
ドラアイスって二酸化炭素ですよね?
当然、自然にあるものではなく、人工的に作られてるものですよね?
大きなスーパーとか、保存用に無料でくれるところもありますよね?
ドライアイスが二酸化炭素なら、空気中の二酸化炭素をどんどんドライアイス(固形にしちゃって)、南極か北極の寒い地域で、保管すればいいのでは?
もちろん、野ざらしではなく、ちゃんとした倉庫ですが、南国よりかは、寒い地域の方が、保存するのにコストが安いと思ったので。
CO2の排出量は売買できる時代なんですよね?
ロシアとか、カナダとかで、事業にはなってないんですかね?
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
乾燥した(水蒸気をふくまない)空気中に含まれている成分気体を多い方から順番に3つ言うことができますか。
多い方から順に窒素78%、酸素21%、アルゴン1%です。これで100%になります(荒っぽく言う時は窒素4/5、酸素1/5と表現しています)。他の気体の濃度を考える時は少数点以下の細かい数字を問題にしなければいけなくなります。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83% …
二酸化炭素の割合は0.04%と書かれています。古い本では0.03%であると書かれていました。二酸化炭素が増えたと言われているのはこの0.03%から0.04%へ変化したということについてなのです。空気中の二酸化炭素をドライアイスに変えるためにはほぼ100%にまで濃縮しないといけませんね。濃縮にはものすごくコストがかかります。装置、設備とその装置、設備を動かすために必要なエネルギーとです。
空気中の二酸化炭素がこれだけ少ないのは発生する二酸化炭素のほとんどは処理されてしまっているからです。そういうことがなければ金星の大気と同じように一番多い気体成分ということになってしまっているかもしれないのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%98%9F% …以前は1%
地球上では二酸化炭素が気体のままで存在せずに形を変えています。
1つは海の水への溶け込みです。もう一つは植物の光合成です。
その残りが0.04%なのです。酸素は植物の光合成の結果として放出されたものです。植物にとって不要なものだったからですので産業廃棄物のようなものです。それが溜まってだんだんと多くなり、21%にまでなってしまったのです。
世界中に石灰岩の山があります。海の水に溶け込んだ二酸化炭素がさらに形を変えて海底に堆積したものが地上に現れているのです。ドライアイスにして溜めるというのとは規模が違いますね。石灰岩の成分は炭酸カルシウムです。貝殻や動物の骨格の成分がやはり炭酸カルシウムであるということを考えると石灰岩の多くは生物の働きによるものだということができそうです。石灰岩には化石がたくさん含まれているというのは当然だということにもなるでしょう。(海水中の二酸化炭素の濃度と貝殻中の炭酸カルシウム濃度を比べると貝はものすごく大きな割合で濃縮をやっているというのが分かります。カルシウムについても同様です。でも貝だけの力でこれだけの濃縮をやっているのではありません。いくつもの生物の働きが積み重なった結果です。生物濃縮というのは食物連鎖と繋がってくるものです。)
ドライアイスにして溜めるという発想をするのであれば「植物の遺骸は燃やさずにすべて地中に埋めてしまう」ということの方が現実的であるということになるでしょう。枯れた草も落ち葉も一切燃やさないのです。野菜のくずも紙も燃やしません。落ち葉と枯れ草を1トン、地中に埋めてしまうのとドライアイスを1トン地中に埋めるのとどちらが現実的だと言うことができるでしょうか。
燃やすというのはエネルギー資源として利用する場合だけです。
廃物処理として燃やすということをやれば引き換えに何も得る物のない状態で元の二酸化炭素に戻してしまうということになります。生物の遺骸は生物の再生産にも必要です。生物は生物資源をリサイクルしています。問題にしているのは捨ててしまっている生物の遺骸です。
No.6
- 回答日時:
実際の製造コストは不明。
販売価格キロ300~400円から考えれば200円ぐらいかも知れず。
で、そのコストはCO2の収集コストはゼロというのがポイント
化学製品の製造時に発生する非常に高い濃度のCO2をそのままパイプラインなどで使用するので材料費は限りなくゼロに近い。
それでもキロ200円かかると言える。
一人あたりのCO2排出量が10トンとすれば、その全量を<<CO2の材料費ゼロ円>>で製造しても、一人あたり年間二百万円になるけどね。
それにCO2って常に一箇所で発生しているわけではない、人の呼吸器からも、車の排ガスからも、ボイラーからも、それにCO2の濃度はそんなに高くない。
さて、どうやって集める?
だから繰り返しになるが、単なる製造コストの問題ではなく効率的な収集の技術とそのコストだって~の
その上どっかに保管する?
(´д`)もう少し現実味のある事を考えよう。
やっぱり、集めるのも、保管場所も問題なんですねー。
保管場所は、宇宙エレベーター作って、人工衛星よろしく、宇宙を漂うのはどうでしょうか?
太陽光が当たらないところで。
でも、一人あたり200万円はさすがに無理か。
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
>空気中の二酸化炭素をどんどんドライアイス(固形にしちゃって)
どうやって集めるの?
地中埋設の研究は幾分進んだけど、結局のところ低コストでCO2を集める事が最大のネック
今のところ可能なのは、火力発電所など一定の場所で一定量のCO2が発生する場所で収集するしか方法がない。
でも、発電所って地中埋設の適地(炭鉱跡地)からは、大概離れた場所にしかない。
埋設地ではCO2が集まらない、CO2が集まる場所では埋設できない。あ~こりゃ駄目だ。
ドライアイスの製造コスト考えたら、温暖化防止に寄与できるなんて発想は生まれない。
この回答への補足
おお、やっぱり詳しい人はいるものですね。
ドライアイスの製造コストってどれくらいかかるんですか?
たとえば1トン作って欲しいんだけど・・・と発注したら、どれくらいの金額になるんでしょうか?
>火力発電所など一定の場所で一定量のCO2が発生する場所で収集するしか方法がない
というのも、ドライアイスを作る際も、火力発電所付近の二酸化炭素なんですか?
空気中にあるんだからどこでも作れると思いましたが、火力発電所とか特殊な条件がないとできないのですか。
意外とドライアイスって、作るのが特殊で難しいんですね。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
二酸化炭素をドライアイスにするのに高圧のコンプレッサーで液体にする必要があります。
これを動かすのに大量の電気が要ります。つまり温暖化に貢献することになります。
ただ、海底深くに二酸化炭素を送り込むとクライスレート化というかハイドレード化し、
その場に留めておけるのです。
すなわち大量に特に貯蔵装置もなく、安価なコストで貯蔵できると言われています。
シェールガスが話題になっていますが、その地中奥深くに高圧で保存する方法も現れるかもしれませんね。(液化するには30度以下でないとだめなので、寒い地域ならできるも、ないしは、自然に貯蔵されていたものが噴出して、やぶへびになるかもしれませんが。)
維持費や冷蔵費用より、液化するほうが電気を使うんでしょうか?
1キロとか1トン単位だと、いくらぐらいかかるのかな?
とはいえ、何らかのかたちで固形化する方法が考えられているのはよいですね。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
>南極か北極の寒い地域で、保管すればいいのでは?
ドライアイス、すなわち二酸化炭素固体の凝固点、凍る温度は―79度。
北極、南極でも常に―79度を下回るとは言えません。両者とも夏季は0度近くまで気温が上がります。
>もちろん、野ざらしではなく、ちゃんとした倉庫ですが、南国よりかは、寒い地域の方が、保存するのにコストが安いと思ったので
確かに外気温が-79度以上の時は冷却装置を用いて倉庫内を―79度以下に保つ手はありますが、-79を維持するのに値する莫大な電力が当初目的と矛盾します。
つまりその冷却するための電力を作り出すために放出される二酸化炭素を上回る事はないでしょう。
南極の平均温度は-57℃らしいので、22度下げればいいだけ。
少なくとも、赤道直下の島に立てるよりかはコストも少ないかと。
まぁ、南極は商業的な利用がダメだった気もしますが。
それでも、寒い地方で計算に入れてもコスト的に割があわないんですかね?
土地代、設備費用、維持費、ドライアイス制作費でも、CO2売買の金額に及ばないのですか。
もしくは、国営&寄付を募れば、そこそこくると思いますが。
机上の空論ですかね。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
ドライアイスは二酸化炭素を加圧冷却して作ります。
現行では、二酸化炭素を集めて加圧冷却する電力(=火力発電がメイン)の際に発生するCO2量の方が多いので実現には至りません。
太陽光や風力による発電電力がメインになり、南極にドライアイス製造工場を建設すれば可能かも知れません。
現在研究されている技術は、CO2を地中深くの岩盤に溜め込む方法。
CO2の地中貯留の方が実用化は近いと思います。
http://www.rite.or.jp/Japanese/project/tityu/tit …
やはり、ちゃんとコスト計算した結果、割にあわないんですかね?
地中に貯める方法の方が、コスト的には安いと。
ありがとうございました。
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