プロが教えるわが家の防犯対策術!

既にあった質問であればすみません。某有名サイト推奨の業務用アンプCROWN D-45と、同じく業務用でそれに匹敵する性能で話題のBERINGER A500についての質問です。これらをピュアオーディオ用アンプとして使用することを前提として比較すると、実際のところこの2台の音の違いはどの程度のものなのでしょうか?「そんなもの自分で聴いてみろ」と言われればそれまでですが、なかなか業務用のアンプを比較試聴することは両方購入しない限りまず困難です。当方では予算の関係からA500を購入予定ですので、D-45と比較すると「ここが良い」とか、「ここが悪い」といったA500を中心とした回答がもらえれば喜びます。実際両方を所有の方や試聴された方の意見を待っています。またそれぞれ単独でも、音質等を教えていただければ参考になります。よろしくお願いいたします。ちなみに当方使用のスピーカーは最初に書いた某有名サイト推奨のJBL JRX115です。

A 回答 (2件)

やはり回答がつきませんね…


私の投稿も回答ではないので、回答種別は「補足要求」としておきますが、差し出がましいですが回答が無いのは、質問で
>これらをピュアオーディオ用アンプとして使用することを前提として比較すると、
と、されているからだと思います。

質問内容が大変気になったので、質問者の方が言われる「某有名サイト」というところを自力で探してみましたが、どうも行き当たりませんでした(2ちゃんねるではないと勝手に判断しましたが)。
というのは、普通「ピュアオーディオ」を志向する人にとっては、PA用のJBX115など、話題にすらなるわけ無いスピーカであり、またBehringerのA500も、廉価な割にはそこそこ音は良いアンプですが、アンプそのものは「スタジオモニター用」ですから、これも普通の「ピュアオーディオ」志向の人が相手にするわけがないタイプのアンプだからです。
まだ、A500はピュア派でも「音の好みの方向性」ということで土俵に上がれないこともないでしょうが、JBX115は絶対的な性能でも50~12.5KHz位しか再生できないスピーカですから、まったくピュアではありません。
(第一、言うまでもないですが、一般家庭では慣らしようがないですし)

なので、質問者の方が言われる「ピュアオーディオ」が、世間一般の「超高音質志向」的な意味であれば、ある意味とんでもない組み合わせということになります。
ただ、もしかしたら「PA」が「ピュアオーディオ」の略と勘違いされているのなら、謎が解けます。ステージ等のPA用ならこれらの組み合わせはわからないことはありません。

その場合、まずCROWN D-45ですが、日本で使われるなら同製品の日本市場向け製品名である「AMCRON D-45」の方にすべきですね。
これはもうお調べになってるだろうと思いますが、CROWN D-45はアメリカ仕様の120V電源構成ですが、AMCRON D-45は日本の100V仕様です。
そして、WEB上でCROWN D-45を売ってる「プロ御用達」と言わんばかりのショップでは、「AMCRON D-45はトランスのうなりが大きい」とか「アメリカ仕様電源を日本で使っても問題無い。むしろCROWN D-45を日本で使う方が音がよい」などと言ってますが、これはあんまり信用できません。
一時期、AMCRON D-45のトランスに問題があって、一部で回収騒ぎがあったのは事実のようですが、最近のAMCRON D-45では、私はほとんど悪い話は聞いたことがありません。
むしろ、日本でCROWN D-45を売ると言うことは、100%そのショップの並行輸入品なので、むしろ仕入れ先の氏素性が非常に怪しく、私ならそういうショップは怖くて買い物したくないですね。日本の電気用品安全法等をクリアしてるかどうかもわかったモンじゃないですしね。

話変わって、PAアンプとしての音質を論じるなら、確かにAMCRON D-45の方が(感覚論ですが)上だと思いますが、まずスピーカがJRX115程度であれば、個人的にはA500とそんなに差が出るとは思いません。というのは、PAスピーカとして、JRX115がそんなに音の良いスピーカというわけではないからです。JBLブランドの中でも「最も廉価」と言って良いモデルですから、PA界では「値段なりの音」として有名です。これは私の個人的な評価ですが、似た価格帯ならBehringerのB1520の方が音がよいと思います。WEB上ではJBLというブランド名だけで「音がよい」ような評価をする人が多いですが、本当に音を聞いた人が果たして何人書いてるんだか、私としては疑わしい限りです。

特に、D-45のWEB上の記事で「ダンピングファクターがどうのこうの」「世界中のスタジオで使われてるのどうの」という記事がいくつも見つかりましたが、スタジオの件は私は真偽を知らないものの、それが本当なら「スタジオ用」として定評があるわけですから、スピーカもスタジオ用にしないと真価が出ませんし、JRX115のあの腰のないウーハーでは、ダンピングファクターの値が良かろうが悪かろうが、そんなに強い意味は持ちませんね。

そして、PAで使うのであれば、D-45とA500のどっちを選ぶかというと、音質云々を論じる前に、先に会場の大きさを考えるべきです。
D-45は、たかだか片チャンネル35W(4Ω)です。A500は230Wです。
小さいホールでもPAなら、片チャンネル100W以上の余裕は欲しいところ。使い方にも会場にもジャンルにもよりますが、たった35Wでなんとかなるのかどうか? パワーが足りなきゃ、D-45は単純かつ純粋に「使い物になりません」

よって、ピュアオーディオとしての見方でも、PAとしての音質を語るとしても、どちらにしてもまず本当の業界人や経験者の土俵に「ベストチョイス」として出てくることは無い組み合わせです。

だから、どなたも回答のしようがないのだと思います。

一応、別の本業があるので「アマチュア」ですが、PA現場歴はちょっとばかし経験のある者です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答大変ありがとうございました。私としましても的確な質問では無かったかとあきらめていたところです。まず最初にクラウン及びアムクロンD-45についての素性やPA業界の状況等を大変良く知ることができ、感謝いたします。また私感で某有名サイトなどと曖昧な表現をしましたことについてお詫びいたします。ところで私自身、そこまでオーディオの世界に深入りしているわけでもないのですが、それでも管球でダイヤトーンのフルレンジを鳴らしたり、サンスイでJBLの4312系を鳴らしたり、休日にはオーラトーンにBGMを奏でさせたりという気ままで気楽なオーディオライフを送っております。またかなり昔の学生時代、ラムサを中心としたPA屋さんでコンサート会場セッティングのアルバイトもしていました。そして最近ひょんなことから知った「プロケーブル」さんのサイト、ここでは俗に言う超高級オーディオ機器をバッサリ切り捨て、真の生音を追求するコメントが掲げてあります。結構過激な内容ですが、それを実践されたマニアの方の反響がもの凄く、安い物だしものは試しとばかりにまずJBX115を購入しました。おっしゃるとおり最初はなんと腰の無い低音がボアボアとしたとんでも無いスピーカーだと思いましたが、部屋に合わせて位置や角度を調整したところ低音も締まり、そのうえ今まで使ってきたスピーカーでは絶対出せなかったかなり生々しい音を出すことに成功しました。それでは次に推奨アンプをと思った矢先、今度はD-45よりA500を推奨するコメントが別サイトに掲載されていたため今回の質問に至った次第です。私自身最初は所詮PA用と少し侮っていましたが、もう暫くPA機器でピュアオーディオ再生の可能性について楽しんでみたいと思います。今回はありがとうございました。数々の情報をいただき重ねてお礼申し上げます。

お礼日時:2007/11/17 09:27

下らぬ投稿にお礼をいただいたので恐縮ですが…



私の投稿で「プロ御用達といわんばかりのショップのWEB」と表現しましたものの代表格が、他ならぬ質問者の言われるショップのWEBです。
実のところ、あまりにも中身が馬鹿馬鹿しくも可笑しいので、ここは隅々まで読みました。内容のめちゃくちゃ面白いと思いましたが、内容的には「眉唾物ですらない」明らかに誤った記事が多く(すべて間違いではない=つまり、どこかからのパクリ記事ばかり集めて構成している証左)、何より評価レビューが、見ていると同一人物が書いているのが明らかなものも多数…というか、そもそもユーザーがオープンに投稿できるコーナーすらない。すべて運営者の恣意で掲載されている…と見て取れました。

典型的な「中年~団塊世代狙いのアオリ商法」ですね。

もし、質問者の方が私の友人で、きついことも言える仲だとしたら、私が真っ先に突っ込むのはJRX115です。「よりによってそれ買うか?」などと言い放ってしまうところです。もちろん、私はPA現場で何度も使ったことありますので、家庭オーディオ用に使ったらどんなことになるか…という点については経験による意見があるが故です。

例の某サイトにも、「プロ用ケーブルや機器を使わずして至高の音は…」みたいなことが声高に書かれていましたが、プロ音響現場では、「音がよいからその製品を使う」という単純な理由ではケーブルや機器を選定していません。マイクケーブル1本取っても、ほとんどの現場ではカナレ製が使われますが、音そのものならもっと良いケーブルはごまんと有るのです。ただ、
・音(必要十分)
・耐ノイズ性等の付加性能(かなり高レベル)
・耐久性(かなり高レベル)
・価格(むしろ安い)
・入手性(大変良好)
といった総合評価で、カナレ製がダントツによいのが、よく使われる要因です。音自体は、十分な性能はあるものの、これがベストというわけではありません。ベルデンも状況は似た様なものです(国内ではカナレより相当高いからあまり使われないだけ)

アンプでも、D-45もA200も含めて、PA用というのは総じて高域特性はある意味「わざわざ悪く」作ってあります。PA現場では機器間で高域の「発振現象」が起きやすく、これが発生すると機器が壊れますので、「発振しにくいように=高域特性を落として」設計されているものです。だから、JRX115など50~12.5KHzしか再生帯域が無くて良いのです。それでも12.5KHzで打ち切りというのは、事実すごく高域が詰まった音で、PA現場でも「高域の音が汚いスピーカ」として逆定評があるところです。
それでも、PA現場ではとにかく客席に音を提供するのが、他のどんなことよりも至上命題ですから、過酷な条件でも確実に大音量を出せるという点では、JRX115も十分に及第点なわけです。プロが音がよいから使うのでなく、過酷な現場でも確実に及第点ギリギリの音が出る…という点を評価して選んでいるのです(価格もありますけどね)。

そのようなことで、某サイトで言われている「プロが選ぶ物でなければ高音質にあらず」論は、はっきり大間違いです。プロは音以外にも…というか、音が少し悪くても耐久性等の方がもっと大切という場合も多く、それらを総合して機材等を選定しているのであって、プロ用=高音質という図式が完全に満たされるケースの方が、むしろ希なくらいです。もちろん、絶対に譲れない最低限の音質というものはありますが、最低限の音質がOKなら後は他の音以外の要因の方で選択するのが普通ですね。

それでもJRX115は、商品ランクとしては「アマチュア用」で、私くらいのレベルの人間が使う物です。それで飯食ってるプロは、よっぽどギャラの安い現場でなければ使いません。理由は繰り返しですが「音がそんなに良くない」からです。

お礼文を拝見していましたら、質問者の方にとっての「生音に近い音」というのは、楽器そのものの音ではなくて、ライブ会場のPAを直接聞いた感じの音ってことなんだろうなと思いました。私もそういう音が好きが高じてアマチュアPAをやっている部分がありますので、そこはお気持ちはわかります。
でも、上の私の考え方が当たらずとも遠からずなのだとしたら、その音こそが他ならぬ「所詮PA…という音が好き」という意味になるのだがな…とも、私は思います。
その志向の限りでは、家庭にPA用機器を導入するのも有りかと思います。実際、私もPCでDTMをやる時のモニターはヤマハの小型PA用、アンプはROLANDのPA用です(まぁ、PA用で使わなくなった機材の流用という面もありますが)。

そういうわけで、質問者の方の志向は私としてはわからないでもないですが、某ショップの推奨の仕方は、私の経験(ピュアでなくPAの)からは「ちょっと違うぞぉ」という感想です。

なお、現状のスピーカで行くならば、私はA500の方が合うと思います。
ただ、スピーカ自体が、ある程度パワー入れないと本来の音で鳴りませんから、家庭での設置でA500の能力を十分に出せるかどうかはわかりませんが。

ついでに…
某ショップのJRX115用のスタンドは、間違っても買わないように。
ホームセンターで売っている部材で、ペア5千円もあれば誰でも簡単に作れる代物です。実際、PA現場で角度調整のために、同じような物をホームセンター部材でその場限りで作ることが良くある代物です。そのテクニックをパクって馬鹿高い値で売っているな…と、あきれかえりました。
あれには音を良くする効果はありません。スピーカの音の方向を変えるためだけの代物です。

辛口ですいませんが、余りにも気になったので…
    • good
    • 5
この回答へのお礼

ご返信及びご指摘ありがとうございました。あのサイトに関しての反対意見等も結構ネットで見かけますし私自身決してあのサイトの虜になっている訳ではないのですが、あのサイトに書かれているコメント内容はともかくとして評価レビューにからくりがあるとしたら、う~ん、これは私が「うかつ」でした。私の元々の発想がオーディオにあまりお金をかけたくないというところにあり、あのサイトがそんなに暴利をむさぼっているとも思えなかったので推奨のJBX115を購入した次第です。最初の音出しでPA用としてもそんなに評判は良くないだろうなというのはだいたい想像がつきました。ただひとつ、かなり癖のある(悪い?)音が自分であれこれしているうちに良くなっていったのは事実であり、そこのところは十分に楽しめましたし今まで使ってきたスピーカーには出せない音が出たというのも事実です。まあこれら全てが私一人が感じたところであり自己満足の世界なのですが、購入して悪くはなかったと思っています。前回書いた「もう暫くPA機器でピュアオーディオ再生の可能性について楽しんでみたい」というのは決して受けた情報を鵜呑みにすることではなく、自分流であれこれ楽しんでみたいという意味です。そのひとつがあのサイト推奨のD-45ではなく安いA500の選択といったところにあります。スピーカースタンドは全く自分流で作成しましたしその結果に満足しているので他の物を購入する気はありません。自分で考える部分もないとオーディオ自体が楽しくないからです。と、まあいいわけがましく書きましたがご指摘の部分、大変参考になり感謝しております。でもやっぱり気になる部分であり自分流の「PA機器でピュアオーディオ再生の可能性を楽しむ」ためA500の方を購入したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/17 15:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!