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過去の質問を見たのですが、私の知りたいこととちょっと違っていたので、新しく質問させていただきます。

以前、朝日新聞の読者のお便りコーナーで見た記事なのですが、、、
「近所の農家から葉物野菜をもらったが、その時に
『農薬を使っているから、水に4時間(この何時間かの記憶はちょっと不確かです)浸けて、
洗ってから食べて』といわれた」との記述があり、
それを読んで以来、私もそうしてきました。
調理までの時間が許せば、1~2度水を換えながら2~3時間は浸けておき、最後に流水ですすぎます。

でも、ふと、たとえ水に農薬が溶け出したとしても、
それを再吸収してしまうことはないのか、と疑問に思いました。

過去の質問を読んでみると、水で洗っても洗剤で洗っても農薬は落ちないから、さっと水洗いするだけのほうが風味も落ちず合理的だというアドバイスが多かったのですが・・・。
浸け置きが無駄であれば、栄養面からも洗うだけにしておいた方がよいのだろうなと思いまして・・・。

実際のところ、どうなんでしょう。
農家の方は、自家消費用に出荷用とは別に栽培している方も多くいらっしゃると聞いたことがありますが、
出荷用で余ったものを自宅で召し上がる場合、どのように洗っていらっしゃるのでしょうか。

どなたかアドバイスいただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに野菜は生協のものだけを食べています。国産ですが、無農薬や有機栽培のものばかりではありません。

A 回答 (6件)

現在の農薬は病虫害に対して選択的に効き、ヒトに対する毒性が低いものになっています。

野菜の種類ごと・農薬の種類ごとに、使用回数や使用量が制限されており、出荷前の一定期間は使用が禁止されています。また、分解性も早いので、残留基準値を超える農薬が検出されることはほとんどありません。

さらにいえば、農薬の残留基準は極めて厳しい値が設定されているので、仮に残留基準の何倍も超過していたとしても健康に影響はありません。

農薬のポジティブリスト制が導入され、具体的な残留基準が設定されていない農薬は一律0.01ppmという基準値が適用されます。0.01ppmが具体的にどの程度の濃度かというと、1ccの農薬を一般の家庭用浴槽(200リットル)の100杯分の水に溶かしたのと同じ濃度になります。小さじ(5cc)×2杯の農薬を、長さ50m×幅20m×深さ1mの水泳用プール1杯の水(1千トン)に溶かしたのと同じ濃度です。

具体的に言うと、ほうれん草に使われるクロルピリホスという農薬の残留基準値は0.01ppmです。体重50kgの人が毎日0.5mgを一生涯に渡って食べ続けても安全とされる量です。
仮に、基準値の2倍のクロルピリホスが残留したほうれん草(1束約200g)×125束を毎日食べ続けても、健康上の問題は発生しないという計算になります。
数年前、中国産の冷凍ほうれん草から残留基準値の180倍(1.8ppm)のクロルピリホスが検出されて騒ぎになりました。こんな極端なケースでも、一生涯毎日食べ続けるのでなければ特に問題はありません。

ということで、
残留基準内の農薬が残留していたとしても健康上の問題はないし、家庭で数リットルの水に数時間浸しておくことが数値的に意義があるというものでもありません。
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この回答へのお礼

何度もアドバイスいただき、ありがとうございました。
しかもとても詳しくて、
いままでの漠然とした不安が吹き飛びました。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/11 18:09

農薬は私も注意してますがザブザブ水で洗うだけですね。


農薬問題がすごい中国なんかは農薬のついた野菜を洗う洗浄剤なんかが売られてますよね。
http://toraken.co.jp/SHOP/1222.html
使ったことありませんが、どうしても気になるならこういったものを使ったらどうでしょうか~?
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この回答へのお礼

アドバイス、ありがとうございました。

農薬を落とすために何かを購入するよりも、
やはり地場で、信頼できる商品を購入することが
いちばんの自衛策だと、あらためて思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/11 18:05

根から吸いあがったものなどは、


どうやっても抜けはしないと思いますが、
一般的に農薬といえば、
スプレーなどで散布して、
葉物野菜や果実などが害虫に喰われないようにするためのものです。

いずれに使っても、効果は、
「次の雨が降るまで」
って感じです。

従って、散布してある大半は、
ざっと流水で流せば、落ちてしまうと思われます。
厳密には、残留しているでしょうが・・・・・・。

キャベツや葱などは、一皮向いて、
大根やキュウリ、トマトは、ざっとこすり洗いすれば、
「人間へのインパクト」としては、
「農薬以外のインパクトと同等以下」
にはなっているのではないでしょうか。

個人的には、(避虫)農薬より、防腐剤が怖いです。
これは、内部に浸透しないと効かないでしょうから、
色々な手段で浸透させているはずです。

洗っても、浸けても、落ちないでしょうね。

外国産の本来いかにも腐りそうな野菜が、
平気で長持ちしているのは、
とても不自然です。
高くついて大変ですが、
地産地消(地場野菜を食べる)を心掛け、
まじめな農家を助けるようにして行きたいと思っています。
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この回答へのお礼

アドバイス、ありがとうございました。

葉物に使う農薬とは、実質そのようなものだったのですね。
たしかに防腐剤、防かび剤は怖いですね。

地場で、信頼できる商品を購入することが
いちばんの自衛策だし、
良心的な生産者のサポートをすることにもなると、
あらためて思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/09 10:54

小規模ながら、野菜を作っているものです。


ご質問を拝見して、ちょっと神経質ではないかなという印象を受けました。
お答えを先に申し上げるならば、「さっと水洗いするだけのほうが風味も落ちず合理的」ということになります。
言うまでもありませんが、農薬には「残留農薬基準」というのが法律で決められており、万一違反した生産者は出荷停止、それこそ「死活問題」となります。
したがって、生産者としては農薬を使用するにあたり「使用基準」を遵守しております。「使用基準」を守っている限り「安全」ということです。
参考URL
http://www.fsic.co.jp/fruits/zanryu/zanryu1.htm

また、「水に4時間(この何時間かの記憶はちょっと不確かです)浸けて、
洗ってから」という根拠もよく理解できません。
もともと「残留農薬基準」を満たしていれば「安全」ということですから・・・。

「農家の方は、自家消費用に出荷用とは別に栽培している方も多くいらっしゃる」
これは、出荷用として栽培している以外の野菜を自家消費するために別に栽培することはあります。この場合、どうしても管理がおろそかになりがちで、農薬の使用時期をのがしたりして品質は悪いですね(笑)。
出荷用を自家消費するときは、当然ながら農薬を使った日がわかっていますから、「使用基準」を満たすまで日を空けてから使っています。

今の時代ですから、お気持ちもわかりますが生産者としては、信頼されるように努めるしかありませんね。
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この回答へのお礼

アドバイス、ありがとうございました。

なるほど…。聞きかじりの情報ほどいい加減なものはありませんね。
読者の投稿とはいえ、
朝日新聞に掲載されているものだったので、
なんとなく信じきってしまいました。反省です。
実際にお仕事で野菜作りをなさっている方からのご意見は、
大変参考になりました。

たしかに私も神経質すぎたかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/09 10:49

“電解還元水”なる機能水で食品から黄色いものが浮き出してくるのは、


たんに植物に含まれるフラボノイド系の色素がアルカリに反応しただけ。
http://www.seikatsu.city.nagoya.jp/test/h14/08.htm

“マイナスイオン水”とか、“活性酸素水”とか、いわゆる「ニセ科学」の胡散臭い水商売ネタは尽きないようです。
高価なナントカ還元水を愛飲していたという政治家もいましたが。
http://www.google.co.jp/search?q=%e9%9b%bb%e8%a7 …
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この回答へのお礼

ご親切におしえていただき、ありがとうございます。

ずうずうしくてすみません。もし水に溶けた農薬が再吸収されてしまうかどうか、ご存知でしたら教えてくださいませんか。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/12/08 10:23

こんなものもあります。

ご参考まで。

参考URL:http://hiramekikojo.com/saladawash/index.html
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この回答へのお礼

ご親切に教えていただきありがとうございました。
特別なものを使用するのには抵抗がありまして・・・。

お水だけでは農薬は落とせないものなのでしょうか。
農家の方は、どのように召し上がっているのでしょうね・・・。

もしご存知でしたら教えてください。
ずうずうしくてすみません。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2007/12/08 10:25

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