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科学好きのおじさんからの質問です。
中性子星なる星があるそうですね。これは肉眼で見えるんでしょうか?
また、仮に、中性子だけからできたボウリングのボールくらいの大きさの物があったとします。これは大変重いそうですが、目の前にあった場合、これは見えるんですか?もし見えたとしたら何色だしょうか?
(ついでに、もしこんな物が目の前にあったらものすごい重力で何か影響がでそうですが、何かおもしろいことが起こるでしょうか?)
できれば高校生レベルでの優しい言葉使いで、説明していただけるとありがたいのですが・・・お願い致します。

A 回答 (14件中11~14件)

太陽の重さの30倍を基準として、それより重い星が超新星爆発をすると、ブラックホールになり、


10~30倍ぐらいでは中性子星、それより軽い場合は白色わい星になります。密度で言えば、原子核だけが固まったブラックホール=中性子星で、白色わい星はそれより軽いです。
星間物質が集まり、星が誕生して、太陽の十倍以下では赤色巨星、それ以上なら赤色超巨星となり、赤色巨星は白色わい星へ、赤色超巨星は表面の水素が飛び去り、青色超巨星へとなり(ならない場合もある)、超新星爆発を起こし、ブラックホールか中性子星になります。
中性子星は、電波やX線がパルス状に出ており、パルサーとも呼ばれます。このパルサーの大きさは、直径10km程、重さは太陽と同じ位です。要するに、ブラックホールと中性子星は、”成分”は同じですが、大きさが違うのです。
もし中性子星があると、その重力によって周りの光が曲げられます。よって、中性子星の後ろの物の見え方が変わります。
ちなみに、地球も半径約1cm以下にまで縮めれば中性子星(?)になります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
そう言えば、パルサーという言葉を昔聞いたことがあるのを思い出しました。
電磁波が出るくらいですから、可視光線も多かれ少なかれ出ているのでしょうか?

お礼日時:2002/09/01 10:14

 ものすごく熱いのでそれ自体で光っています。

たとえばURLのページを見てください。
 重力の影響について知りたければ、「竜の卵」というSFを図書館で探して読んでみるといいと思います。(わざわざ買うにはマニアックでしょう。)
 中性子星上の生物と人類のファーストコミュニケーションを扱っています。
 SFではありますが、現役の物理学者が書いた、科学考証に定評のあるものです。
 ちなみに、身近な図書館になかったら「相互利用で取り寄せることはできますか?」と聞いてみましょう。まともな図書館なら送料程度はかかるかもしれないけど持っている図書館を探して借りてくれます。
 

参考URL:http://www.t3.rim.or.jp/~star/star/pulser.html
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
なるほど、中性子星はそれ自体が光っているのですか。
一つ疑問なのですが、中性子星は電荷がないですよね?
電荷がない物が加速度運動した場合でも、光が出るわけですね?

お礼日時:2002/09/01 06:38

近くに光源となる星がなければ地球からは見えないでしょう。

勿論近づくことができ、近くに光源があれば理論的には見えるでしょう。
どのように見えるかですが、見えるというのは光が反射するからです。光というのは電磁波ですから、物体内部の電子を励起させ、それが再び基底状態になるときに光を放出するわけです。あるいは自由電子の多い金属などでは自由電子そのものが振動して光を放出して、所謂、金属光沢を呈するわけです。
そこで中性子の塊である中性子星の場合ですが、電子そのものが存在しません。したがって反射する光は少ないでしょう。彩度や明度の低い黒いものとなるのではないでしょうか。しかしブラックホールのように光を吸い込むわけではありませんので見えないということはないとおもいます。あと周囲は重力の関係で、ゆがんで見えることでしょう。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
なるほど、電子が無くても、光は反射すると言うことですね。
もし、目の前に中性子星を小さくした断片のような物があったら、それは、一応見えて、なおかつそのものすごい重力で、周囲がゆがんで見えるわけですね。

お礼日時:2002/09/01 06:34

ブラックホールの場合とは違って、光は脱出できる程度の重力ですから、十分近寄れば肉眼でも見える可能性はあると思います



天体からあなたに働いている重力は天体に近い側と遠い側で異なります
この差を潮汐力と呼び、あなたを天体の重心とその反対方向へ引き延ばす力として働きます(潮の満ち干は月の潮汐力によってもたらされます)
中性子星が小さいということは通常の天体の場合よりも表面が重心に近いということになり、潮汐力も大きくなります
あなたがもし中性子星に近づくと、その重力で押しつぶされる前に、潮汐力で引き裂かれることになるかもしれません
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
疑問の原点は、光と電荷を持たない物質がどのように相互作用をするのかな?ということでした。実際には中性子は何とか?崩壊して、中性子星といえども、その表面近くは、中性子以外の素粒子があって、光と相互作用をするのかな?・・・あっ、でも、波長が短くて肉眼では見えないのかな?などなど、疑問が湧いてきたわけです。

お礼日時:2002/09/01 06:30

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