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こんにちわ
今学校でステッピングモータについて学んでいるのですが、5相ステッピングモータが他の1相や2相よりも良い点や励磁方式などを教えていただけないでしょうか?

A 回答 (2件)

現在国内で販売されている5相ステッピングモータはオリエンタルモータ、山洋電気、多摩川精機等が販売しているベルガータイプのハイブリット5相ステッピングモータが主流となっております。

(以前はIHI、日本パルスモータ等が販売していた物も有りました)。
上記の標準タイプは5個の巻き線より各2本の線を出したもの(リード線が10本)が基本ですが、現在は省力化や配線の手間?等の関係で5本のリード線を出した物が主流となっております。しかしながら、見かけは同じ5本のリード線でも内部の結線方法にて現在は概ね3種類の結線方式が有ります。1番目としてはオリエンタルモータ等の5本リードタイプ、これは内部でaコイルの一端とcコイルの一端を接続、cコイルの他方をeコイルの一端と接続・・見かけ上は5角形のペンタゴン結線となります。2番目としては山洋電気の5本リードタイプ、これは内部でaコイルの一端とbコイルの一端を接続、bコイルの他方をcコイルの一端と接続・・見かけ上は5角形のペンタゴン結線となりますが、電源側よりみたコイルは1番目のオリエンタルタイプが2個のコイルが直列になった物が、並列接続されているのに比較して、山洋電気タイプは
電源側より見ると4個のコイルが並列に接続されております。(共に4相励磁状態の場合)、3番目は5個のコイルの片方を1カ所で短絡して、他方の5本をリード線として引き出している方式です。
いずれの方式でも2相モータの乱調帯(振動が非常に多い周波数領域)はなく、比較的スムーズに回ります。また、無負荷時の角度誤差は2相モータの様に2個のコイルのバランスで決定するために、ロータとステータの形状による影響が大きいのに比較して、5個のコイルの合成トルクによる誤差となるので、誤差が比較的少なくなりやすいです。
欠点としては、回路が複雑な為にコストが高い?事です。
通常の2相モータ(1.8°タイプ)でも5相モータ(0.72°)タイプでも
ホールディングトルクに近い力をシャフトに加えると最大で1.8°のござとなります。角度精度を求める用途には出来るだけ負荷トルクに対してホールディングトルクの大きい物を使用する必要が有ります。
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2相モータでは、ある周波数領域で振動が大きくなりやすい現象がありますが、5相では振動が小さいという特長があります。


欠点としては、特許の問題などあって作っているメーカーが少ないこと、ドライバー回路が複雑になることなどがあります。

参考URL:http://www.orientalmotor.co.jp/support/technical …
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