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こんばんわ。
高校で世界史を勉強しているのですが、「教会の世俗権力化」という言葉があるのですが、どういう意味でしょうか。
辞書で世俗を引いたのですが、いまいちピンときません。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

平たく言えば、精神世界を司るべき教会が、


人間の支配に関心を移したということであって、
要するに、教会が領主や王のように振舞いだしたということです。
それが世俗権力化ということの意味ですね。

実際、中世の教会では、
聖職者の中にも妻帯者や愛人、子供(私生児も)がいる者も多く、
また大司教などの聖職が、政治的理由で国王などの子息に
与えられたりして、信仰をそっちのけで
政治にうつつをぬかしていたわけで、
大聖堂の建設や地位を買うために借金して
それを返済するために免罪符を発行して売り出したことが
宗教改革に火をつけることになるわけで、
堕落しきっていたということですよ。
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 一番大きな世俗化は、領主達の領地寄進によって、所有地が拡大し大司教(教区の教会トップの聖職者。

ちなみにローマ大司教=ローマ教皇)が、普通の領主としての立場を併せ持つようになりました。

 その結果、神聖ローマ帝国などでは皇帝を選ぶ七選挙候(=七人の大貴族)のうち、3人はマインツ・トーリア・ケルンの大司教でした。
 イタリアでもローマ教皇軍は、領土の支配権をめぐって隣国と戦いを行うことも普通でした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%B8%E5%B8%9D% …
 選挙候
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC% …
 アレッサンドロ6世
 
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この回答へのお礼

みなさん、詳しい回答や、参考サイトの紹介、ありがとうございます。
よく分かりました。

お礼日時:2007/12/18 23:57

教会の世俗権力化は、教会(日本などでは仏教界も)が、実際世間を支配する側になり、聖職界だけではなく、一般社会にも影響力を持つようになる事を言います。


具体的には、政治権力を握ったり、直接支配したりする事を言います。

中世ヨーロッパで、教会が世俗権力を握るのは、西ローマ帝国の崩壊直前のころからです。
フン族がローマに迫った時、皇帝達の世俗権力者達が逃げ出してしまい、教皇レオ1世がフン族と交渉し、ローマを略奪から守ったため、一般庶民は、世俗権力よりも聖職者をしたうようになった事がはじまりです。

その後フランク王国のピピンによる教皇領の寄進が先例となり、世俗諸侯の教会・修道院への寄進が行われるようになり、教会や修道院が領地を持ち、直接住民を支配する構図ができあがります。

諸侯による教会・修道院への寄進には、領地が分割相続できないため、次男以下への相続の意味もありました。
(次男以下の子を修道院長や司教としてその教会・修道院への寄進という形で実質的な遺産相続または一時金を与えたのです)

そのため、能力な修道院や教会は、世俗権力諸侯と同等の力を持つ事になります。それを世俗諸侯に対して聖職諸侯と言います。

その聖職諸侯は、聖職者が優先するのか諸侯が優先するのかで、皇帝と教皇の間で対立となり、聖職者叙任権闘争が起こります。
(聖職者は教皇に任命権があり諸侯の場合皇帝に任命権があるため、自分に有利となる者を互いに任命したかったため)
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http://www3.starcat.ne.jp/~bp-mbc/annai.html

http://members.jcom.home.ne.jp/tamach/watanabe/0 …

カソリックは中世に世俗的権力とのつながりを強く持ちすぎたのです。
上記サイトを読んでください。
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教会=つまり牧師さんなど宗教関係者は


世俗=いわゆる世間一般、この場合は政治などの権力に介入してきたということです。
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