性格悪い人が優勝

12月23日付日経新聞によれば、世界の損失が10兆円とのことです。サブプライム関連の金融マーケットは、ゼロサムの世界ではないのでしょうか。もしそうであれば、巨額の利益を手にした当事者がいると思いますが、どういう機関・会社が、得をしたのでしょうか。

A 回答 (2件)

私もそう思います。

日本の土地バブルにしろ、2000年のITバブルにしろ、あるいは今回のサブプライムローン問題はみんな、総資産価値が下がったわけで損をする人が多いはずです。そう意味で言えばゼロサムゲームではないと思います。

たとえば、日経平均が1%(約155円)下がる日は、ディートレーをしている連中は、負けたやつが勝ったやつにお金を払うわけでその中はゼロサムゲームかもしれません。しかし、時価総額が1%約5兆円の価値がはげていくので、投資家全体は損すると思います。これと同じ理屈ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

なるほど。ゼロサムではなく、総資産価値の下落により多くのプレーヤーが損失を蒙るわけですね。するとこれからも、いろんな機関による莫大な損失の計上が続くということですね。大変有難うございました。

お礼日時:2007/12/27 16:58

サブプライムローンはよく知られたババヌキです。

日本であった土地バブルにもうちょっと金融工学の味付けをしたものです。

バブルははじけた瞬間に資産を持っている人が損失を被りますが、そのちょっと前に資産を全て現金に変えてゲームから「降りた」人が利益を確定しているはずです。

あと、サブプライムローンのバブルははじけるのがほぼ確実でしたから、逆張り投資をして儲けたところもあります。

資産の転売で一時的に生まれた現金により、アメリカの景気はかなり良くなっていました。おかげで日本のメーカーの北米売上は伸びていたので、間接的には日本が「リスクなくサブプライムの恩恵を受けていた」ともいえます。

この回答への補足

早速のご回答、有難うございます。
住宅ローン債権を貸し手が債権化したものが、はじけるということは、住宅相場が下がり、ローン借り手が、住宅転売も出来なくなり、ローン返済が不可能になる。貸し手が担保物権を売却しても、元本回収ができなくなり、お手上げとなる。その損失総額が10兆円程度と見込まれる。こういうことなんでしょうか。

補足日時:2007/12/25 19:01
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