バイオマス、その他の燃料の問題点

石油の枯渇が最近の問題になっていると思います。
そこで、原子力、バイオマス燃料、太陽光発電、燃料電池
などの代替燃料が注目されてきています。
新エネルギーをそれぞれ導入したと仮定した場合、社会の持続性と起こりうる新たな環境問題について、それぞれの技術について教えてください。
よろしくおねがいします。

No.1 回答者： aburakuni 回答日時： 2008/01/29 15:26

原子力は良く言われるように詰まったトイレであり、発生する放射性物質の処分（無害化）方法がありません。

過去半世紀以上に渡り解決策としての「核融合」が語られて来ましたが、その実現を可能と言う学者も無くなりつつあります。
バイオマスについては、農林業生産力をどう拡大して配分するかと言う問題があります。例えばガソリン代替品を目指すブラジルでのサトウキビ生産については、日本の全国土面積の９倍という途方も無い未耕地があり、これはジャングル伐採の問題は無いので、如何に労働力を確保できるかという問題になります。軽油の代替品については、種類によっては却ってCO2を増加させるものもあるようです。
太陽光発電については現在は経済的メリットが余りなく、設備の製造・廃棄の期間によっては環境に寄与したと言いがたいケースもあります。
ただ、今度の４月でなく数年後に電力価格が急上昇する可能性があるので、その場合個人での設置が増えるでしょうが、３０年以上前から進められている事なので、本流にはなりそうにありません。
燃料電池は現時点では化石燃料を利用するタイプが本流であり、新エネルギーとは言い難いものです。