9!×2!)=55通りとしてもよいし、9+2=11箇所から|を置く2箇所を選ぶと考えて、11C2=55通りとしても良い。どちらでも同じです。

(2)全員が少なくとも1個をもらう場合
「少なくとも~」の場合には余事象を考えるという手もありますが、この問題には適しません。「全員が少なくとも1個をもらう」の余事象は「少なくとも1人が0個」になりますので、問題がむしろ複雑になります。逆に「少なくとも1人が0個」という問題の場合に、その余事象を考えて「全員が1個以上(=少なくとも1個)」とした方が、解法は容易になります。
この問題は、上と同じように9個の○を2個の|で仕切る方法で考える事ができますが、
|が右端 ・・・・ A=0
|と|が並ぶ ・・ B=0
|が左端 ・・・・ C=0
が許されず、9個並べられた○と○の隙間(8箇所)のうち2箇所に1個づつ|を立てることだけが許されます。結局、8箇所から|を立てる2箇所を選ぶ場合の数を求めれば良いことになりますので、8C2=28通りが答えです。

これらの考え方をマスターしておくと、「少なくともm個づつ合計n個を配る」にも対応可能になります。
⇒ A,B,C≧mでA+B+C=nの整数解の組み合わせの数
⇒ A,B,C≧0でA+B+C=n-3m の整数解の組み合わせの数と同じ
⇒ (n-3m)個の○と2個の|(合計n-3m+2個)を並べる
⇒ (n-3m+2)C2
と求められます。(勿論、A,B,C≧1でA+B+C=n-3(m-1)と同じ、と考えて、n-3m+3個の○の隙間(n-3m+2箇所)のうち2箇所に|を立てると考え、(n-3m+2)C2としてもよい)

(3)赤球4個、青球4個、黄球1個と黒の碁石2個を、球が5個以上連続しないように並べる

9個の球を並べておいて、それを碁石2個で仕切るという考え方をします。
9個の球を並べる場合の数と碁石で仕切る場合の数をかければ良いので、それが○○×□□□の○と□を埋めることになるのでしょう。

まず、9個の球を並べる場合の数は、9!/(4!4!)=630通り。ですから、□□□が630なのでしょう。
次に、並べられた9個の球を2個の碁石で仕切る場合の数を求めますが、仕切られた組を左からA、B、Cとすると、球が5個以上連続しないということは、9個の球を4個以下づつA,B,Cに分けることになるので、その場合の数は既に(1)後半で求められており10通り。
ですから、○○×□□□=10×630=6300です。

もし、10通りというのが求められていなかった場合には、(2)の応用で10通りというのを求めるのも手です。「A,B,Cに4個以下づつ配る」の余事象は、「A,B,Cのいずれかは5個以上」です。さらに、A,B,Cのうち一つを5個以上とすると他は4個以下となりますので、5個以上になるのはA,B,Cのうち一つだけ。こう考えて、求める場合の数を、「全体から余事象を引く」で求めてやると、

全体
A,B,C≧0でA+B+C=9の整数解の組の数  ⇒ 11C2 = 55通り

余事象
Aに5個以上、B,Cには0個以上分ける場合の数を求め、A,B,Cどれを5以上とするかが3通りだから、
(A≧5,B≧0,C≧0でA+B+C=9 の整数解の組の数)の3倍
⇒ (A,B,C≧0でA+B+C=4 の整数解の組の数)×3
⇒ 6C2×3=45

よって、55-45=10通り

組み合わせの問題のパターンを列挙するのはなかなか大変です。間違える、分らないのは悪いことではありませんから、どこをどう間違ったかを検討し理解するのが大切でしょう。また、問題をよく読んで、自分が理解しやすいモデルに変形するのもアリです。ただし、答えが変わってしまうような変形は当然だめ。最後に、とにかく楽しむことです。
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♯2です


(2)の回答は間違えてました。
21+7」=28と
45+10=55ですか?
すみません。
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>(2)9個の白の碁石をA、B、Cの3人に分ける。

全員少なくとも1個はもらえるような分け方は何通りで、1つももらえない人がいてもよいとすると何通りになるか?
♯1さんのやり方で
少なくとも1個は貰える場合は始めに1個ずつ渡しておく、残り6個を丸棒方式で(○と|)両端を含め7箇所から2箇所を選ぶので
    7C2=21通り
後者は 10C2=45通り

>(3)赤球4個、青球4個、黄球1個と黒の碁石2個の合計11個を1列に並べる。球が続けて5個以上現れない並べ方は○○×□□□通りある。

球だけ並べるのは9!/(4!・4!)
球が5個以上現れないとは2個の碁石の間が1~4個の場合
間が1個の時=1通り、2個の時=2通り、3個の時=3通り、4個の時=4通り、よって1+2+3+4=10通り
9!/(4!・4!)×10=3600通り
だと思うのですが、○○×□□□の意味が分かりません。


 
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(1)の前半は、ただひたすら数える


4以下なので多いほうから数えるとよいでしょう。
このとき、(a,b,c)は、a≧b≧c として数えましょう。
(4,4,1),(4,3,2),(3,3,3)の3通りですね。
後半は、それぞれの組で、A,B,Cの順に並べる方法を考えればよいわけですね。
(2)は、こんな風に考えるとよいでしょう。
 ○○○○○○○○○ を2本の区切りで分けます。
例えば、○○|○○○○|○○○ は A2個B4個C3個
    |○○○○○|○○○○ は A0個B5個C4個となります。
したがって、後半は ○9個と|2個の順列の数になります。
 前半は、|,|が両端以外で隣り合わない場合の数になります。
(3)は、(1)の後半を(2)のように並べて、白玉に赤4つ、青4つ、黄1つを塗る場合の数を考えればよいですね。
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