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カテゴリーがわからないので経済の方にも質問させていただきました。

他国と比べて日本には資源があまりありません。そんな中で日本の化学工業が今は中国に抜かされたとはいえ、かつて世界第二位の国であったのはなぜでしょうか?

また、中国に抜かされてしまった日本は今後世界の国々とどう戦っていけばよいのでしょうか?みなさんの意見をお願いします。

A 回答 (5件)

No.2です。

 例えば液晶テレビですが、テレビそのものや、液晶パネルは台湾、韓国、中国で多く作られていますが、液晶材料そのものは、ドイツのメルクと日本のチッソで世界市場をほぼ100%押さえています。 また、液晶パネルに使われる偏向フィルム、輝度向上フィルム、ガラスなんかもほぼ日本メーカーの独占です。 更に、今の航空機に欠かせないカーボンファイバーも日本企業しか作っていません(作れません)。 日本の化学工業が無ければ、世界の人は薄型テレビを見ることも出来ないし、ボーイング、エアバスの飛行機も飛ばないのです。
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この回答へのお礼

No,2の回答と併せてお礼を申し上げます。

資源はなくてもその技術力の高さで勝負していけばよいのですね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/26 22:36

・高付加価値、高品質、独自性の強い製品の持続的創出


→安物という土俵でガチンコ勝負はしない。

日本の化学メーカーが国際競争力を高めるためには、これしかないんじゃないかと思っています。

立地条件と母体の大きさでは、今後も欧米に勝つことは期待薄。
(住友のラビーグ計画や、M&Aの流れはあるにしても)

日本は、本来ものづくりに長けた国であり、良い製品を作ることに
関しての国際競争力は◎です。

が、残念なことに化学品に関しては、事業戦略に問題があったため、
日本の優位性が保てなかったのだと思います。
(過去形なのは、現在の日本企業は戦略の建て直し中だからです。)

なので、他の回答者さんの意見にもありましたが、中国に勝った、
負けたは視点の違いだけであり、日本の化学工業の未来は、決して
暗いものじゃないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

つまり大量生産という土俵ではなく、高品質、新製品の開発という土俵で勝負すれば決してほかの国々にひけをとらないということですね。量より質という考え方でしょうか。

お礼日時:2007/12/26 22:44

中国系化学メーカーの追い上げに対しては、未だ余裕があるのは、概ねNO2さんの指摘通りかも知れませんが、例えば自動車などの他の業界と比較した時、欧米系化学メーカーとの売上等の面で引離され過ぎているのが、日本の化学メーカーの特徴でもあり、将来も含め積み残し課題でしょうね。



http://www.tbr.co.jp/pdf/report/ind_b005.pdf (図表4)
http://pubs.acs.org/cen/business/8229/pdf/8229bu …
又、上掲URLのランキングでも(製薬専業メーカーを除く、狭義の)日本の化学メーカーは、三菱化学が2002年に7位(2004年には9位)の座にあるに過ぎません。

http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/stfc/stt0 … (図表8)
尚且つ、上掲のURLでの薬品メーカーの(2001年当時)のランキングではTOP10以内に日本の薬品メーカーの名は絶無で、武田薬品工業がの15位が精一杯と言う按配な訳です。

かくして、「(製薬メーカーと(狭義の)化学メーカーとを勘案した)総合ランキングでは日本の(製薬も含めた)化学メーカーの中での日本勢の立場は残念ながら弱くならざるを得ず、この点での戦略強化を図って行きつつ、中国系メーカーとの近未来的競争にも備える」のが肝要と言う気がしてならぬのですが、如何でしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

日本の製薬業界には課題が多く残っているのですね。

お礼日時:2007/12/26 22:41

確かに2001年の時点では日本の化学工業品出荷額は2,130億ドルで、4,540億ドルの米国に次いで世界第二位でした。

 因みに当時中国は1,108億ドルで、独に次いで世界第4位でした。 今では出荷額は中国に抜かれているでしょうが、もともと日本の化学工業はバルク物は得意ではなく、研究開発費に金を掛けた先端技術に強いのが特徴です。 日本はノーベル化学賞の受賞者を4人も出しています。 アジア人でノーベル化学賞を受賞しているのは他に台湾人(国籍は米国?)の李遠哲だけです。 化学品はキロ数十円のバルク物からキロ数百万円の極めて高価なものまであります。 日本が得意なのは少量でも高価で利益率も高い分野です。 金額だけで中国に抜かれたからと言って、何も悲観することなどありません。
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>そんな中で日本の化学工業が今は中国に抜かされたとはいえ、かつて世界第二位の国であったのはなぜでしょうか?



日本はこと化学工業においては欧米諸国の後塵を拝し、二位どころかずっと番外でした。見るものがあるとすれば、多少の医薬と電子部品用薬品でしょう。
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