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ISO 14001 認証取得に向け取り組んでおります 製造業の営業担当ですがスタート時点の環境側面がどうしても浮かんできません 紙 ごみ 電気 ぐらいしか浮かんでこないのですがいかがしたものでしょうか? 実例を含めよきアドバイスをお願いします

A 回答 (5件)

はじめまして



ISO9001およびISO14001の認証取得および維持に携わったことがあります。


まず、「紙 ごみ 電気」は最初のとっかかりとしては成果がありますが、すぐに限界に来てしまいます。それを越えるには相当な努力がいります。とは言っても、その努力に見合うような成果が出るとは限りません。

それよりも、本業の環境側面(環境との接点)に目を向けましょう。
例1:
お客様の要求はちゃんと現場まで間違いなく伝わっていますか?伝達ミスが起こってお客様の要求に合わない物を作ってしまえば「不良品」です。それを作るために使われた材料・エネルギーが無駄になる上、廃棄物が発生します。
例2:
不良や不具合が発生してお客様のところへ駆けつけることになれば、移動のためのエネルギーが余計に使われることになります。また、御社の責任によってお客様の生産が遅れることになれま客先での照明や空調、機械の待機電力など電力が余計に必要になります。
不良を出さない・流さないための仕組みが「環境側面」になります。

もし、御社が他社よりも“環境に優しい”製品を製造・販売している場合には、「御社の製品を売り込むこと=営業の一番の仕事」が環境側面になります。

「環境側面」というと難しく聞こえますが、「自分や自分のいる会社が環境とどう関係しているのか」と考えればいいです。
まずは、自分や自分のいる部署、自分のいる会社が、無駄なくミスなく仕事ができるようになることを考えれば、自然と「環境影響」の改善に繋がっていきます。
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 長年ISO 14001の審査をやっています(主任審査員です)。

紙・ごみ・電気の削減はどこでもやる活動で、環境への取り組みの啓蒙になってよいのですが、1年間頑張ればやれるところまで行ってしまい、2年目以降はそれ以上無理すれば仕事をする環境が非常に窮屈になって困ります。自分の首を絞めるようなものです。
 環境にとって悪いものを削減するのは限りがあり、それ以上は削減を続けるのが困難になり、続かなくなります。環境を好転させるような、環境にとって良いことをどんどん広げるような、そんな環境側面を見つけるようにしてください。先すぼみではなく、末広がりのテーマになるようなものを考えることです。
 たとえば環境への取り組み活動の中で、製造が培った優れた環境技術・知恵・情報を、営業を通じて訪問先や協力会社その他の関係者に提供して活用してもらい、世の中に広めることです。
 逆に営業活動を通じて環境に役立つような情報(小さなヒントでもよい)をあちこちから可能な限り収集し(営業はあちこち回っているはずですから、いつも社内にいる製造部門の人たちより外部の様々な情報は入手しやすいでしょう)、それを技術部門に流して社内でそれを世の中に貢献できるような環境対策商品や技術に仕立て上げられないか、側面支援することです。
 とにかく、営業という「本業」の中でできることを考えることです。紙・ごみ・電気なんて亜流であり、まやかしです。
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所属されている部門が営業部で、営業部は、専用の事務所(給湯室付き)があり、モノは作っていないと仮定します。


環境側面は、入と出がありますが、その後の有害性有無、程度等の評価により環境影響を特定するためには、
使用量、排出量、頻度の多少に関わりなく、ともかく、入と出、すべて、詳細に列挙し、明記する必要があります。
当方の想像の赴くままに挙げると:
<入>
耐久消費財(営業用車両、給湯室冷蔵庫、パソコン、複写機、電話機等)、電気、事務用品(紙、マジック、ボールペン、
複写機トナー・プリンタインクリボン、携帯電話バッテリー、蛍光灯等のOA機器消耗品関係)、
営業車両関係(ガソリン、軽油、オイルその他、消耗品)、ガス(給湯室)、水道(給湯室)、
その他(給湯室中性洗剤、定期購読中の新聞、掃除用のウエス等)
<出>
産業廃棄物(カップ麺、弁当ガラ、ペットボトル等の廃プラ、空き瓶等のガラスくず、プリンタインク包装紙アルミ箔等の金属くず、廃蛍光灯管等)、
一般廃棄物(茶ガラ、残飯等の生活ゴミ系)、リサイクル廃棄物(トナーカートリッジ、古紙等)、
騒音(事務所、営業用車両、エアコンクーリングタワー等)、営業用車両の排ガス、臭気(事務所、営業用車両等)、排水(給湯室)
事務系では、これが想像の限界ですが、ゴミを例に挙げると、ゴミとひとくくりにせず、廃プラスチック、
紙くず等、更にできれば、品目ごとに、できるだけ細分化して、側面として列挙することが必要です。
これは、どの廃棄物を重点的に削減するのかを特定して、環境目標・目的を策定するためです。
上記の例では、弁当ガラ等の廃プラの量を調べる→環境影響評価でポイントが高かった→
廃プラ○○%削減を環境目標にする→対策を立案、実施(食べた人は、個人で持ち帰る等)
→定期評価(毎月~3ヶ月等)→是正処置(目標未達成の場合)が、ISOのPDCAを回す手順となります。
割り箸などの家庭一般ゴミでも、事業所から出ると産廃となります。事務系では、入にしろ出にしろ、
規模が小さいので、側面抽出は難しいですが、細分化すると、見えやすくなります。
御健闘をお祈りします。
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中学校の事務生をしています。


残念ながら取得まではめんどくさいですが取ってしまえば後はポーズで十分です。
生徒達は一生賢明に分別したりと熱心ですが職員室では全然関心無くティッシュもプラも一緒です。たまに分けられているなと思ってもよく観ると汚れ物もそのまま捨てられています。
この制度自体が腹立たしいです。
ポーズだけなら最初だけで十分に取得出来ます。
本当にむなしい制度です。
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どんな分野の製品の製造業なんでしょうか?


製造する際の環境については、工場が考えてくれると思いますので、
営業であれば、とりあえず、事務所の中だけではなく、製品の立場で環境を考えてみましょう。

たとえば、

その、製品が工場から出荷された後で、環境に重大な影響を与える可能性がないか?
たとえば、環境を汚染する、騒音、振動を発生させる、悪臭を発生させる。
ユーザー又は、ユーザーの周辺に住んで居る人々に危害を与える事はないか?

こういった事柄を、製品の運搬中、ユーザー保管中、ユーザー使用後 の視点で見直してみましょう。

工場の生産計画の立案に営業さんの情報(販売見込み、予算)が使用されませんか?そこで、売れもしない不良在庫の山を築いて、結局廃棄処分に出す可能性はないですか?
小口配送を大口配送にまとめられませんか?
各地在庫の転送を繰り返していませんか?
製品の包装資材に無駄はありませんか?
お客さんとのコミュニケーションから、必要な製品の数量と時期の情報を得て、きちんと工場に伝えることが出来ていますか?
同業他社の製品で、あなたの会社の製品より、環境にやさしい物は見あたりませんか?
工場が、製造コストの削減を目指すのと同様に、営業は、販売コストの削減を意識すれば、環境に良いことも出てきます。

営業のメンバーで集合して、こういったことを、各自それぞれ思いつくことを、大きめのポストイットにマジックで書き込みましょう。
それを、ホワイトボードに貼り、似たような内容の物を、近くに集めます。
こうして、環境に与える影響が大きいものを、捜しましょう。
点数を付けるも良し。
ポストイットを移動するも良し。
一人でやると、大変ですので、人数を集めて、短い時間で集中してやりましょう。
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