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仏教の法要は通常49日忌(又は35日忌)、1周忌、3回忌、7回忌、13回忌、17回忌、23回忌、27回忌、33回忌、(50回忌)などの決まった年回忌ごとに行うことが通例ですが、家族・親族に重病者や不在者がいたり、どうしても都合がつかない場合、或いは気がつかず命日が間際になってしまい、予定が立てられない場合など、別の機会に回すことは致し方ないでしょうか?

通常、年回忌の命日の前に法事をするものだと言われていますが、当分開催が困難な場合、数カ月後や1年後の命日前或いは定められた年回忌と異なる例えば30年目(「29回忌」に相当)、或いは夫・妻・親・子の年回忌などに一緒にしても許されるものでしょうか? 
或いは、お寺さんと来られる人だけにでも命日前に来てもらい、お経をあげてもらうのがいいでしょうか?

私はカトリック信者ですが、本家の人間であり、いつも年回忌にはお寺さんと親族を呼んで、先祖の法要を励行していますが、今回の祖母の27回忌に限り、命日の間際になってしまい、又どうしても都合がつかず、命日以前に法要を挙行することは困難になっています。

(因みにカトリックの場合は、10年祭、20年祭など10年ごとに行うことが多いようですが、3と7がつく仏教式の年回忌に合わせて法要をしてもOKですし、その他いつでも特に定めはありません。)

たまたま、次の月には、叔父の33回忌が、いとこ(叔父の長男)の主催でありますが、その時に祖母の27回忌(命日を過ぎていますが)を一緒にお願いする訳にもいかないでしょうし、困っています。(一緒にやる場合は祖母の法要部分の施主は本家の私になるでしょうが、一つの法要を切り分けるわけにもいかないでしょうし・・・)

又、私は、カトリックだからといって、仏教式の法事を行うことに何の矛盾も感じていませんが、もしこだわるような人の場合、他の直系以外の人に、先祖の法事の施主をお願いすることになるのでしょうか?

色々質問が多くすみませんが、答えられる部分だけでもお願いします。

A 回答 (2件)

曹洞宗の僧侶です。



13回忌以降の年回忌法要を行うのは日本だけで、仏教よりも道教の影響が強い習慣です。
また、どの伝統仏教の宗派教団の教えにも「年回忌は欠かさず正確な暦年によって行わなければならない」というものはありません。
年回忌は該当年の命日より前に、というのは「できればそうした方が良い」「できるだけそのように心がけてほしい」というような意味合いで、何らかの理由で都合がつかなければ、それ以外の方法(周年遅れや次の年回忌に飛ばすといった方法)で行われてもやむを得ません。
あまり深刻に悩まれることはないと思います。

仏教以外の信仰をお持ちの方が仏式の法要を主宰されるのは、「信仰」の点から疑問を抱く方もいるかもしれません。
しかし、日本には古くから「家の宗旨と個人の宗旨は異なってもかまわない」という考え方もあります。個人の信仰とは別に「お家の宗旨による先祖祭祀の行事」として仏式の法要を主宰されても、それが直ちに間違いであるということにはなりません。
これもあまり深刻にお考えになる必要はないと思います。

この回答への補足

後続の回答がないので、締め切ります。
お待たせしましたが、ポイントを付けさせていただきます。
有難うございました。

補足日時:2008/02/04 23:51
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この回答へのお礼

専門家であられる和尚さんのお答をお待ちしていました。

我が家の元々の宗教は曹洞宗で、偶々ご縁があってカトリックになっただけで、私の気持ちの中では、異なった宗教に二股をかけることには何の抵抗もありません。却ってこだわることにこそ大きな違和感を覚えます。私にとっては、特定の宗教ではなく、宗教的な雰囲気そのものに親しみをもつ者です。お寺巡りが大好きですし、坐禅も時々組みに行きます。そんなわけですから、先祖の供養を仏式でするのは当然と考えています。

13回忌以降の年回忌法要を行うのは日本だけで、仏教よりも道教の影響が強い習慣とのこと、初めて知りました。日本の仏教には、いくつか独特の習慣があるのですね。
ある程度臨機応変に考えてよいと伺い、気持ちが楽になりました。
祖母のことは大好きですし、今もいつも、朝晩仏壇に手を合わせていますから、祖母も許しくてくれるのではないかと思います。別の機会に是非盛大に執り行いたいと思います。

お礼日時:2008/01/27 21:13

普通は命日前に行うのでしょうが、命日後でも良いのではないでしょうか。


私の母の四十九日は五十三日目に行いました。
別に親戚から異論は出ませんでした。

人にはそれぞれ事情があります。
きっちり命日前にこだわる事はないと思います。
葬祭業の人が言っていましたが、今は通夜・告別式を正月三が日に行う人が増えているそうです。
少し前までは信じられない事ですよね。

ですから質問者様やご親戚のご都合の良い時に法事を行っても大丈夫だと考えます。
抵抗のある方は列席しないでしょうが。

この回答への補足

後続の回答がないので、締め切ります。
お待たせしましたが、ポイントを付けさせていただきます。
有難うございました。

補足日時:2008/02/04 23:48
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この回答へのお礼

早速有難うございました。
確かに少し過ぎたくらいは許されるでしょうが、私の場合、当分行う目処は立っていません。今回はスキップするのもやむを得ないと思い始めているのですが、その場合、途方もなく先(つまり1年後や3年後や次回の年回忌に譲っても許されるものなのでしょうか?

因みに、故人は私が大好きだった祖母で、単なる義務感から、法事をやっているわけではありません。

お礼日時:2008/01/26 21:25

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