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共振している系(MCK)を抑える場合、動吸振器が有効で、動吸振器の質量を多くしたり、定点理論に基づき最適な減衰にすれば更に効果的である、と振動の本を読んで理解しました。
共振ではなく、強制振動で揺れている系を抑えるためには、どのような動吸振器が良いのでしょうか?
動吸振器以外に強制振動で揺れているものを抑える方法はありますか?
教えてください。

A 回答 (2件)

>ミキサーとテーブルは直接固定されていて防振装置をはさむことができない。



この種の防振は間に防振材を挟んで振動伝達を防ぐのが基本です。


>テーブル(M)とテーブルを支えている脚(K,C)の固有振動数はミキサーの固有振動数と異なるため共振していません

共振の問題ではないとなると、対策は難しいですね。
動吸振器による対策は効果がありません。動吸振器共振現象を利用しているので特定の振動数の振動を低減するだけですので。

また減衰材も大きな変形がないと使えないので、共振状態でない場合それほど大きな変形は生じていないことでしょうから効果は低いでしょう。

振動といっても問題なのは加速度なのか変位なのかにもより採れる方法が変わります。
変位ならテーブルの脚を補強して剛性を高めれば小さくなります。
加速度ならテーブルの重量を大きくしてやれば、相対的に加速度は小さくなります。

力=剛性×変位=質量×加速度
だからです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。また、返事が遅れて申し訳ありません。
”対策は難しいですね”、やはりそうですか。
別のことを検討してみます。

お礼日時:2008/02/16 19:37

建築では制振と呼んでいる分野の質問ですね。

建築では地震動を対象にすることが多いので建築関連の制振の本を読んでみるとよいでしょう。

動吸振器は建築分野ではTMD(TUNED MASS DUMPER)と呼ぶことが多いです。
強制振動で揺れていても建物の固有周期で揺れることが多いので、TMDの固有周期も建物の固有周期に一致させます。

またTMDのおもりを制御して振動を押さえる方法も考えられています(AMD、アクティブ制振)。横浜ランドマークにはこのタイプの装置がつけられています。

また、オイルダンパーなどの減衰装置をつける(建物の場合壁と梁の間や筋交いに組み込んで設置することが多い)という減衰付加方法もあります。

さらに、柱などを補強して固有周期を変更させることにより共振を押さえるという方法があります。免震というのはこのタイプの技術で、長周期化することにより地震との共振を防いでいます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
建築の制振の件、勉強になりました。いろんなタイプの制振方法を教えて頂きありがとうございます。

実際に検討している事例はわかりにくい事象なので、わかり易い事例に置き換えると、テーブルの上にミキサー(ジューサー)のような一定振動数の加振源があり、その振動によってテーブルが振動する。このテーブルの振動を抑えたいのです。(ミキサーとテーブルは直接固定されていて防振装置をはさむことができない。)テーブル(M)とテーブルを支えている脚(K,C)の固有振動数はミキサーの固有振動数と異なるため共振していません。
このようなケースについて、動吸振器に減衰が必要か否か、他の手段があるか、ご存知でしたら教えてください。

お礼日時:2008/02/02 18:44

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